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2014年11月10日 (月)

ポリオ不活化ワクチン認可の動きについて。(若干改訂版)

既に新聞・TV等の報道でもご存知かとは思いますが、国がようやく重い腰をあげてくれるようですね。
安全性が高く、諸外国ではずいぶん昔から接種が行われているポリオの不活化ワクチンの製造販売承認の申請が、年内にも行われる見通しになったとか。
しかも、あの厚労省が、「出来るだけ早く、H24年度中にも接種開始が出来るように承認したい。」という意向を表明しているらしいです。

何となくポリオの生ワクチンの接種は赤ちゃんの時にするものというイメージが世間一般では罷り通っていますが、実は法律的には7歳6ヶ月迄に2回接種するように法律では定められているのですね。 

ポリオの生ワクチンによる後遺症(いわゆるポリオの予防のために接種したのに、反対に麻痺になってしまった方)の発生は2008年6人、2009年8人だそうです。

どのような形で接種するかについては恐らく現在の3種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風)に付け加えて4種混合になるらしいですが、3種混合を済ませた幼児も存在するわけですから、そういう場合はポリオの不活化ワクチンの単独タイプでの接種ということになります。
つまり、製造販売承認全てに於いて、4種混合と単独タイプと2種類のラインナップが想定されているそうです。
私も色々調べてみたのですが、国内在住でポリオ発症地域に旅行したり在住者と接触したとかのレアケースでもない限り、ポリオに国内で自然感染⇒麻痺等の後遺症となった方は過去30年ほどは居られないそうですね。
 

現段階ではごく一部の医療機関で、個人輸入の形で国内に入って来たものを、親御さんの判断で、任意的な接種を経済的に自己負担でするしかなかったポリオの不活化ワクチンが、定期接種だった生ワクチンに代わって登場するのはホントに待ち遠しいことですね♪生ワクチンよりも接種回数は増えますが、安全性には代えられませんからね。

追記:2014年現在、4種混合ワクチンは生後3ヶ月頃からを目安に定期接種ワクチンのひとつとして認可され、接種されるようになりました。
まだ生産数が少ないので、従来の3種混合+ポリオ不活化ワクチンのパターンを選択せざるを得ない場合もあるようですが、兎にも角にも、ポリオ不活化ワクチンの定期接種に格上げされてよかったです。(2014年11月10日0時00分00秒)

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