家事と授乳のスムーズな両立とは?(クリスマスプレゼント!)
母乳育児を継続していくうえで、頻回授乳がいかに重要かについては、当ブログでも数えきれないくらい書いてきた重要事項ですので、読者のみなさんもよ~くご存知かと思います。
でも、まだ書き足りないことがあるのですよ、SOLANINは。
それはですね、日常生活の家事との両立についてです。
特に就園前のお子さんと赤ちゃんがいらっしゃる核家族では、お母さん1人で複数のお子さんを抱えつつ、家事をしなくてはなりませんね。
旦那さんは気持ち的にはイクメンでも、現実は企業戦士で帰宅は遅いというパターン、あるあるですよね?
で、日中家事をしようと思ったら、さっきまでご機嫌だった筈の赤ちゃんが泣いておっぱいを欲しがる&上の子からお母さん遊ぼうよと誘われる⇒そんなこと言ったって私は忙しいのよ~と叫びたくなる・・・誰でも経験していることなのですが、ホントいっぱいいっぱいな気持ちになることってありますよね?(SOLANINもありました!)
勿論、初産婦さんだって、ご実家の手助け無しで家事をこなしていかねばならず、授乳しながら捗らない家事にイライラしちゃう方も少なくないと思います。
そうそう、そこを何とかする方法をお話したいのですよ!
母乳育児を支援する人たちの間では、ある意味常識なのですが、おっぱいを欲しい時に赤ちゃんが泣くというサインは、赤ちゃんの気持ち的に結構崖っ淵っていうか、追い詰められていることを表しているのです。
なので、おっぱいの消化時間(≒胃が空っぽになっておなかがグーグー鳴る時間)は飲み始めから1時間半~せいぜい2時間ですから、それを頭に入れて家事をしたり、上の子さんの相手をする時間を作ればいいのです。
発想の転換=コロンブスの卵…をパカッと割っていただければよろしいのです。(笑)
例えばですね、「さて、今からお米を研ごう。」というのであれば、全然おっぱいが欲しそうでなくても、眠っていても、先に「んじゃあ、おっぱい飲みますか!」とおむつ交換しっつつ、ベビーサインを出しつつ、おっぱいをあげるのですよ。
さほどヤル気のない場合は、意外とあっさり終わるものです。
要求を先に満たされるとねんねも早いし、ねんねしてくれなくてもご満悦タイムが延長されますから、赤ちゃんにはバウンサーやハイローチェアに座って頂き、家事したり上の子さんと遊ぶお母さんを見守って頂くのです。
そうすると、途中で手を止められることがとても少なくなり、やらなきゃいけないことが捗るのです。
泣いてからおっぱい=要求に応えるタイミングが遅い…から、変に長飲みしちゃうことってあるのです。(汗)
SOLANINは常々、母乳育児支援をしていますという人(特にお偉いさん系)の多くは、とかく学術的なことばかりに偏重して、こういう日常生活に於ける過ごし方というか実践的な知識の普及が足りないのではないか?と思っております。
そこで、この記事を遅ればせながらのクリスマスプレゼントとさせて頂きます。
« 抱き足らない症候群。 | トップページ | これを知っていれば、すっごく助かるヨ★必殺!狸寝入りの見分け方★ »
「☆授乳回数と間隔」カテゴリの記事
- 夜中に起こして授乳する?しなくていい?(3ヶ月)(2016.03.03)
- 母乳1日6回はあげ過ぎと怒られました。(10ヶ月)(2015.07.29)
- 夜間の添い乳は両方からしなくてもいいの?(10ヶ月)(2015.03.15)
- 体内時計が作動する頃なのに、3時間毎の授乳。(4ヶ月)(2015.01.03)
- 家事と授乳のスムーズな両立とは?(クリスマスプレゼント!)(2014.12.25)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
現在、妊娠38週に入り、もういつ生まれてもという状況です。
目からウロコな記事でした(>_<)
遊びたい盛りの上の子はいるし、どうなることかと不安だったのですが
「なるほど~~~」と思いました(^-^)
ありがとうございます♪
2歳11ヶ月の息子もまだまだおっぱい星人です。
このままタンデムになるのかな、と思っています。
こうやって妊娠中も続けられたのもソラニンさんのおかげです。
これからもお世話になります(*^-^*)
投稿: ぴぺ | 2014年12月26日 (金) 13時44分
こんにちは!はじめまして。
なな子と申します。
タイミングは少しずれてしまいましたが、こちらのクリスマス記事に、そうそう!と納得してしまいましたのでコメントさせてください。
私自身は3人の子持ちで上から11歳、9歳、3ヶ月の子の母親です。
上の二人の子は5歳と3歳で卒乳するまでタンデム授乳のおっぱい星人でした。
長女が5歳で卒乳する時に、3歳の長男までもが「じゃぁ、オレももうおっぱいいや」的な感じの同時卒乳でした(笑)
上の子たちの時は私も余裕がなく、家事をしようとすると泣かれてしまい、なんで~?と、いっぱいいっぱいな育児でした。
現在は上の子たちが面倒を見てくれることもあり、私自身余裕をもって次女とのおっぱい生活を楽しんでいます。
余裕があるので客観的に見ることができ、まさにおっぱい先回り法で家事もこなすことができています。
昔の自分に教えてあげたいくらいです(笑)
9歳の長男と3ヶ月の次女の間には10ヶ月(NICU8ヶ月、在宅2ヶ月)で天使になった18トリソミーの二男がおりましたが、爆乳体質であったこととSOLANINさんのこちらのブログに助けられ、6ケ月まで母乳を与えることができました。
といっても鼻チューからですが。
どれだけ搾っても出なくなったなったときには泣いたなぁ。
次男含め家族とともに精一杯頑張った10ヶ月間でした。
その後、流産も経験しましたが、9月に次女の出産にこぎつけ、再びのおっぱい生活。
小学生の上の子たちも辛い経験をしていますので、かわいがりかたが半端ないです。小さいパパとママですね(笑)
試しにおっぱい飲んでみる?と勧めて(?)みましたが拒否されました。当たり前か。
なんだか、記事内容とは大分ずれてしまいましたが、過去のおっぱい生活を支えて下さりありがとうございます、という感謝とともに、これからのおっぱい育児の参考にもぜひぜひさせてくださいね。
投稿: なな子 | 2014年12月30日 (火) 13時36分