救いのない指導?(乳房トラブル時)
O式のセンセイがしばしば言われるセリフです。
乳腺炎を再三繰り返すお母さんに対し、「10年前の食事が悪いから。」というモノがあります。
例えば20歳代半ばのお母さんならば、中高生だった頃のお食事の内容について言及しておられるのです。
どうなんでしょう?
そりゃあ、まぁ、ある意味真実かもしれませんよ。
でもねぇ。
中高生だった頃、「ポテトチップスやチョコを好んで食べていたのがあなたの今日の乳腺炎の原因です。」と言われても・・・
「じゃあ、どうすればいいの?」って思いませんか?
今の時代、タイムマシーンに乗ることは出来ないですね。(←当たり前ですが。)
今更どうやって、過去を修正すればいいんですか?
方法が無いだけにテンション下がりますよね?
SOLANINは、「今更言っても詮無いこと。」を鬼の首取ったかのように言うことは反対です。
また、保健指導というモノは、相手の意欲を掻き立てて、実行してもらうためにあると考えます。
「トラぶったらどう対処すればいいのか?」
「今後は出来る限り発症を繰り返さないために何を気を付けたらいいのか?」
・・・について助言するのが助産師の役目ではないでしょうか?
っていうか、お母さんを精神的に追い詰めるだけのお説教は、保健指導ではないと思います。
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