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2015年1月21日 (水)

さて、【正しい立て抱きの方法】とは、いかに?

思いのほか【正しい立て抱き】について、知りたいというコメントが多かったので、早速記事にします。
コメントの知りたい内容ではでは「赤ちゃんのお口と乳首の高さが合わない。」「頸の支え方が判らない。」「背筋が曲がって苦しそう・アクロバティックな姿勢になってしまう。」などに集約されていました。

それでは、注意ポイントを書きますね。
①ソファか椅子に腰かける。
②赤ちゃんはお母さんの太腿に跨らせる。
③お母さんの乳首を見上げるように赤ちゃんの後頸を支える。
④赤ちゃんの後頭部が下がるようにして、決して後頭部は支えない。
⑤後頭部を支えると赤ちゃんの口がお母さんの乳首に水平若しくは上から咥えるように俯いてしまいがち(特に頸が据わっていない月齢の赤ちゃんの場合)なので、これでは絶対に吸いつけないからしてはいけない。
⑥乳房の把持は乳房と同側の手で、親指と人差し指をC字型になるようにする。(ラクテーションコンサルタントの先センセイ方が仰るトコロのいわゆる“Cホールド”と考えてもらって差し支えありません。)
この時、乳房の先の方を把持するのでなく、乳房基底部に人差し指が添うように少しリフトアップしたようにします。
親指は、乳輪の上のほうをグッと押さえ、赤ちゃんの鼻腔が塞がらないようにしてね。
⑦例えば右の乳房を左手で字型に把持しようとすると、内側で把持することになりますね?そうすると、左手の人差し指が邪魔になり赤ちゃんが正しくラッチオン(=吸着)出来ません。右の乳房を外側から左手で把持することは不可能ですね?
⑧O式のセンセイ方歯授乳中に乳房を把持することを止めるように仰る方が多いようですが、私はC字型に把持することで、授乳介助中にいわゆる乳管洞(これは、ラクテーションコンサルタントのセンセイ方は“乳管洞というものは存在しない。”と仰いますが、説明がしにくいので、敢えてこの言葉を使用します。)が乳頭方向に前進するような感覚が得られます。
つまり、C字型に把持することで、正しくラッチオン出来るから哺乳量が増えるのですな。
⑨赤ちゃんの座高が高くなると、高さが合わなくなりますが、それは、お母さんが太腿の高さを下げればいいだけのこと。
だいたい、立て抱きにする時ってちょっとチカラ入ってるから、自然に太腿の位置が高くなりがちなんです。
脚を投げ出すように足を前に出せば太腿の位置が下がりますよね?(コロンブスの卵ですな。)
⑩赤ちゃんは逆エビに反っても多少は大丈夫なんです。太腿の位置を高くしてカラダを丸くして胃を圧迫するような姿勢をとるから嫌がるんです。
太腿の高さに注意しましょう。
⑪後頸部を支える手にチカラを入れないこと。ギュ~っと持ったら痛いから。赤ちゃんがお母さんを見上げる角度で支えればいいんです。
赤ちゃんのお口がお母さんの乳首からすっぽ抜けないようにすればいいだけです。
⑫それよりも大きくなり、つかまり立ちが出来るくらいなら、お母さんの太腿の間に赤ちゃんのカラダを挟み込み、後は同じようにして支えて飲ませます。
⑬歪めず、つぶさず、適切な吸啜が出来たなら、乳首は痛くないし傷も付きません。
外した時も、乳首のカタチは変形しません。
是非お試しくださいね。

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☆ポジショニングとラッチオン」カテゴリの記事

コメント

初めて書き込みます。

里帰りしてラクテーションコンサルタントの先生がいる病院で出産しました。
里帰り前にかかっていた病院では、30週過ぎたらマッサージは必ず、できれば24週過ぎたら始めましょうと言われ、母親教室で習ったマッサージをよくわからないまま行っていましたが、
妊娠中のマッサージ等は不要と言われ、35週でマッサージをやめて出産しました。出産時点では、グイグイ押して引っ張れば乳汁がにじむ程度で、カンガルーケアも行いました。

出産は初産で4時間以内ととてもスムーズでしたが、産後助産師さんに扁平乳頭を指摘されました。
また、子ども(女児)の体重も正期産でしたが2680gと軽めで、舌使いが下手、舌が伸びていないと言われ、
乳頭を伸ばすケアが必要とのことで、出産翌日から搾乳機を使っていましたが、体重減少と黄疸が強いとのことで混合栄養を指示され、メデラスイングを購入してグイグイ圧をかけています。(+ボタンを5回押すくらい)
出産から10日経ちますが、現在一日の総搾乳量は350ml前後、一度に40-70ml程度、回数は7-10回です。

相談させていただきたいのは、入院中(完全母子同室でした)から、助産師さんの介助を見よう見まねで、手足をつっぱり仰け反って嫌がる子どもを乳房に押し付けて無理やり飲ませてきた(と言っても全く飲めず、出産の翌々日からは歯ぐきで噛むことを覚えたので、数回やっては諦め、次回の授乳を待つような形にしていました)せいか、横抱きの体勢に持ち込んだ時点で大泣きで、真っ赤になって息もできないくらい泣き叫ぶようになってしまったことへの対策法と、
こちらの記事で扁平乳頭には縦抱きを、という記事を拝見して、縦抱きに何度か挑戦してみたものの、両足をつっぱり暴れてうまくできないので、こういった場合のコツを教えていただけないでしょうか。

実家家族からのプレッシャーがあり、さらに介助してくださった複数の助産師さんやラクテーションコンサルタントの先生からも、「すぐできるようになりそうだけどねえ…」といわれていることで、却って落ち込んでいます。
できるようにならないのは何がいけないのでしょうか。
子どもが小さいからとか、まだ練習が足らないから、と言う方もおられましたが、本当に子どものせいなのでしょうか?子どものせいにしていいのでしょうか?
ご意見をお聞かせください。

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