新生児のげっぷ出しのゴールデンタイム!
※最初にお断りしておきますが、この記事で対象となるのは、直母のみの完母の新生児です。
直母後にげっぷをさせようとして悪戦苦闘している新米お母さんは大勢いらっしゃることでしょう。
下口唇をパカパカさせるような下手っぴちゃんならいざ知らず、普通以上の哺乳力をお持ちの場合、1回の哺乳に呑み込む空気はそんなに多くはないものです。
1日10回以上の頻回直母をしていらしても、恐らくですが、「これも一応げっぷになるかな?」というレベルの吐息(?)を算入しても、せいぜい2~3回/日も出れば、御の字というのが正直なトコロかと思います。でもね、げっぷを出すにはゴールデンタイムがあるってご存知だったでしょうか?
それはですね、哺乳終了後10分間なのです!
1それ以降に出ることは全く無いとは申しませんが、確率的にグ~ンと低くなりますね。
本気でげっぷを出したいなら、お母さんの片方の肩にガーゼやタオルなどを載せて吐乳ガードをしっかりした上で、縦抱きで担ぎ上げるようにします。
この時、赤ちゃんのお顔はお母さんの肩より上になるようにしてね。
赤ちゃんの身体を海老のように丸くなるように支えつつ、(赤ちゃんは背中を反らせた逆海老状態でげっぷを出すことはまず不可能です。)腰の上から後頸部に向かって背中を撫で上げたり、軽~くトントンしましょう。
くれぐれも、鼓を連続でポンポン叩くような早いリズムと強い力は謹んでくださいね。
赤ちゃんが痛がって泣いちゃうorうっとりして眠りそうなのを起こしてしまうのが関の山ですから。(汗)
それでもどうしても出ない場合は、安全対策として背中にクッションを当てて横向けに寝かせてもいいですが、明らかに過飲傾向があるのならば、授乳用のU字クッションを当てて上体起こしの姿勢で寝かせてあげるといいですよ。
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