自己流断乳は危険です。その1
GWなどの連休前~連休最中になると、どういうわけか断乳を決行する方が、いつもより多い気がします。
困ったものです。
お子さんが泣きわめいて収拾がつかなくなっても、おっぱいがパンパンに張って痛くて抱っこできなくてもお家の方が助けてくれるからなのでしょうが。(汗)
でもね、こういう時期って、病産院の母乳外来も、助産院も基本的にお休みなんですよね。
突然の電話での訴えはいつもこうです。
「痛くてどうにもならないから、今日受診したいけど、何故休診なんだ?」
「痛い時の対処法を教えてくれ!」
確かに助産師の殆どは程度の差こそあれ母乳育児を支援しています。
困っていらっしゃるお母さんがいらしたら、何とかして助けてあげたいという志は持っています。
でもね、休日の勤務体制は何処の病産院であっても、スタッフの人数はカツカツですし、業務量は通常通りで目の回るような忙しさです。
猫の手も借りたいくらいなのですよ。
助産院の先輩諸姉だって、プライベートの用事がおありだったりするでしょうし、助産師会のお仕事だっておありでしょうし、暇なんかないと思いますよ。
助産師だって労働者なのです。
24時間365日体制で、お母さんたちの要求にオンデマンドでは、クラッシュしてしまいます。
そんな状況は今に始まったことじゃないのに、ご自分の都合でゴリ押しされるとげんなりします。
目の前の母子のお世話をしなくてはいけないのに、長々と電話対応なんて出来ませんよ。
百歩譲って断乳を決行するなら、事前に受診して相談するとか指導を受けるとか、ケアを受けなくてはどうにもならないことをやろうとするのであれば、せめて日時的に擦り合わせするのが最低限のマナーではないですか?
すみません。
つい、ぼやいてしまいました。
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