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2015年5月17日 (日)

マンモトーム受検のため断乳を勧められたが。(2歳7ヶ月)

<ご相談内容>
2歳7ヶ月の息子は、筋金入りのおっぱい星人でこのブログを参考にしながら卒乳を目指していました。
けれど、秋に乳ガン検診を受けたところ、もともと石灰化でずっと経過観察だったのがおっぱいに嚢胞があり、右は問題ないけれど左は嚢胞内に腫瘍のようなものがあり、おそらく陽性ではあると思うが、悪性の可能性もあり念のため針生検するので、半年後以内には断乳して母乳が出なくなったら再受診するよう言われました。
万が一自分に何かあった方が息子に辛い思いをさせるのだから、言い聞かせ卒乳を進めないといけないと頭では分かっているのですが、息子に授乳している時はやはり私にとってやすらぎの時間であり、息子のおっぱいを飲む顔を見ていると、なかなか実行できずにいます。
往生際が悪いですが、断乳せずに検査できる方法はないのでしょうか。
やはり、時期をみて言い聞かせ卒乳するべきでしょうか。
そして、息子は、今でもかなり頻繁に授乳しているのですが、いつかおっぱいからさよならする日が来るのでしょうか。

私自身が、断乳をするよう言われたことがショックで、心の準備も整理できていなくて…
このように長々とまとまりのない文で、申し訳ありません。
こちらでご相談するべきではないのかもしれませんが、区の保健師さんや近くの母乳外来では、もう息子も2歳で母乳は必要ないのだから、いいきっかけではないかと言われてしまい、八方塞がりとなってしまいました。
図々しいお願いではありますが、ご教示いただければ幸いです。

<SOLANINの回答>
もう2歳だからおっぱいは必要ないというご意見には異論がありますが、明らかに疾患に関することを回答するのは、当ブログのスタンスや立場上非常に困ります。
しかもコトが乳がんに関することなので、軽々なことは申せません。
ここはやはり専門家のアドバイスを受け入れる方向でお話を進めていかれた方がイイと思います。
針生検ということは、いわゆるマンモトームのことですよね?
授乳中であると、どうしても乳腺細胞が活性化していますから、細胞のカタチが正常型ではないことがあり、そうすると、疑陽性とか判定不能に分類されてしまうことがあるのですね。
痛い目をして、結果が玉虫色では何のための検査か判りませんよね?
そういうこともあるから、乳腺外科ドクターはそのように仰ったのだと思います。
とても良心的な、信頼できるドクターだとお見受けします。

断腸の想いで言い聞かせ卒乳をされることになろうかとは思いますが、結果無事であれば、これから先、お子さんの成長を一緒に喜べるわけですし、万一乳がんの確定診断がついたとしても、早期であれば、同様の未来は可能です。
昔のことですが、SOLANINの顔見知りの方で、乳がんが発覚した時は既に進行していたため、ほどなく脳に転移して40歳の若さで闘病の末にお亡くなりになった方がいらっしゃいます。(記憶が確かならば、その頃お子さんは学童期だった筈です。)
相談者さんには同じ道を辿ってほしくないです。
出来るだけ早急に決断してください。

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☆お母さんの体のメンテナンス」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
4月の中旬に次女を出産しました。
長女は、いわゆる母乳不足感というやつに私が負けてしまい混合で育てましたが次女は出産前からこちらのブログで準備、勉強し、完全母乳で育てています。
次女は出生体重3322gで、生後3日目には一回あたりの哺乳量98gで体重3390g(助産師さん達から褒められてうれしかった!)、生後5日目の退院時の体重3450g。そして先日の一ヶ月健診では5150gとグラマラスに成長しておりました。これもSOLANINさんのブログのおかげです。病院の小児科の先生、助産師さん、看護師さん達からは完全母乳で赤ちゃんもお母さんもよく頑張ってるね〜。とお褒めの言葉を頂きました。
そして、同じく一ヶ月健診に来られていたお母さんからどうしたら完全母乳で育てられるかと相談されたので、こちらのブログを紹介しました。
これからもブログ楽しみにしています。
本当にありがとうございました!

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