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2015年5月の記事

2015年5月31日 (日)

お勧めしたい書籍『抱かれる子どもはよい子に育つ』

著者の石田勝正ドクターは、元々は整形外科のドクターです。
あっ、もちろん、それはご著書を上梓されてからもそうではありますが・・・

ある年代以上の医療関係者ならば知る人ぞ知る!というドクターですね。
一時は日本の風土病ではないかとさえ言われた、あの先天性股関節脱臼の原因を看破し、予防方法を確立された方です。

石田勝正ドクターは、長く国立京都病院に勤務されていましたが、ご専門の整形外科だけではなく、母と子の関わり合い方、おっぱいや肌と肌の触れ合いを通しての絆の育み方といった、赤ちゃんからの子育てに関する深い見識をお持ちの方で、小児科のドクターでもここまでの方は滅多にいらっしゃらないのでは?というくらいの素晴らしい方です。
このご著書では、石田勝正ドクターの熱い想いがビシビシ伝わってきますが、決して押しつけがましい感じはしませんので、安心して読んでいただけるかと思います。Image2ハードカバーもあるのでしょうが、PHP文庫からも出ています。
270頁+コラムで、740円)お財布にやさしい価格も魅力的です。
密林でも販売しているようです。

2015年5月29日 (金)

授乳中に痛まない白斑があるが、気になって…(産後50日目)

<ご相談内容>
こんにちは。
生後50日の娘と3歳の子を持つ母です。
母乳育児をしたいと強い想いはあるものの、1人目はうまく吸いつけなかったことと、私の分泌が今ひとつなこともあり混合でした。
その経験も踏まえ、2人目は何とか母乳のみでと妊娠中から乳頭ケアをしっかり行い、カンガルーケアから母乳を飲んでもらうことが出来ました!
白斑予防もハーブティーを飲んで何とかトラブルを回避してきていますが、入浴中に詰まりを除いたりする際に一ヶ所だけ痛みを感じるところがあるのです。
見た目詰まっているように見えるのですが、搾り出しても乳汁は出ず、膜が張っているように見えます。
授乳中の痛みはありません。
見た目白斑のような症状もなし、しこりもありません。
記事にもありましたが、これはそのままにしておいていいのですか?
いつか白斑になって痛み出すのではないかとドキドキしています。
教えてください。

<SOLANINの回答>
今回の赤ちゃんが2人目さんとなる相談者さんは、妊娠中からのケアを頑張られ、完母で赤ちゃんを育てていらっしゃるのですね。
おっぱいライフ、楽しんでいらっしゃいますか?

さて、相談者さんは、白斑らしき部位があり、その部位は膜が張っているように見えるとのこと。
乳房にしこりは無いとのこと。
吸啜時痛は無いとのこと。
しかし、乳管の詰りを自己処理する際に1ヶ所だけ痛みがあり、それがどうやら白斑らしき部位であるとのこと。(←そういう風に読み取りましたが、違っていたら済みません!)

過去記事と似ていて非なるところは一点。
自己処理の際に痛みがあること・・・ですね。
ただ、この際の痛みは、恐らく相談者さんが「しっかり開通させなくちゃ!」と、相当な力で何度も繰り返して、必死の巻きでギューギュー扱(しご)いているからでは?と推察します。
白斑の一種(?)であることには間違いないでしょうが、授乳時の自覚症状が無く、乳房に病的所見も無いのであれば、静観していて差支えないと思われます。
ただ、何も無い方に比較したら、乳管閉塞のリスクは多少高いでしょうから、意識して深く咥えさせる、頻回直母を実践する、暴飲暴食をしない、あと、相談者さんはハーブティーとの相性が良いようなのでそれを続けるといった対応でよろしいかと存じます。


2015年5月27日 (水)

新生児並におっぱいを欲しがる。(1歳5ヶ月)

<ご相談内容>
このブログのおかげで、1歳5ヶ月の息子を完全母乳で、「周囲の卒乳まだ?」の視線も受け流しつつおっぱいライフ続けてこれています。

今回は外出中のおっぱいとお昼寝の事でsolaninさんの意見を伺いたく、連絡しました。

普段、家では夜も昼もおっぱいなしだと眠れません。
(仕事の都合で週に3回程度一時保育を利用しているので、私が居なければおっぱいなしでも寝られるようです。)

外出時、特に遠出(車で1~2時間くらいです)をした時は眠たい時間と車での移動が重なる事がほとんどで、おっぱいが出来ないため眠れず大泣きをしてしまいます。

田舎に住んでいるので、周りに買い物や遊ばせられる施設が少なく、
月に数回遠出をしています。
施設の利用時間や帰りの時間などを考えると、眠くなるタイミング(お昼前と夕方)をはずしての移動は難しい状況です。

出掛けるのを控えた方が良いのか、
言い聞かせなどすることで車中でも寝てくれるようになるのか…
また、他の方はどうされているのか…
お忙しいかと思いますが、アドバイスをいただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。

未だに新生児並みにおっぱいを欲しがる息子です。
離乳食もぼちぼちですが食べますし、身体も同月齢の子と並んでも少し大きいくらいです。
私はこんなもんかなーと気楽に、息子のペースで卒業できれば…と考えていたのですが、
おっぱいに依存させちゃったねー、などと言われ、心が折れそうになっています。

<SOLANINの回答>
1歳以降の長期授乳に突入すると、おっぱいライフを満喫しつつも、妨害電波が飛んでくるのをかわすのは結構大変だし、肝腎のお子さんのおっぱいの回数やタイミング、リズムについて悩むことはしばしばあることですね。
お母さんが不在時は、おっぱい無しでも対応可能であるということは、相談者さんのお子さんは、場を見て判断する力は養われていると言えます。
1歳以降のおっぱいライフの醍醐味は、「私のおっぱいで、大きくしなくちゃ!」的なプレッシャーからの解放ですよね。
お子さんのペースで卒乳出来たらそれでいいので、無理する必要性は皆無ですし、お母さんとお子さんがそれでいいなら外野からゴチャゴチャ言われても気にしないでいいです。
ただ、基本的には好きにしたらいいのですが、お母さんからみても、「君はホントに今おっぱいが欲しいのかね?」と、疑問思うこともあるでしょう。
過去記事でも書いていますが、極意は「差し出さず、拒まず」ですね。
それでも、ご飯はボチボチの量を食べ、発育は順調であるも新生児並みの飲みっぷりということは、10回以上/日の頻回直母かいな?という風に読み取れますので、もしかして代替案に乗ってくれそうな時は、おっぱい以外のことにも目を向けることがあってもいいかもしれません。
「おっぱいに依存させちゃったねー。」というコメントに対し、相談者さんがメンタル面でダメージを受けていらっしゃるのであれば、尚更そう思います。


また、お出かけの移動の際に、ねんねタイムに被り、大泣きをするとのことですが、お出かけは気分転換になるし、新しい発見があったり、何よりお子さんが楽しみにしていらっしゃるであろうと思われますから、止める必要性は無いですよ。
言い聞かせは大事ですが、体力的なことや車の揺れなどで眠気を誘発することは不可抗力ですから、それこそ広幅の路肩やサービスエリアなどに一時停車or駐車して、宥めるために授乳してあげたらいいのではありませんか?
授乳ケープやストールなどを活用されたら、他人の目も気にならないでしょうし。
今も昔もSOLANINも地方住まいですが、子どもがぐずったら、車を停めて車中でおっぱいをあげたことは幾らでもありますし、H1の授乳中は、電車内で授乳したこともあります。(笑)
まずはご提案まで。

2015年5月25日 (月)

夜、暑くて寝苦しい時の対処法。

一気に夏になってきましたね。
外気温が25~30℃もザラになってきました。
暑くて寝苦しければエアコンを使えばいいのでしょうが、冷え過ぎたら大変です。
風邪引いたら大変。
でも・・・という場合、頭寒足熱を実践すればいいのですよ。
アイスノン®などの冷却枕をタオルに包み、アタマの下に敷いて寝ます。

メッチャ気持ちいいし、体全体を冷やさないから、エコでヘルシーです。
28℃超えて、いよいよエアコン無しではやっていけない暑さになっても、設定温度を下げ過ぎなくて済みますよ。
アイスノン®などの冷却枕って、発熱の際に使用するもの・・・というイメージが強いですが、平熱時でも使用していいのです。
しかも、下半身を冷やす訳ではないから、妊婦さんでも産後のお母さんでも桶なのです。
「今夜は寝苦しそうで困ったな~。」という読者さん、是非お試しくださいね。
心なしか、いつもよりもぐっすり眠れた感じがします。

2015年5月23日 (土)

おっぱい星人とのやりとりは面白いよ!(1歳8ヶ月)

<ご連絡いただいたこと>
息子が1歳8ヶ月になります。
保育園に行きながら、おっぱいも続けています。
今は、おっぱいの時間が癒しの時間でもあり、とても楽しくて、続けていてよかったなと思います(^-^)
日々のしゃべるおっぱい星人とのやりとりはおもしろいです!
おっぱいがほしくなると、『ぱっぱい。ぱっぱい』といい、いつもおっぱいをあげるソファーに私の手を引いて歩いて行き、ソファーをトントンと叩いて、(ここに座ってちょうだい)という感じです。

私自身は、初めての育児で力が抜けず、折角のおっぱいライフを十分に楽しめていなかったように思います。

だんだんと楽しくなっていくといいですね♪
そう願っています。

<SOLANINからひとこと>
お仕事をされているお母さんには付き物というか避けて通れない育児休業明けの日。(よくあるパターンが概ね1歳のお誕生日頃のお仕事復帰。)
その日までは折角のおっぱいライフを楽しまなくちゃと思いつつ、「しっかり育てなくては!」という想いや意気込みが強過ぎて&必死過ぎて、なかなか楽しむという境地になれなかったというお話を聞くことがあります。

そして、世間には意地の悪い人が居ます。
赤ちゃんの体重増加がやや小幅だったり、離乳食が進まなかったり、夜泣きをしたり、指しゃぶりをすると、そうなる理由は全て「おっぱいだから。」と斬り捨てる人が居るんです。
だから余計に不安になっちゃうのよね。
でもね、上記のような赤ちゃんであっても、完ミのお母さんに対し、「ミルクだから。」と理由付けする人はほぼ居ないのよね。
なんでだろう?
不思議ですよね?
そういう訳のわからないことを言う人に振り回されるのだけは止めましょう!
馬鹿馬鹿しいもの。
華麗にスルーするだけでも、気持ちが和らぎますし、楽しさへの糸口が掴めると思いますよ。
ですよねー?

2015年5月21日 (木)

今からでも母乳増量は可能でしょうか?(産後1ヶ月半)

<ご相談内容>
初めまして。
いきなりすみません。
身近に相談できるところがあるのかわからず、いろいろとネットで答えを探してましたがみつからず、こちらだったら相談できるかも?と、思いメールをさせて頂きました。

先日、第2子を出産しました。
母子もとに健康ではあったものの、1人目の時に3ヶ月まで完母、その後混合で育てていましたがとても辛い想い出しかなく、2人目を産んでから今まで、あまり母乳へのこだわりがありませんでした。

今までは1日数回直母し、あとはミルクで過ごしてきました。
産後1ヶ月半の今頃になって、やはりできるだけ母乳をあげたいとゆう想いが出てきて、なんとか少しでも母乳の量を増やせないかと思い相談させてもらいました。

現在の予想ですが、右乳5cc、左乳10ccくらいが1回に出る母乳量の平均だと思います。
まだなんとか出ている状態なのでどうにか復活させたいのですが、もう無理なのでしょうか?
もしも増やすことができるならアドバイスを頂けないでしょうか?
どうかよろしくお願いします。
場違いなメールでしたらすみません。

<SOLANINの回答>
詳しい事情は不明ですが、1人目さんは3ヶ月完母⇒その後混合と書いてありますが、辛い想い出しかなかったとは!
「何もかもが初めてで、訳が分からなかったり、大変なことがあっても、赤ちゃんの成長を励みに頑張れる。」「困った時にいつでも相談できる助産師が傍に居るから乗り越えられる。」・・・ということが無かったのでしょうね。
それで、今回はおっぱいをあげることに消極的になられたのでしょうね。

でも、今になってとはありますが、出来るだけおっぱいをあげたいという想いに駆られるようになったのは、或る意味、哺乳動物としての本能かもしれませんね。

さて、専門書には産後3ヶ月頃までは、頻回直母をしていれば、母乳は増量するとあります。
個人的な印象では、もう少し長く、だいたい産後4ヶ月頃までは母乳は増量すると思います。
その一方、例えば産後間もない頃であったとしても、吸わせも搾りもしない状態が1週間も続けば、母乳を生産するカギとなるホルモン「プロラクチン」のレベルは非妊時レベルまで低下します。

相談者さんは直母の後にミルクをあげるパターンなので1日数回おっぱいを吸わされてはいますが、現時点で左右併せて15㏄くらいとあります。
入院中からおっぱいの量はこんな感じでしたか?
それとも、徐々に減ってきている感じですか?
そのあたりの情報が皆無なので、なんともお答えし辛いですね。
客観的に見て、1ヶ月半の段階で1回哺乳量が15gだとしたら、量的にはかなり少ないです。(←キツい言い方ですみませんが。)
もし徐々に減ってきているとしたら、お食事の内容や量が妊娠前レベルになっていませんか?
水分摂取が少なくないですか?

増やすためのアドバイスがほしいとのことですが、それは当ブログの過去記事にわんさか出てきますので、まずはそれをご一読いただき、可能なことorご自身に合致していると思われることから始めて頂けませんか?

相談者さんの赤ちゃんが、おっぱいを吸うことを嫌がらないのであれば、授乳回数を増やせば、母乳は増量すると思います。
でも、1日当りのミルクの補足量が書いてないので、現時点でミルクの減量が可能ですよとは言えません。
上手くいけば、ミルクの補足量を増やさずに済むかも?だと思います。
何もしないでいると、きっと後悔すると思います。
でも、精一杯のことをしたのであれば、後悔はしないと思います。

2015年5月19日 (火)

4800gの壁を超えたけれど、ミルク減量可能?

<ご相談内容>
現在2ヶ月の娘がいます。混合栄養で退院しました。

生後1ヶ月の頃、市の赤ちゃん訪問で助産師さんに「体重の増えが良すぎるのでミルク補足は300ml/日で良いかも」と助言を頂いてから100ml×3回(お昼・夕方・寝る前)で続けていたのですが、1週間ほど前から急にミルクを嫌がるようになり同時におっぱいの哺乳力が急激にアップしたように感じます。
過去記事にあるように、「4800gの壁」を超えたのでしょうか?

ミルクの補足回数は変わりませんがトータルが最大で180ml/日、少ない時で2ケタという感じで飲みムラがあり、少々不安があったところです。
直母回数は10~12回、おしっこの回数は1日6回以上しっかり出ています。

ちなみに体重の推移は以下の通りです。

出産時2818g(帝王切開にて出産)
退院時(日齢8日)2830g
1ヶ月健診時(日齢30日)3654g
訪問時(日齢41日)4150g

直近の体重は
(日齢58日)4750g ミルク補足は205ml/日(補足回数3回)
(日齢73日)5160g ミルク補足は65ml/日(同 2回/日)
(直近の体重は洋服込です)

(日齢79日)4970g(裸) ミルク補足は170ml/日(同 3回/日)
(日齢81日)5050g(〃) ミルク補足は160ml/日(同 3回/日)
(日齢82日)5110g(〃) ミルク補足は150ml/日(同 3回/日)
(日齢83日)5140g(〃) ミルク補足は160ml/日(同 3回/日)

自宅の10g単位のスケールで直母量を計測したところ、夜間(明け方にかけて)は100~110g朝7時頃から10時頃にかけては70~80g
午後3時頃~夜8時前頃にかけて20~50g
という数値が出ました。

ご多忙の折恐縮ではございますが、ご助言頂けましたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。


助産師さんからは乳房のコンディションを診て「いいおっぱい」と言っていただけましたので、引き続き完母を目指して頻回授乳を心がけています。
ミルクの補足量等ご助言頂けましたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

<SOLANINの回答>
厳密には、当ブログは個別の体重増加に関するご相談はお受けしないのですが、気が付いたことがあるので記事化させていただきます。
まず、ご出産が帝王切開だったとのことですが、経腟分娩の方と比較して、母乳育児のスタートがなかなか上手くいかないことは事実です。
BFH の病産院ですら、歴然とした差が生じています。
それでも、退院後もきめ細やかなフォローをしていくことで、リラクテーションのお手伝いに繋がるわけですね。

相談者さんは、退院後に市の赤ちゃん訪問の助産師の出会われて、適切なアドバイスを受けられたようですね。
確かに、1ヶ月健診時~日齢41日の体重増加度は、45.1g/日ですから、メッチャ増えていますね。
ミルク減量のアドバイスは至極妥当だと思いますよ。
乳房のコンディションも診てもらえたなんてラッキーでしたね♪

ただ、ミルク減量は可能だと思いますが、アドバイスしたいけれど具体的には難しいですね。
理由ですか?
それはですね、直近の体重が着衣であることです。
何故着衣だったのでしょう?
これは過去記事でも申し上げていることですが、季節により、また日によって着せるものが異なりますから、赤ちゃん本体が何グラムなのか不明です。

折角日齢をきっちり書いて下さっているのに、惜しいです。(涙)

勿論、後日追伸で、裸ん坊の体重を4日間測定していただいていますので、その期間では計算可能です。
少なくとも補足回数は1回減らし、1週間様子見して、おしっこやうんちの量や回数に変化が無く、赤ちゃんの機嫌や睡眠にも変化が無いようであれば、さらに1回減らし・・・となります。
但し、1週間毎に体重測定され、この時期でしたら20g前後/日=140g前後/週であることが前提です。
リラクテーションの日は近いとは思いますが、くれぐれも拙速にならないようにしましょう。
SOLANINは昔から、どんぶり勘定はしない主義なので、きっちりお願いしますね。

2015年5月17日 (日)

マンモトーム受検のため断乳を勧められたが。(2歳7ヶ月)

<ご相談内容>
2歳7ヶ月の息子は、筋金入りのおっぱい星人でこのブログを参考にしながら卒乳を目指していました。
けれど、秋に乳ガン検診を受けたところ、もともと石灰化でずっと経過観察だったのがおっぱいに嚢胞があり、右は問題ないけれど左は嚢胞内に腫瘍のようなものがあり、おそらく陽性ではあると思うが、悪性の可能性もあり念のため針生検するので、半年後以内には断乳して母乳が出なくなったら再受診するよう言われました。
万が一自分に何かあった方が息子に辛い思いをさせるのだから、言い聞かせ卒乳を進めないといけないと頭では分かっているのですが、息子に授乳している時はやはり私にとってやすらぎの時間であり、息子のおっぱいを飲む顔を見ていると、なかなか実行できずにいます。
往生際が悪いですが、断乳せずに検査できる方法はないのでしょうか。
やはり、時期をみて言い聞かせ卒乳するべきでしょうか。
そして、息子は、今でもかなり頻繁に授乳しているのですが、いつかおっぱいからさよならする日が来るのでしょうか。

私自身が、断乳をするよう言われたことがショックで、心の準備も整理できていなくて…
このように長々とまとまりのない文で、申し訳ありません。
こちらでご相談するべきではないのかもしれませんが、区の保健師さんや近くの母乳外来では、もう息子も2歳で母乳は必要ないのだから、いいきっかけではないかと言われてしまい、八方塞がりとなってしまいました。
図々しいお願いではありますが、ご教示いただければ幸いです。

<SOLANINの回答>
もう2歳だからおっぱいは必要ないというご意見には異論がありますが、明らかに疾患に関することを回答するのは、当ブログのスタンスや立場上非常に困ります。
しかもコトが乳がんに関することなので、軽々なことは申せません。
ここはやはり専門家のアドバイスを受け入れる方向でお話を進めていかれた方がイイと思います。
針生検ということは、いわゆるマンモトームのことですよね?
授乳中であると、どうしても乳腺細胞が活性化していますから、細胞のカタチが正常型ではないことがあり、そうすると、疑陽性とか判定不能に分類されてしまうことがあるのですね。
痛い目をして、結果が玉虫色では何のための検査か判りませんよね?
そういうこともあるから、乳腺外科ドクターはそのように仰ったのだと思います。
とても良心的な、信頼できるドクターだとお見受けします。

断腸の想いで言い聞かせ卒乳をされることになろうかとは思いますが、結果無事であれば、これから先、お子さんの成長を一緒に喜べるわけですし、万一乳がんの確定診断がついたとしても、早期であれば、同様の未来は可能です。
昔のことですが、SOLANINの顔見知りの方で、乳がんが発覚した時は既に進行していたため、ほどなく脳に転移して40歳の若さで闘病の末にお亡くなりになった方がいらっしゃいます。(記憶が確かならば、その頃お子さんは学童期だった筈です。)
相談者さんには同じ道を辿ってほしくないです。
出来るだけ早急に決断してください。

2015年5月15日 (金)

ビタミンD欠乏症の検査とは?

<ご相談内容>
いつもこちらのブログで勉強させてもらっています!
我が子、1歳5ヶ月も同じくおっぱい星人♪
とりの餌ほどしか食べませんが機嫌よく過ごしております。
現在貧血治療中でインクレミンを内服しています。
骨の発育を調べるのは初耳でした。
心配なので早速調べたいのですが、この検査は血液検査で調べられるのでしょうか?
教えて下さい。

<SOLANINの回答>
本題とは違いますが、この相談者さんの「とりの餌ほどしか食べません。」という表現が、SOLANINの琴線に触れましたので、お返事いたします。(笑)
ざっくりと申しますと、問診と血液検査(いわゆる25位水酸化ビタミンDの定量検査ですな)と骨のレントゲン検査の結果などから診断されます。

レントゲン検査と言えば、何となく被曝が怖い的なイメージを持たれるかもしれませんが、大昔とは異なり、撮影はデジタル化されていて被曝線量はごく僅かですから、ご心配には及びませんよ。
ごく僅かな被曝を恐れたせいで確定診断が遅れ、万一の治療開始が遅れる方が大きなリスクですからね。
相談者さんのお子さんは、現在貧血の治療中とのことですから、次回受診時に主治医に相談されたらよろしいかと存じます。

2015年5月13日 (水)

自己流断乳は危険です。その5

SOLANIN的には全くお勧めしたくない自己流断乳ですが、上手くいかない方に、お食事摂取量を殆ど減らさない方がいらっしゃいます。
過剰なカロリー(いわゆる授乳中の付加量)を摂取することは、母乳の生産量を減らすことに逆行しますからね。
いつまで経っても母乳がドンドン生産されるし、他に飲ませてあげる相手が居るわけじゃないでしょうから、大いに意味不明な行為ですね。

運良く母乳の生産量が減ったとしても、お母さんの身体に嫌~な贅肉が付きますぞ!
全く食べてはいけないとは申しませんが、離乳食開始前の、筋金入りのおっぱい星人だった頃に摂取されていた量の3/4くらいにはしていただかないと。
食欲が抑えられないご自分に大甘で、「乳房がパンパンで痛いんです。」と仰られてもねぇ。
悪いですが、SOLANINは全く共感できないです。
ホントに止めて頂きたいですな。
こういう断乳をやらかして、いったい誰にメリットがあるのでしょうね?

2015年5月11日 (月)

自己流断乳は危険です。その4

シリーズ化する気なんてさらさら無かったのに、4回目となったこの記事。
1~2~3度程度なんちゃって的にO式にお世話になるも、生半可な通院だった方に見受けられるのが、受診時に小耳に挟んだことや受けたケアから自己判断でやってしまいがちな断乳処理が「乳房を熱いタオルで蒸してから搾る。」「しっかり湯船に浸かりながらガッツリ搾る。」です。

断乳は母乳の生産にブレーキを掛ける行為です。
ですので、冷罨法が鉄則です。
O式のセンセイは高い技術をお持ちですから、断乳の際であっても、あのように滾(たぎ)ったお湯で搾ったタオルで乳房を蒸してから乳房治療手技を施行されるのです。
あくまで例外なのですよ。
なのに、半可通な方は、分かったような気になってしまって、ご自身の乳房を熱いタオルで蒸したり、湯船に浸かりながらガッツリ搾ったりしてしまうのです。

言語道断ですな。
生兵法は大怪我の基ですな。
くれぐれも知ったかぶりして、無謀なことをするのは、止めてくださいね。
また、いい加減な情報を周囲に撒き散らさないでくださいね。
迷惑して収拾がつかなくなる方を出さないために。

2015年5月 9日 (土)

自己流断乳は危険です。その3

自己中な断乳をした際の搾乳回数は1~2回/日にとどめておくべきとの記事を書きましたが、「その回数にしているのに、何日経過してもどんどんおっぱいが作られてしまう。どうすればいいのか?」という方がいらっしゃいました。

普通では有り得ないことです。
おかしいので、よくよくお話を聞いてみたら、所有するメ○ラの手動式搾乳器を使っていたと。
乳頭・乳輪への刺激を与えてはいけない時期に、漏斗(じょうご)の部分をパカッと嵌めてシュパシュパ搾乳していると。

聞いていて立ちくらみしそうでした。
そんなもんアカンに決まってますやん。
乳房基底部からソロソロと圧を掛けるおにぎり搾り以外は厳禁です。
アカンことをしておいて、ラクにならへんのは当然です。

ええっ、「おにぎり搾りのやり方が分からない。」ですって?
どうしてもやるなら、事前にきちんと母乳外来か助産院を受診し相談して指導を受けておきましょうと言うてますやん。
ケアの仕方も対処法も事前学習せずに自己中な断乳を開始するのは、買い物行くのにお財布もカードも持たずに出かけて、「買いたいのに買えない!」と言っているようなものです。
無茶で無謀な断乳はお母さんもお子さんも助産師もアンハッピーですから、止めておきましょうね。

2015年5月 7日 (木)

自己流断乳は危険です。その2

自己流断乳の方にありがちなのが、乳房緊満痛に耐えられず、それまでの直母回数よりも多い回数搾ってしまいがちだということです。
仮にそれまでの直母回数が1~2回/日程度だったとしても、1歳半まででしたらほぼ確実に乳房が暴れて当然です。
とにかく乳房が超ガチガチになってしまいますから、「ひょえ~!」と焦るのは分かります。
しかも、お子さんは自己中なお母さんの断乳モードについていけず、泣き喚くことになります。

しかし、だからと言って日に3回も4回も搾乳しておきながら、「ビックリなくらい張るんです。搾ってもちっともラクにならないんです。何とかしてください!」と言われてもねぇ。
そんな頓珍漢なことをしたら、ちっとももラクにならず、痛い状態が続くに決まってますやん。(汗)
自己搾乳は直母回数よりも少ないのが基本です。
それまでの直母回数が5~6回/日だったとしても、自己搾乳してよい回数は1~2回/日ですね。
んん~ん、百歩譲って最初の2日だけおまけしても3回/日かなぁ。
ええっ、「そんなの耐えられない!」ですって?
そんなこと仰られてもねぇ。
そうするしかないんですよ。
ホント、自己中な断乳なんて
止めておきましょうね。

2015年5月 5日 (火)

自己流断乳は危険です。その1

GWなどの連休前~連休最中になると、どういうわけか断乳を決行する方が、いつもより多い気がします。
困ったものです。
お子さんが泣きわめいて収拾がつかなくなっても、おっぱいがパンパンに張って痛くて抱っこできなくてもお家の方が助けてくれるからなのでしょうが。(汗)
でもね、こういう時期って、病産院の母乳外来も、助産院も基本的にお休みなんですよね。

突然の電話での訴えはいつもこうです。
「痛くてどうにもならないから、今日受診したいけど、何故休診なんだ?」
「痛い時の対処法を教えてくれ!」

確かに助産師の殆どは程度の差こそあれ母乳育児を支援しています。
困っていらっしゃるお母さんがいらしたら、何とかして助けてあげたいという志は持っています。
でもね、休日の勤務体制は何処の病産院であっても、スタッフの人数はカツカツですし、業務量は通常通りで目の回るような忙しさです。
猫の手も借りたいくらいなのですよ。
助産院の先輩諸姉だって、プライベートの用事がおありだったりするでしょうし、助産師会のお仕事だっておありでしょうし、暇なんかないと思いますよ。
助産師だって労働者なのです。
24時間365日体制で、お母さんたちの要求にオンデマンドでは、クラッシュしてしまいます。

そんな状況は今に始まったことじゃないのに、ご自分の都合でゴリ押しされるとげんなりします。
目の前の母子のお世話をしなくてはいけないのに、長々と電話対応なんて出来ませんよ。
百歩譲って断乳を決行するなら、事前に受診して相談するとか指導を受けるとか、ケアを受けなくてはどうにもならないことをやろうとするのであれば、せめて日時的に擦り合わせするのが最低限のマナーではないですか?
すみません。
つい、ぼやいてしまいました。

2015年5月 3日 (日)

うわぁ、これは困りましたね。

当ブログでも何本か記事化させていただいている、「乳糖不耐症」。
読者のみなさんであれば、既読されていると思います。
体重増加不良に関わる病気の一種です。
「果たしてこの赤ちゃんは乳糖不耐症なのか?否か?」ということを検査(便クリニテスト)で調べるには、試薬が必要なのですが、某病院の小児科ドクターから聞き及びましたところ、「この試薬は既に製造中止となり、在庫を抱えている病院であっても、その在庫が無くなり次第、検査は不可能になる。」のだそうです。

ええっ、そうなの?
じゃあ、これからはどうなるんだろう?
状況証拠を検証しつつ、小児科ドクターに鑑別?鑑定?じゃなくて診断していただくしかないということですな。
この病気のことをあまりお詳しくないドクターもいらっしゃるかもしれませんし、正直言って困りますな。
以前、複数の読者さんから「ウチではそんな検査はしていない。」とか、「そんな検査はする必要は無い。」的なことを罹りつけの小児科ドクターに言われましたとゆう報告を受けたことがありますが、今思えばもしかしたら、その病院では、すでに試薬が無かったのかもしれませんね。(汗)
えらいこっちゃ。

2015年5月 1日 (金)

この場合、授乳は差し控えるべきですか?(妊娠初期)

<ご相談内容>
こんにちは。現在2人目を妊娠中(まだ初期の6週目)なのですが、やはり第1子の時とは違って動いてるせいか、先ほど出血してしまいました。
病院の先生に確認したところ、薬を飲んで安静にして下さいとの事でした。
この場合の授乳はお休みすべきですか?
娘を妊娠してる時は全くトラブルが無かったのでショックです。
娘は1歳半ですが現役おっぱい星人で1日の授乳回数は6回以上です。
食後と寝かし付けの時に飲むのですが、飲んでる時間も30分とか長いので、授乳後は下腹部の痛みがあったり尚更心配です。

<SOLANINの回答>
妊娠中の授乳=流早産の誘発ではないのですが、1歳半のお嬢ちゃんのお世話や家事をしつつと、1人目さんの時よりも、身体にかかる負荷が大きいのが経産婦さんの妊娠生活であることは間違いありません。
下腹部痛や出血が、授乳との直接の因果関係でないとは考えますが、ご心配であれば、授乳は差し控えた方がいいかもしれません。
そうなると、急な話ではありますが、お子さんへの言い聞かせが必要です。
授乳を差し控えた方がいいと申し上げる理由は、1回の授乳時間がそこそこあることと、回数的にもそこそこあるからです。
妊娠継続のためのリスク回避としては止むを得ない選択でしょう。

下腹部痛に加え、出血もされたのだから、授乳だけではなく、家事全般も周囲の方に頼って(助けて)頂き、絶対安静状態を保つことも必要かもしれません。
場合によっては、主治医から入院を勧められるかもしれませんね。
授乳を止めることに加え、家事や育児の協力を受けることで下腹部痛や出血が収まり、妊娠継続ができるのなら、その選択が正しかったということになります。
ただ、そうまでしても、助けることのできないおなかの赤ちゃんはいらっしゃいます。
妊娠=100%出産に漕ぎ着けられる・・・ではないですから。
ですので、(こんなことは考えたくないですが)もしものことが起こったとしてもご自分を責めないでくださいね。

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