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2015年7月の記事

2015年7月31日 (金)

お勧めしたい書籍『母乳育児シリーズ』

今更ながらですが、ブログや書籍を執筆するにあたり、以前から参考文献として挙げているのが、日本母乳の会の「母乳育児シリーズ」です。
シリーズ1は「離乳食」、2は「卒乳」、3は「母乳とむし歯を考える」、4は「安心の母乳育児」です。
定価はそれぞれ735円、735円、735円、840円です。
確か離乳食の初版本は2003年頃に発行された記憶がありますが、その後増補・改訂しているようです。Photo_7Photo_4Photo_5Photo_6
ただ、これらの日本母乳の会の書籍は、密林や楽天ブックスなどのネット書店での取り扱いが少ないのが難点です。
日本母乳の会のHPの関連書籍という欄をクリックすると、ご紹介した書籍が出てきます。
目次も公開されているので、気になる項目があるかどうか、確認できますね。
若干送料がかかりますが、お値打ちは充分にありますよ。
 

取り敢えず、日本母乳の会のURLをこの下に貼りますね。
↓      ↓      ↓

http://www.bonyu.or.jp/index.asp

注)ご参考までに・・・母乳育児シンポジウム自体は、医療者の勉強の場なので、一般のお母さん向けに開催されるのものではありませんし、参加費も相当かかりますが、2日目の午後の市民公開シンポジウムは一般のお母さんも聴講できる筈です。
それから、『メテオ』という医学書のネット書店でも取り扱っていました。(ちなみに調べましたが、仮面ライダーフォーゼとは関係なさそうです。)
↓     ↓     ↓

http://www.molcom.jp/publishing_search/1104/1/

2015年7月29日 (水)

母乳1日6回はあげ過ぎと怒られました。(10ヶ月)

<ご連絡いただいたこと>
本日10ヶ月健診で母乳1日6回はあげ過ぎとひどく怒られました。
自分の育児を否定されたようでひどく落ち込みましたが、1人目育児でお世話になったこちらを再度覗きに来て、やはり欲しがって泣くわが子に敢えてあげない理由はないのだとわかり今まで通りでいこうと思えました。
ありがとうございます。

<SOLANINからひとこと>
只でさえプレッシャーなのが保健センターでの集団健診です。
我が子がしっかり育っているか楽しみな気分で行けるくらいで丁度なのにねぇ。
正直に授乳回数を伝えたら怒られちゃったとは、とほほですな。

やってられませんね。
完ミの方を引き合いに出させて貰いますが、5回/日は、アリですよ。
そりゃあまぁ、離乳食もそれなりに進み、3回食にしていこうかなと思い立つ時期ですから、毎回大量に哺乳するわけではないでしょうが、全く傍迷惑な話です。
誰のための授乳やねん?
いちゃもんつける方がおかしいですよ。

こんなのは、保健指導の名を借りた妄言ですよ。
一休さんの心意気で、「気にしない 気にしない」のスタンスで行きましょう!

2015年7月27日 (月)

産後早期に月経再来したけれど、大丈夫?

<ご相談内容>
こんにちは。
いつも過去記事を読み漁って勉強させてもらっています。
生後61日の女の子の母親です。
初めての出産でしたが生後14日から直母での完母となりました。
2500g以下で産まれた我が子も60日で4,898gとなり順調に育っています。
それもこのサイトのおかげと思っています。
ありがとうございます。

本題ですが、月経再開についてご相談があります。
産後49日に月経が再開し、6日間程続きました。
母乳育児ではなかなか再開しないと思っていたのでびっくりしました。
ですが、このサイトの記事を読み、そうゆうこともあると分かったので安心しました。しかし産後61日の本日、また軽い出血がありました。
まだ月経のように大量ではないのですが、鮮血の混じったオリモノのような感じです。出産前に多嚢胞性卵巣と診断されたことがあり、月経は常に不順でした。
この出血も異常なものではなく、人によっては起こりうることなのでしょうか??
周りの母乳育児の先輩ママさんに聞いてみてもまだ月経すら開始していない人ばかりで…
初めてのことなので不安に思ってます。。。

お忙しい中、申し訳ないですがご教示願います。

<SOLANINの回答>
産後の月経再来には個人差があります。
確かに完母の方は月経再来が遅めですが、産後1か月半くらいの時期に再来される方は存在しますし、SOLANINもこの仕事に就いて長いですが、そういう経験のあるお母さんに幾人もお会いしたことがあります。

相談者さんは、多嚢胞性卵巣との診断歴があるのですね。
その場合、月経不順で妊娠しにくい状態ですから、挙児希望のために何らかの治療が必要となることが想定されます。
ですので、相談者さんのように完母でありながら月経再来が早かったとしても、その2週間程度後に「何だろう?」という出血があったとしても、特には因果関係は無いと思われます。(単に私の不勉強かもしれませんが、そういう論文も読んだことはありませんです。)
ですので、現段階で治療が必要な種類のものだとは考え難いです。
ひとつだけ確認事項ですが、相談者さんは、妊娠初期の子宮頸がん検査は異常なしですよね?
であれば、様子見で差支えないと思われます。



2015年7月25日 (土)

授乳後の泣きながらの指しゃぶりは母乳不足?(もうすぐ3ヶ月)

<ご相談内容>
あと数日で3ヶ月になる息子が、2ヶ月過ぎ頃から拳しゃぶりや指しゃぶりを始め出しました。
最初は眠たい時やお腹空いた時に、振り回してた手が口に当たって吸ってるような感じだったのが、最近ではご機嫌な時でもするようになりました。
しかし、比較的ぐずる時(眠たい時、授乳後に泣き出す時)に、かぶりつくように吸い、手が口から離れるとなきだすときもあるため、同居の義母に「お乳足りてないんかな?まだお腹空いてるんじゃない?」とよく聞かれます。
体重増加は良好なのですが、初めての育児で不安です…
やっぱり、授乳後の泣きながらのおしゃぶりは、足りてないんでしょうか…?

<SOLANINの回答>
わりかし早い時期から拳しゃぶりされるということは、相談者さんのお坊ちゃんは、もしかしたら若干舌が短めちゃんかもしれませんね。(ウチのT1,T2は明らかな舌小帯短縮症だったので、そりゃあもう、早い時期から美味しそうに拳や指を舐めたりしゃぶりまくっていましたよ。)
そうでなかったとしても、拳や指を舐めたりしゃぶったりすることは、赤ちゃんの発達の過程で起こることですし、ひとりでも楽しめるようになりました的な状態なのですね。
ですので、それを止めさせると、楽しみを奪われたことになるので、猛烈に抗議するわけです。
仮にお坊ちゃんが大きくなっても指しゃぶりの習慣から抜け出せず、止めさせてくれ!と懇願されたならいざ知らず、頼まれもしないのに止めさせたら泣くのは当たり前です。
母乳不足で泣いているなら、指先からおっぱいが出てくるわけじゃないからおなかは満たされないので、拳や指を舐めたりしゃぶったりしても問題解決しませんから、きっとずっとグズグズ泣きつつパクパクしちゃいますよ。
しかも、体重増加不良になります。
相談者さんのお坊ちゃんの場合、それに該当しませんね。
ということは、どう考えてもご同居の義母さんの仰ることは、母乳育児に対するネガティヴキャンペーンとしか思えませんな。
妄言には惑わされず、華麗にスルーして、自信を持っておっぱいライフを楽しみましょうね♪

夏風邪はおっぱいライフの鬼門ですよ!

一般的に夏風邪と称する、『手足口病』『ヘルパンギーナ』『プール熱(咽頭結膜熱)』ですが、「フン!夏風邪なんて数日で治るし、大した病気じゃないわ。」「ホントに赤ちゃんでも罹ってしまう病気なの?」と、侮ってはいけませんよ。
上にお子さんがいらっしゃると幼稚園・保育園や学校から持ち帰ったり、お父さんが職場で仕入れてきたり、お母さんが罹ったら、赤ちゃんにだって感染るリスクは跳ね上がりますからね。

先日の記事でも書きましたように、口腔内(頬っぺたの内側や歯茎や舌)に水疱状の発疹が出来る病気(『プール熱』の場合は咽頭の腫脹ですが・・・)に罹った場合、大抵は経過として潰れて潰瘍化してしまいます。
つまり、夏風邪に罹ると、殆どの飲食物は口にすると強烈に沁みて痛いったらありゃあしないのですね。
柑橘系果汁とは異なり、おっぱいやミルクは沁みにくいイメージがありますよね?
ところがどっこいそうでもないのです。
もちろん夏風邪に罹っても当然ですが、赤ちゃんはおなかは空くのですよ。
おっぱいもミルクも飲みたいのですよ。
でも、お口の中が痛すぎて、飲めなくなるのです。
口腔内の潰瘍部分が治るまでの数日間、一種の哺乳ストライキ状態になってしまうわけです。
 

離乳食が食べられる月齢の赤ちゃんだったら、搾乳やミルクをポタージュスープのベースにしたり、つるんとしたものなら沁みにくいのでゼリーにしたりして摂取させることは可能ですが、それ以前の月齢の赤ちゃんだったら、大袈裟でも何でもなくて、脱水になってしまう危険性だってあるのです。
また、これらの病気の厄介なトコロは、赤ちゃんの中に「おっぱいやミルクは飲んだら痛い!」というイメージが強烈に残ってしまうのことです。
特に1歳前後になり、記憶の保持がしっかりしてくると、治っても飲んでくれなくなることがあるのです。
そう、そのまま卒乳みたいになっちゃって、楽しいおっぱいライフがいきなり終了!なんてことも相当数あります。
夏風邪がおっぱいライフの鬼門というのは、そういう意味なのですな。
もちろん、お母さんの必死の言い聞かせが効を奏して、おっぱいライフが無事復旧することもありますが、お母さんは機嫌の悪い病気の我が子の看病に加え、それまでの間、おっぱいの分泌の維持・トラブル予防に努めなくてはならず、このうえなく大変になります。

2011年は各地で夏風邪の中でも、『手足口病』が大流行しているらしいですから、この鬼門には足を向けないように、タオル等、直接肌に触れるモノの共用は避けて、含嗽や手洗いを厳重になさり、防衛してくださいね。

2015年7月23日 (木)

2ヶ月半過ぎで仕事復帰ですが、おっぱいは続けます!

<ご連絡いただいたこと>
こんにちは。
妊娠中から読ませて頂いています。
産後に母乳不足感に襲われたときはこちらのブログ(過去記事も含めて)を読みあさり、「これでいいんだ!」と安心して母乳育児を続けられました。ありがとうございます。

ですが、現在2ヶ月半を過ぎた娘を職場復帰のため保育園に慣らし保育中で母乳解凍NGの所なので日中はどうしてもミルクを飲んでもらう事になっています。(哺乳瓶の練習もお願いされ、娘が哺乳瓶拒否でノイローゼになりそうな時もまたまたこのブログに助けられましたよ。)
せめて朝晩や休日には沢山ふれあって彼女が満足して卒業を決めるまでおっぱいを飲んでもらいたいと思ってます。

ブログを読んでいるととにかくおっぱいに「私の娘はあなたが必要なのよ!」と訴える為に頻回授乳が必要なのだと分かってますので、慣らし保育から帰宅したら即、娘におっぱいセールスをかけています。夜も同様です。

理解が足りない方々もいらっしゃると思いますが、めげないでご指導していってくださいね!
引き続きブログチェックさせてください。

<SOLANINからひとこと>
育児休業法が施行されてからもう随分の年月が経ちますが、こちらのお母さんのようにホントに早い時期からお仕事復帰される方(せざるを得ない方と言った方が正確か?)は少なからずいらっしゃいます。
男性(父親)の育休取得も大事ですが、その前に、産む性である女性(母親)がせめて1年は取得できなければ・・・そっちが優先じゃないの?と、個人的には思います。

また、子育て支援の場である保育園で、冷凍母乳拒否やら哺乳瓶練習を要求されたりというのも、お寒い現実ですね。
そんな母乳育児に無理解な保育園ばっかりじゃないと思いますが。(汗)

どんなに沢山出るおっぱいだったとしても、搾りもせず吸わせもせずを続けていたら、あっという間にハイお仕舞い!ですからね。(涙)
いよいよ出なくなってから、復活させようとしても、後の祭りってこともありますからね。
そういう意味で、こちらのお母さんは、早い時期から仕事復帰をされても、おっぱいは続けようと強い意思を持ち努力されているので、赤ちゃんにとっては有り難いことだなぁと思います。
その母子が出来る範囲で構わないので、おっぱいを続けるお母さんが増えるといいなと思います。
また、そういう方たちのために役立つ記事を書きたいと思っています。

2015年7月21日 (火)

クッション族デビューのご報告♪(1歳3ヶ月)

<ご連絡いただいたこと>
SOLANINさん、こんにちは!
まさに私の状況と似ていたので嬉しくてコメントします。
我が家のおっぱい星人くんは、1歳3ヶ月で10.8㎏で79㎝です。
大きい方だと思うのです。
2014年12月から復職し、朝晩のみの授乳を続けています。
保育園ではご飯をよく食べてるそうですが、うちでは、少食で決まった食材しか食べず困っていました。
夜中も、2、3回は必ず起きて、ゴクゴク音をたてて、おっぱいを飲んでいます。
「夜中の授乳辛いなぁ、断乳したら寝るのかな?ご飯もっと食べてくれるのかな?」なんて悩んでいましたが、SOLANINさんのコメントを読んで「そうじゃない!」と思いました。
まだこの世に生まれて1年で保育園に行って家族のいない世界で頑張って帰ってきてるんですもんね!
「一生であと何年もない授乳生活なんだから、好きに飲ませてあげよう。やっぱり自然卒乳しよう!」って思いました^^
それから、念願の授乳クッション族デビューもしてくれましたよー!
これはここで読んでから絶対そうなってほしい!と思い、ずっとクッション使って昼間は授乳していたら、ここ最近真顔で持って来て催促してくれます。
それがまた可愛過ぎてたまらないですよ~。
この前は飲んですぐ後に持ってきたので「まだだよ?」って言ったら照れ笑いして納得してましたよー。
これからも、クッション族の息子と授乳ライフを満喫したいです!

<SOLANINからひとこと>
長期授乳の醍醐味は、楽しみというか、オプション的な位置づけに変わってきます。
栄養の主体が徐々にお食事からに変わりますので、授乳による発育へのプレッシャー(おっぱいで大きくしてあげなきゃ!orしっかり育ってくれなかったら母乳不足?)が無くなることです。

お仕事復帰されて数ヶ月。
毎日家事と育児とお仕事のトライアングルを成立させるのは大変でしょうね。
それでも、もう一丁!とおっぱいライフを続けようと決められたことに敬意を表しますとともに、当ブログがお役に立てたようで幸甚です。

さて、お坊ちゃんのクッション族は板についてきましたでしょうか?(笑)
私もそういう場面に遭遇したことが何度もありますが、みんなめっちゃ可愛いですな。
思わず、笑みがこぼれます。
できれば休日などに、旦那さんにもその場面のビデオを撮影してもらっておいてくださいね。
まだまだ先だとは思いますが、卒乳された時の、良い想い出になりますよ♪

2015年7月19日 (日)

当ブログとの出会い By○山さん

<ご連絡いただいたこと>
SOLANINさん、はじめまして。
S市で看護師をしております、○山と申します。
ひとことお礼を申し上げたく、メッセージを送らせていただきました。

昨年の6月に第1子の男の子を出産し、母乳量が少なく混合栄養で育てておりました。
産んだら母乳は出るものと思っていた自分にとっては、母乳のみでは子どものお腹をいっぱいにしてあげられないんだとショックでした。
生後2ヶ月には哺乳瓶を受け付けなくなり、体重が増えなくなったらどうしようとノイローゼのようになりながらひたすら授乳していました。
そのころこちらのブログに出会いました。
おっぱいのすばらしさ、おっぱいを飲む赤ちゃんのしあわせな様子がたくさん伝わってきて、夢中で読みました。
「もう少し大きくなったらこの子も授乳クッションもってくるのかな、パイってしゃべるかな」と想像するとしあわせで。
おかげさまで今もしあわせ授乳タイムが過ごせています。
子どももスクスク大きくなり、目をキラキラさせながら家の中をハイハイで探検しています。

4月から復職ですが、このまま母乳育児を続けたいと思います。
助産師さんという大変なお仕事をされながらこのブログを書かれたこと、ご苦労も多かったのではないかと思います。
本当にありがとうございました。
復職後は頻繁に見ることは難しいかもしれませんが、ブログを楽しみにしています。

<SOLANINからひとこと>
お仕事復帰されて数ヶ月経ちましたね。
その後母子ともにお元気でいらっしゃいますでしょうか?
○山さんのおっぱいライフも第2章に入られ、お坊ちゃんのおっぱい星人ぶりにも磨きの掛かる今日此頃かと存じます。(笑)
今年の夏は、またも手足口病が流行しているらしいですが、お坊ちゃんはご無事でしょうか?
おっぱい星人に手足口病は鬼門ですからね。(汗)
お忙しい毎日でしょうから、当ブログへの訪問はボチボチで結構ですよ。
でも、困った時は、きっとお役に立てると思いますので、まずは検索してくださいね!
もしかしたら、○山さんのお坊ちゃんは既に激カワ クッション族!になっていらっしゃるのかな?

まだまだ卒乳までは山あり谷ありかもしれませんが、西日本のR県から、蔭ながら○山さんのおっぱいライフを見守っていますよ。

2015年7月17日 (金)

「おっぱい作りすぎ!」と言われました。

<ご相談内容>
はじめまして。
私は乳腺炎なりかけで、「おっぱい作りすぎ!」と、助産師さんに言われてしまいました。
セージを摂取したら楽になれるでしょうか…。
ガラケーでさかのぼって見ており、話題、既出でしたらすみません。

<SOLANINの回答>
~授乳中に摂取しない方がいいハーブ「セージ」~という過去記事に上記コメントがついていました。
所謂、分泌過多のお母さんにしてみたら、助産師からそういう指摘をされたら、「じゃあ一体どうすればいいの?」って思っちゃいますよね?
恐らくそう思いながら、検索掛けて当ブログに辿り着かれたのでしょうね。

ひとくちに分泌過多といってもレベルも様々ですし、赤ちゃんの哺乳力との相対的事情(つまりは、キャラ的に眠り王子・眠り姫系であることや、赤ちゃんの飲み方がやや下手っぴちゃんetc・・・)により乳腺炎になりかけたりということもあるかもしれませんね。
さて、分泌抑制のためにセージを摂取するのは、決して悪くないと思います。
分泌増量を図りたいお母さんには「セージの摂取は避けてください!」って申しているわけですから。
セージを摂取した途端に乳房緊満が一気にラクになる・・・までは期待値大き過ぎですが。(それではハーブではなく劇薬になっちゃいますよね?)

それより、気になるのは、相談者さんに対応した助産師の言動。
「おっぱい作りすぎ!」は事実でしょうし、乳腺炎になりかけたことも事実でしょう。
であれば、「この先どうしたらいいのか?」までをお話するのが、お代金を頂戴して対処した者の最低限の務めだと思います。
乳房マッサージして、自分の言いたいこと(?)だけ言って、ハイお仕舞い!じゃあ助産師としては片手落ちですな。
仮の話ですが、相談者さんに対応した助産師が、毎日次々来られるお母さんの対応をしなくちゃならない超多忙な売れっ子助産師だったとしても・・・です。
説明に割く時間が無いならor口下手なら、文書化してお配りすることだって出来ますし、ニュースレターを発行するという方法もあります。
助産院でも母乳外来でも、お母さんへの充分な説明は、欠かせないことです。

2015年7月15日 (水)

体重が増えない原因は何でしょう?(1ヶ月)

<ご相談内容>
最近1ヶ月健診に行ったところ、体重が300gしか増えていませんでした
出生児の体重が3050gで、退院時の体重が2900gで、今3200gです。
健康状態は良好で、元気いっぱいです。
起きてる時間も増えて来てご機嫌で手足を動かして一人で遊んでいたりもします。
便は一日少なくとも七回くらい、おしっこは十回くらいはしています。
身長は三センチ伸びていました。
母乳は、入院中母乳過多と言われるくらい出ていてパンパンに常に張っていましたが、最近そこまでは張りません。

心当たりとしては、息子が飲むのがまだ下手くそなのと、生まれた時から生後2週間くらいまで起こしても起こしても起きず寝てばかりであまり授乳できず、授乳間隔が5時間あくのが普通で、下手したらもっとあいてしまっていました.
2~3時間おきに起きて授乳できるようになったのはここ1週間ちょっとくらいです
寝てばかりだったのは黄疸がひどかったので、怠いのでは?と助産師さんに言われました
黄疸がひいていくと共に少しずつ授乳間隔も短くなり、起きている時間も増えました

1ヶ月健診から1週間は今のまま好きなだけ母乳のみ飲ませ、1週間後また再診に行き、体重が増えてなければミルクを足すように言われました。
私としては、できればミルクは足さず母乳のみで育てたいです。

息子の体重が増えない原因はなんでしょうか?
医者からは私が思うより母乳が出ていないのでは?と言われてしまいました。
体重が増えてないのがショックで帰りに泣いてしまいました…情けないです。

お忙しいとは思いますが、お返事頂けましたら幸いです。

<SOLANINの回答>
1ヶ月健診で、赤ちゃんの体重が増えていなかったのですね。
さぞかしショックだったろうとお察しします。
相談者さんの赤ちゃんの体重が増えない理由は、直接立ち会わせていただいたわけでもないし、検査をしたわけでもないので、病名的なコメントは差し控えさせていただきます。
ただ、ご自身でお気づきの通り、赤ちゃんが眠り王子だったことで授乳回数が少なくなっていたであろうこと、容易に推察できます。

ちょっと話が逸れますが、敢えて書かせていただきます。
「黄疸が酷かったので、眠りこけていたのでは?」という助産師のコメント、尤もらしく聞こえますが、酷いか否かは受診して検査をしなければ、(お母さんには)判断できないことです。
この状況でこういうコメントを出すのは、なんかちょっとピントがズレているというか、違うような気がします。
と同時に、「黄疸が酷くなっているのではないか?」と我が子が心配ならば、キツいことを言うようですが、1ヶ月健診を待たずとも、受診することは親の義務だと思いますよ。
だって、赤ちゃんは自分で伝えることはできませんもの。
受診して検査を受けた結果、正常範囲を逸脱していることが判明したら、生後何日目だろうがその場でドクターは
再入院させて治療されますよ。
万一自院に治療設備が無ければ、紹介状を書いて直ぐに治療を受けられるように手配されるでしょう。

さて、黄疸の話はさておき、おっぱいの話をさせていただきます。。
いわゆる、吸わせもせず、搾りもせずの状態が続けば、元々は分泌過多であっても、当然例外なく、あっという間に分泌低下しますよ。
FILつまり、乳汁分泌抑制因子がバンバン出ますもの。
最近乳房が張らなくなったのはそのせいだと思います。
初産婦さんで元々分泌過多の方が、1ヶ月やそこいらの段階で授乳間隔が空き過ぎたにもかかわらず乳腺炎にならなかった&乳房が張らなくなったということは、間違いなくそうです。

それでも、相談者さんの赤ちゃんも1ヶ月健診の1週間くらい前から脱・眠り王子なのか、2~3時間毎の授乳が出来るようになったとのことですから、ギリギリですが、分泌復活するかもしれません。
1にも2にも、頻回授乳をするしかないと思いますよ。
新生児の殆どのお母さんがされることを(眠り王子という理由があったとしても)していなかったのだから、月遅れながら実践するしか、挽回出来ないと思いますよ。
グダグダ悩んでも仕方ない!
赤ちゃんのために、自分のために、気持ちを切り替え、やるっきゃないでしょ!

2015年7月13日 (月)

乳首を替えてから直母が下手になりました。(NICU入院中)

<ご相談内容>
直母練習をし始めて2週間になりました(毎日ではありませんが)。
それが、ここ数日哺乳瓶の乳首が変更され、明らかに飲み方が変わりました。
今までは舌が前に出ていたし口も閉じていたのに、舌が引っ込んで口をパクパクさせて飲むようになりました。舌打ちをするような感じです。
直母も、4~8㏄だったところが0㏄です。
乳首変更の理由は「今まで(P社の母○実○®らしいです)のだと飲むのに時間がかかる。 残った母乳を経鼻注入すると、満足感がないのか、すぐに泣くから。」というものでした。
変更後のものは穴も大きく、噛んだだけでドボドボ出る感じです。
明らかに飲み方がおかしくなったので、乳首を元に戻せないか頼んでみましたがNGでした。
まず体重が増えるのが先。増えたら吸啜力もつくので戻してみましょうかと言われました。
数日でこんなに飲み方が下手になったのに、挽回できると思われますか?
また、今私ができることはありますか?

とても小さい子どもなので、命を守ることが優先だと分っています。
でも、いつか直母したいのです。
NICUのスタッフさんは、そこまで母乳育児に熱心ではないので、SOLANINさんならどうお考えかをお聞きしたくメッセージを送らせていただきました。
もしよろしければ、お答えいただければうれしいです。

<SOLANINの回答>
ううむ。
なんて言ったらいいのでしょうか?
スタミナ切れをせず確実に哺乳できるようにするため&鼻注では満足感が得られにくいので、all経口摂取するために乳首変更となったのですね。
理屈としては間違っていないと思われます。

ただ、文面から読み取れなくて困っているのですが、乳首変更とは、母○実○®の乳首から別の社の種類の乳首に変更したということでしょうか?
母○実○®の
乳首は、従来のP社の細口の哺乳瓶に付属していた丸穴の乳首よりもイージ―に哺乳できます。
良く言えば万人向けということでしょうが、その実態は、少なくとも健常新生児で直母による母乳育児を目指していらっしゃる方には避けて頂いた方が無難でしょうねというのが個人的な意見です。

しかし、相談者さんの赤ちゃんはNICUに在籍されていますから、この限りではありませんね。
どの社の何という乳首に変更されたのでしょうか?
もしかして、B社のビー○ス○ーク®乳首ですか?
そうなると、単に哺乳時のスタミナの問題だけではないような気がするし。(汗)
それとも、C社から出ている医家向けのチビッコちゃん向けのピンク色の乳首ですか?
これだと、まだ発売されて年数が少ないレアな乳首なので、現段階ではSOLANINは評価はできません。

そうではなく、古くて使い込んだフニャフニャ状態の母○実○®乳首を当てがわれたということでしょうか?
違っていたら頓珍漢な回答になってしまいますが、今回は後者と仮定してお話させていただきます。
体格的に小さい赤ちゃんの場合、哺乳時のスタミナを期待するのは酷なのが現実です。
しかも、健常新生児と比較して、(一般的に)口蓋が高いですし、ビシャの脂肪床はまだ無いに等しいですし、直母はまだこれからというのが正直なトコロだと思われます。
吸啜スキルを退行させるかのような乳首を使わせられるのは堪ったものではありませんが、元々途中までは母○実○®の乳首で哺乳できるチカラをお持ちなのであれば、そんな『吸い飲み』を咥えるようなフニャフニャ状態の母○実○®の乳首で哺乳させられても、相談者さんの赤ちゃんは、じきに飲んだ気がしなくなる⇒前啼泣が早くなる⇒NICUのスタッフの目論見が崩れる⇒激しい啼泣に根負けする⇒早々に元の乳首に戻される・・・という展開になるのではないかと推察します。
そうなれば、理想的な吸啜スキルを獲得されるのはこれからの段階でいらっしゃる筈なので、修正は可能でしょう。

相談者さんは今、スタッフの方針に不信感を抱いてしまう辛い状況ですね。
我が子の、直母ができるようになるというゴール地点が遠のくような仕打ちをされると焦ってしまうでしょうが、今はしっかり搾乳され、分泌の維持に努められるのが、一番の近道だと思いますよ。
さぁ、気を取り直してくださいね。
お母さんの笑顔をお子さんに見せてあげるためにも!

2015年7月11日 (土)

モントゴメリー腺の炎症にご用心!

モントゴメリー腺って、何処にあるのかご存知でしょうか?
はい、そうですね、乳輪にあるポツポツと、ビーズくらいの大きさに膨らんだ箇所とそれに連なる部位ですね。

モントゴメリー腺からは、乳頭・乳輪を保護するクリームのような物質が分泌されていますが、疲れが溜まって体調不良になると、感染などをきっかけに赤く腫れたり、局部が熱をもったり、痛みを伴うことがあります。
なので、「すわ、乳腺炎か?」と思いきや、乳房そのものはなんともないし、乳汁色もノーマルだし、「どないなってんねん?」と、判断に苦しむこともあります。
モントゴメリー腺の開口部から膿汁を排出させないと、まずいことになります。
乳管からの乳汁分泌を極力させないようにしながら、マッサージで排膿させます。
間歇的にマヨネーズorカスタードクリームみたいな性状の物質(近いところで言えば、白ニキビを潰した時を思い浮かべて!)がブニュッ・ビシュッと排出されます。
排膿した開口部はピンホール大の大きさです。
モントゴメリー腺の膨らみがなだらかな山のようなので、膿汁排出後の局部は、水の干からびたカルデラ湖のようにも見えます。
後処理としては、抗菌薬の内服でもいいですが、抗菌薬の塗布+ラップもいいと思います。

2015年7月 9日 (木)

箍(たが)が外れた食べ方をした時はホントに怖い!

食生活面で妊娠中から節制されていた方で、産後もそれを継続していたのに、母乳育児の記憶なんて苔生すくらい大昔の親戚のおばちゃんや、授乳歴のない友人がお見舞いのマストアイテムのようにケーキや餅菓子などのご禁制(?)の食べ物を持参されることはしばしば耳にします。
お母さん本人はいけないと思いつつも、元々好きなのに我慢していた方は、ついクラクラして一口二口と食べてしまい、その後一気に箍が外れたように食べてしまい、乳腺炎になっちゃうことって結構あります。

飲ませても飲ませてもしこりが取れない・だんだん痛みが強くなってきた・痛みの部位が赤く腫れたみたいになった・バンザイが出来なくなった・乳房基底部が背中まで張り付いたみたいな感じがする・搾乳したら乳汁が黄白色でなんとなくドロッとしている・肘で検温したら38℃以上だった・・・などの症状が2つ以上揃ったら、恐らく乳腺炎で間違いないと思いますよ。

特にご実家からご自宅に戻ったor手伝いに来てくださっていた実母さんが帰られた・旦那さんが長期出張or残業続きでアテにならない・お見舞いが多かったなどの条件が重なると、一気にドッカ~ンと来ることは少なからずあります。

産後授乳中は控えた方が良いとされるものを疲れが溜まっている体調不良時(つまりは抵抗力が低下している時)に食べちゃうとホントに危険です。
特に初産婦さんならば3ヶ月くらい、経産婦さんならば1ヶ月半くらいは出の良い方ほどおっぱいが暴れる時期なので、収拾がつかなくなることもあります。
「あぁ、どうしよう?やってしまった!」という場合は、早めに助産院や母乳外来に連絡され受診されることをお勧めします。

2015年7月 7日 (火)

育休退園について思うこと。

埼玉県の所沢市でしたっけ?市長さんが、「育休に入られたお母さんのお子さんは原則として退園していただきます。」と方針を表明されてから、侃々諤々、様々な意見が出ていますね。
仕事復帰されるお母さんや、これから産休に入るけれどという妊婦さんには非常に関心が高い話題だったかと思います。
ご自分の住まれるまちではどうなってるんだろうと気になられたことでしょう。

ちなみにSOLANINの住むまちではどうなのか?と市役所に確認しましたところ、システムは所沢市とほぼ同じでしたね。
年少・年中・年長児は、職場復帰が前提であれば、育休退園は免れるらしいですが、未満児はダメなんですと。
SOLANINの住むまちには、基本的に未満児であっても待機児童は居ないらしいのですが、お母さん側が振り分けられた園ではご不満なのか、「○○保育園じゃなきゃ困ります。他はNGです。」と表明されて、待機チックになることはあるようですがと担当職員さんが口を濁されていました。(汗)

さて、出生率は若干減少している昨今ですが、赤ちゃんをご出産されてからお仕事に出られるお母さんが一昔前よりも増えてきているのが現状なのに、それに見合った保育施設が準備されていないからこうなっちゃうのよね。
未満児の保育の枠は確保してあげたいから、育休退園は止む無しか?というのも分かりますし、一度集団生活を経験した未満児に保育園浪人みたいな立場で自宅待機して過ごさせるのも酷な話です。
一方、赤ちゃんを含む年中までのお子さんを複数抱えていても、お母さんが自宅でお世話をされているご家庭も有りますし、自宅での保育が100%無理かと言えばそうでない方もいらっしゃることは事実です。

一番円満にコトを収めるには、お母さんのお仕事の有無にかかわらず(≒保育に欠けるとか、保育を必要としているとかの区分をしないで)就学前までの乳幼児が和気藹々と楽しく通園できる施設があればいいのではないかと思います。
幼稚園と保育園の垣根を外すナントカ子ども園って施設ってありますよね?
何歳違いでご出産されようと、同じ敷地内の同じ園に通園させてあげられたら、子どもの暮らしに大きな変化は生じないし、集団ならではの体験も積ませてあげられるし、お母さんも肩身の狭い想いをしなくて済みますよね。
育休中は既定の時刻にはお迎えに来て、延長保育までは要求しないというようなルールを決めたら、現場を預かる先生方のご負担も軽くなるでしょうし。
仕事復帰の際は優先して同じ園に入園させてあげるように努めますからと言われても、口約束だけじゃ信用できないものね。
仕事復帰したら兄弟姉妹揃って保育園に入園はできたものの、上の子と下の子が違う園になるという事例もあるようですし、仕事始めと仕事帰りにあちこちと子どもの集配みたいなことをしなくちゃならないのはしんど過ぎるし、どこかおかしいですものね。

労働人口が足りなくなるから女性の社会進出を応援するとか、合計特殊出生率がバリ低いから高めるために手厚い施策を検討するとか、国の舵取りをする人たちは、尤もらしいことを言ってるけれど、実態がお粗末だし、目先のことしか考えていないから、こうなっちゃうのよね。
どうしても途中退園を免れるには、ある程度の年齢差のある兄弟姉妹にするしかないのが現実です。
それを受け入れるかどうかは、家族計画でもあるので、ご夫婦でよ~く話し合ってくださいね。

2015年7月 5日 (日)

よく泣くからミルクに切り替えた方がイイの?(NICU入院時)

<ご相談内容>
この度第2子を早産(30週)で出産しました。
現在生後13週、修正2週で、NICU入院中です。
授乳は35㏄×8回、すべて冷凍母乳です。
授乳方法は基本的に哺乳瓶で、授乳時間内(1時間弱)に飲みきれなかったら経鼻チューブより注入です。
直母は1日1回の面会時にしています。

悩んでいることは、子どもがよく泣くこと、それに対する対処法です。。
母乳の消化時間はミルクより短いので、3時間おきの授乳ではそりゃお腹すくよ、と私は思うのですが、NICUのルーチンが3時間おきなので、頻回授乳はできません。
やはり私は1日でも早く退院してほしいので、泣きすぎてエネルギーを使って体重が増えないのは嫌ですし、看護師さんが「抱っこしても泣き止まない」「泣きすぎて困りますよ~」と冗談交じりに言ってくるのにもショックを受けています。
頻回授乳できない場合、母乳よりミルクのほうがもしかして子どものためになるのでしょうか?
(余談ですが、他のお子さんに「○○ちゃんはすぐ泣き止むから大好き」と話しかけてるのを聞いた時は泣きそうでした)

<SOLANINの回答>
NICUで頑張っていらっしゃる第2子ちゃんに面会&冷凍母乳作成の日々、お疲れ様です。
上の子さんのお世話や家事もあるでしょうに、相談者さんはお疲れが出ないかしら?休息は取れていらっしゃるのかしら?と、ひとり気を揉んでいます。

30週生まれで、現在生後13週ということは、赤ちゃんの体重はどのくらいなのでしょう?
そのあたりの情報が記載されていないので、想像するしかないのですが、1回量が35mlということは、まだ2000gに満たないくらい・・・でしょうか?

一般的に早産の赤ちゃんは、哺乳する際のスタミナが些か不足しています。
途中まではクイクイとリズミカルに瓶哺乳していても、スタミナが切れちゃったら、即座にクッタリなので、残りを鼻注で済ませ、ノルマの哺乳量を達成するのは、スタンダードな手段です。

ただ、消化が早い母乳であっても、NICUの業務を考えると、3時間置きの授乳時間にせざるを得ないのが現実だと思います。
相談者さんの第2子さんがよく泣くというのは、日数の経過とともに、少しずつ体力がついてきたということと、情緒の発達つまりはスキンシップを求めるようになったという証ではないかと推察します。

ですので、体力の消耗を防ぐ(≒泣く時間を減らす)ために、消化に時間の掛かるミルクに切り替えるのはおかしな話ですし、おっぱいが出ているのですから今のままでイイと思いますよ。。
哺乳意欲があり、吐乳も無いのであれば、普通に考えれば近いうちに1回量を増やすよう、NICUドクターが指示を出されるのでは?と推察します。
理由はさておき期待したほど体重増加に結びつかないものの、1回量が増やし難い状況であれば、カロリーの補給のために冷凍母乳にマクトンオイルなどを添加されたりすることはあるでしょうが、そういった判断はNICUドクターがされることですから、お母さんからお願いされることではないですしね。

一度真剣な表情で、担当看護師さんに、「泣き過ぎて体力消耗しないか、体重増加に影響して、退院が遅れるのではないかと心配なんです。母親としては何をしたら良いのでしょうか?」というお気持ちは伝えられた方がイイですよ。
勿論、抱っこをしても泣き止まない第2子ちゃんのお母さんに対して、業務的に多忙とはいえ、NICU看護師さんのあの言動はデリカシー無さ過ぎだと思います。(汗)
患者さんや家族さんからご指摘を受けないと、自分の失言に気づかないスタッフは何処の病産院にも居るのが現実でしょうから、当の本人に言い難いことは、病産院に設置してある投書箱に想いを投げかけては如何でしょうか?


2015年7月 3日 (金)

アトピー性皮膚炎を患う妊婦さん・褥婦さんへ。

アトピー性皮膚炎の治療のために、塗り薬を使用されていますよね?
妊娠されてからのコンディションは如何ですか?
中には、妊娠してからは何もしていないのに、「軽快した!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、全体からの割合としてはさほど多くないと思います。
「変わらないor何となくだけれど悪くなってきたかも?」の方の割合が多いのではないでしょか?
そこで、SOLANINからのお願いなのですが、少なくとも、産後に母乳育児をするおつもりならば、安定期に入れば、一度は皮膚科ドクターを受診しましょう。
そして、ご出産までに炎症を収束させるべく、対策を講じておいてください。 
元々の炎症所見がキツめor中等度なのに受診されなかったり、受診されても、おなかの赤ちゃんへの塗り薬の影響を過大解釈して、処方薬を使わずに過ごしている方は、産後乳頭・乳輪アトピーが激化しているように見受けられます。
万一皮膚科ドクターが妊娠中の治療に対して極端に消極的だった場合は、産婦人科ドクターに相談しましょう。

妊婦さんの睡眠の質は浅いめだし、褥婦さんには、そこに吸啜という物理的刺激が加わるので、産後はホントにヤバいんです。
あっという間に乳頭・乳輪の皮膚がズルズルになったり、浸出液が出てくる段階まで悪化してしまい、おっぱいがジャブジャブ出るのに、「痛くて授乳できません。」となってしまいがちです。
それは、あまりにも悲し過ぎます。
一時的に搾乳で凌ぐ方法もありますが、直母の完母だったりしたら、乳頭混乱が怖いので、安易に哺乳瓶は使いたくないですからね。

授乳中に悪化したとしても、使用できる塗り薬はありますが、使用を躊躇う褥婦さんに理由を聞くと、拭き取りの仕方(何を使うか)と塩梅(力の掛け具合)が分からないから不安なためのようですが、う~ん、確かに実地で体験しないと分かり辛いかもしれませんね。
ただ、そこはケアだから、看護師さんや助産師に確認すれば済みますよね?
また、そういう方がいらっしゃったら看護師さんや助産師も、「大丈夫ですか?やり方は分かりますか?」と、声掛けして、進んでレクチャーしてあげてほしいですな。

この記事を書いた理由は、妊娠中にコンディションを整えておけばここまで酷くならなかったのでは?という褥婦さんをしばしば見かけたからです。
もっと、ご自分の体調に関心を持ち、来るべき日のために、先手必勝を目指していただき、笑顔で母乳育児をしていただきたいからなのです。

2015年7月 1日 (水)

乳頭保護器を使用せざるを得ないこともある。

乳頭保護器を使用することはできれば避けたいものですが、栄養方法が搾乳主体となるくらい分泌が豊富で、でも、お母さんの乳首が硬い・短いor引っ込んでいる・伸びない等の理由で咥えられない場合は、致し方ないこともあります。

必要な量の搾乳が概ね15分程度で賄えたらいいのですが、もっと時間が掛かる場合、赤ちゃんが搾乳を待てなくなることもあります。
入院中ならば助産師が搾乳を手伝ってくれたり、泣いている赤ちゃんをあやしてくれたりといったサポートも可能でしょうが、退院後は助産師は傍に居ませんからね。「さぁ搾るぞ!」と、構えた瞬間に号泣が始まることもありますからね。

家族の方にサポートしていただくというのもアリですが、基本的に新米お母さんが育児その中でも授乳に専念ができるように、お家の方は家事全般を担ってくださっているわけですから、それにプラスして搾乳の度にグズっちゃった赤ちゃんをあやしてくださいとは頼めないですものね。
搾乳頑張り過ぎて、マタニティブルーになっても困るし。

そんなんだったら、乳頭保護器を使いさえすれば量的に充分な直母が自力で可能なのであれば、文明に利器も使いようだと思います。
良い意味での割り切りとでも申しましょうか・・・
赤ちゃんの体重や飲みっぷりにもよりますが、乳頭保護器外しのタイミングは口腔案件も吸啜力も問題ない健常新生児であれば、3300~3500g以上になっていて、生後1ヶ月を過ぎる頃ですかね。
乳頭保護器って、遅過ぎると外せなくなるし、早過ぎてもダイレクトの直母が量にならなくて凹みまくることもありがちですから無理は禁物です。
外す時は決して自己流でお茶を濁さず、助産師に診てもらってくださいね。

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