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2015年7月25日 (土)

夏風邪はおっぱいライフの鬼門ですよ!

一般的に夏風邪と称する、『手足口病』『ヘルパンギーナ』『プール熱(咽頭結膜熱)』ですが、「フン!夏風邪なんて数日で治るし、大した病気じゃないわ。」「ホントに赤ちゃんでも罹ってしまう病気なの?」と、侮ってはいけませんよ。
上にお子さんがいらっしゃると幼稚園・保育園や学校から持ち帰ったり、お父さんが職場で仕入れてきたり、お母さんが罹ったら、赤ちゃんにだって感染るリスクは跳ね上がりますからね。

先日の記事でも書きましたように、口腔内(頬っぺたの内側や歯茎や舌)に水疱状の発疹が出来る病気(『プール熱』の場合は咽頭の腫脹ですが・・・)に罹った場合、大抵は経過として潰れて潰瘍化してしまいます。
つまり、夏風邪に罹ると、殆どの飲食物は口にすると強烈に沁みて痛いったらありゃあしないのですね。
柑橘系果汁とは異なり、おっぱいやミルクは沁みにくいイメージがありますよね?
ところがどっこいそうでもないのです。
もちろん夏風邪に罹っても当然ですが、赤ちゃんはおなかは空くのですよ。
おっぱいもミルクも飲みたいのですよ。
でも、お口の中が痛すぎて、飲めなくなるのです。
口腔内の潰瘍部分が治るまでの数日間、一種の哺乳ストライキ状態になってしまうわけです。
 

離乳食が食べられる月齢の赤ちゃんだったら、搾乳やミルクをポタージュスープのベースにしたり、つるんとしたものなら沁みにくいのでゼリーにしたりして摂取させることは可能ですが、それ以前の月齢の赤ちゃんだったら、大袈裟でも何でもなくて、脱水になってしまう危険性だってあるのです。
また、これらの病気の厄介なトコロは、赤ちゃんの中に「おっぱいやミルクは飲んだら痛い!」というイメージが強烈に残ってしまうのことです。
特に1歳前後になり、記憶の保持がしっかりしてくると、治っても飲んでくれなくなることがあるのです。
そう、そのまま卒乳みたいになっちゃって、楽しいおっぱいライフがいきなり終了!なんてことも相当数あります。
夏風邪がおっぱいライフの鬼門というのは、そういう意味なのですな。
もちろん、お母さんの必死の言い聞かせが効を奏して、おっぱいライフが無事復旧することもありますが、お母さんは機嫌の悪い病気の我が子の看病に加え、それまでの間、おっぱいの分泌の維持・トラブル予防に努めなくてはならず、このうえなく大変になります。

2011年は各地で夏風邪の中でも、『手足口病』が大流行しているらしいですから、この鬼門には足を向けないように、タオル等、直接肌に触れるモノの共用は避けて、含嗽や手洗いを厳重になさり、防衛してくださいね。

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☆赤ちゃんの病気予防早期発見と対処法」カテゴリの記事

コメント

なんというタイムリーなお話
3ヶ月になったばかりの息子が手足口病になってしまい、おっぱい飲めなくて4日間の入院になったところでした。

夜間授乳が出来なくて、搾乳していたのですが、一時間近くかけても40ミリ程度しかできず、付き添いの往復で疲れもあって、息子の退院してから、乳腺炎で39.5度で朦朧としました。
その後、白斑が片側、5箇所ほど。
詰まって出ないのでたくさん吸ってくれても、お腹が満たされないようですぐに泣いてしまうし、ミルクを足さざる得ない感じに…。
入院中で息子は少し痩せてしまうし…。

私も疲れからか、手足口病と咽頭炎にもなり、食事が取れず母乳がさらに出にくく…。

母乳量もギリギリ足りないぐらいだったので、また戻るのか心配でしょうがないです。

保育園の洗礼?を受け、手足口病もらってきました。
新生児以降おっぱい大好きっ子の娘がさすがに痛かったらしく、満足に飲めない様子。
現在二歳なのですが、もしかしてこのままおっぱいおわりと思いきや、良くなったとたん前のようにおっぱいに向かってニコニコ顔で寄って来ます。

やっぱり可愛いな〜。
卒乳もそろそろと思っているのですが、名残惜しくて。

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