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2015年8月 3日 (月)

早産児や低出生体重児のお母さんが嵌り易い罠。

喩え36週6日であっても早産児ですし、2498gであっても低出生体重児です。
自動的に小児科入院になります。
NICUに収容される赤ちゃんのようなシビアさは感じないかもしれませんが、こと直母に関しては、健常新生児とは一線を画するものがありまして、なかなか骨が折れるものです。

出生直後から直母がしっかり出来る位のパワーもスタミナも兼ね備えた小児科入院児など存在しない・・・とまでは申しませんが、あくまでそれはごく稀な存在です。
99%の赤ちゃんは、お母さんの乳首を口に含んでも、舌の巻き付けやうねりのような動きは殆ど無く、数回クチュクチュしただけなのに、すっかりくたびれ果てて「ほぇ~」と脱力するor夢の国へ行かれます。
お母さんが、「頻回直母で頑張るぞ!」と意気込んでも授乳間隔は3時間毎が精一杯で、ピッチは詰まりません。
直母は飲めても一桁から10g台がアベレージで、栄養の主体は搾母やミルクになりがちです。
直母後にシリンジや哺乳瓶で与えれば目を見開き、シャンとして哺乳しますがね。(別腹なのかな?)
しかも、哺乳後に平らなコットの上で仰向けに寝かせても(←これってメッチャ寝心地悪いんですよね。)くたびれ果てているから爆睡しちゃいます。

そんな赤ちゃんであっても、退院されて1週間、2週間経つうちに、上記のパワーやスタミナがついて来ます。
そうすると、「飲んでも飲んでも欲しがる。」「平らなトコロで仰向けにしても眠らないようになった。」「抱き癖がついたみたい。」。」「しゃっくりが出始めるとなかなかストップしない。」という苦情(?)めいた訴えを聞くことも増えてきます。

気をつけることは、これらの兆候は、ともすると哺乳量不足のサインのように捉われがちなことです。
けれども、助産院や母乳外来で診てもらい、体重増加度的に「ハイペースで増えていますよ。」と指摘されたら、いよいよパワーとスタミナを兼ね備える段階に到達しつつあるのだと解釈して頂いて間違いないでしょう。
ちなみにこれらの変化は、直母量的に充足している体格も標準以上の健常新生児であれば退院前1~2日前頃から見られる現象なので心配ありませんし、或る意味必然なのですね。

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