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2015年9月 7日 (月)

リンパ節炎の治療時の内服について。(1歳2ヶ月)

<ご相談内容>
1歳と2ヶ月の娘に授乳中です。
リンパ腺炎でセフゾンとプレドニンを処方されました。
1日3回の処方です。
初めて飲む薬で色々調べたらやっぱり授乳禁止で、プレドニンは量を守れば大丈夫とわかりましたが、セフゾンとプレドニンを両方飲んでも授乳していいのかと。

1歳を過ぎてますが頻回授乳していて、薬の移行が心配です。
主治医に伝え忘れいままさに授乳するかどうか不安で投稿しました。
よろしくお願いします。

<SOLANINの回答>
リンパ節炎に罹患されお見舞い申し上げます。
ん~、やはり、こういうことは、主治医に確認されるのがスジですね。
当ブログのカテゴリー「☆おっぱいとお薬」は、あくまで情報提供の場であり、それをご精読いただき、ナンでしたら国立成育医療センターのHPや大分薬剤師会のHPにジャンプしていただき、確認して頂くように記事末尾にアドレスを掲載しておりますので。
そもそも、普段からきちんと当ブログをご精読であれば、「プレドニン®」は過去記事にあるのはご存知ですよね?(検索されたら即ヒットしますよ。)
「セフゾン®」は確かセフェム系第3世代のお薬で、半減期も1.7時間と早いですし、陣痛発来前に破水した際に感染予防として処方されたり、小児にも処方される種類のお薬ですね。
添付文書には記載されていませんが、母乳に移行しにくいお薬で、Briggsでも、600㎎/日の投与では、母乳中に検出されなかったというデータもありますので、授乳中のお母さんには適している部類になりますね。

顔が見えない状態での遣り取りになりますから、提供させて頂いた情報をご自身で吟味され判断して頂くことが妥当かと存じます。

ただ、文面からの印象というか穿った見方かもしれませんが、相談者さんは、現在授乳中であるという事情(←これ、凄く大事なことですよ!)を、主治医に伝え忘れられたっていうのはホントでしょうか?
百歩譲って授乳前にハッと気づいたのであれば、帰宅後であったとしても電話等で確認することは可能なのではありませんか?
そうじゃなくて、敢えて聞かれなかったのではありませんか?

今まさにと仰られても、開設当初から当ブログは緊急性を要するご相談にはお答えすることをしない方針です。
当方もフルタイムで某病院で仕事をする身の上です。(汗)
もしかして相談者さんは、当ブログの一見さんですかね?
SOLANINは決してPC前に張り付いて、コメント返しや相談業に専従しているわけじゃないんですよ。(著書にもプロフにもその旨書いております。)
当ブログの熱心な読者のみなさんであれば、この手の相談はSOLANINが一番嫌がるタイプのものであることをご存知なので、される筈ないですから・・・

雨風呂時代は読者登録をして頂き、過去記事をしっかりご精読いただいた方のみにコメントをお返ししたり、質問を受け付けておりました。
でも、ココログさんは読者登録のシステムが無いので、この相談者さんのような方が後を絶たないので、正直言って困惑しています。
この相談者さんに限らず、緊急性を要するご相談はお受けいたしかねます。
(それでも記事化したのは、注意喚起のためです。)
どうかよろしくお願い申し上げます。

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