事故に遭い投薬のため断乳しました。
<ご相談内容>
初めまして。
強行断乳したためにそのあとの自身と赤ちゃんのケアについて知りたくて来ました。
事故に遭い、抗生物質や解熱剤などの投薬で授乳が出来なくなり断乳しました。
けれど、こちらで子どもが壊れると書かれていて不穏です。
色んな理由で断乳する人がいるのに…。
こちらは母乳についての話だけで育児は専門外かもしれませんが、今から私が子どもにしてあげられることはなんですか?
<SOLANINの回答>
まずは事故に遭遇されたこと、お見舞い申し上げます。
事故の詳細やお子さんの月齢が不明なのでここからは想像するしかないので、見当違いのことを申し上げていてもご了承願います。
急病や事故やそれらに伴う緊急手術及び入院などの事情があり、一時的か持続的かは様々ですが、断乳状態になるお母さんがいらっしゃることはしばしば見聞きいたします。
また、色んな理由で断乳せざるを得ない方がいらっしゃることは経験上存じておりますが、過去記事で書かせて頂いたのは、お母さんのエゴだったり無知だったりで断乳に巻き込まれるお子さんが世間にはまだまだ多いことを述べたかったのですね。
我が子に対し、酷いことをしているという自覚すらないお母さんと、その結果とても傷ついているお子さんにこれまで何十人どころか何百人と出会ったことがある者にしてみたら、もうこんなことは止めて頂きたいわけです。
逆にSOLANINは相談者さんにお尋ねしたいです。
結果的に断乳をせざるを得なくなった時、お子さんに対し、どうされましたか?
事故直後は意識が無かったですか?
身動きが取れなかったですか?
でも、意識が回復され、身動きが取れるようになったら、「ごめんね。」と謝られましたよね? 悲しくて情けなくて泣いちゃったかもしれませんね? お子さんをぎゅっと抱き締めましたよね?
まだ上手にお喋りできないお子さんであっても、それこそお母さんの生命が危ういとか尋常じゃないことが周りで起こっていることは、ある程度場の空気を読めるし、察知されています。
小さいなりにも一生懸命、「受け入れなくては!」と、気持ちを奮い立たせていらっしゃいます。
断乳された結果、おっぱいの代わりになる美味しいモノや楽しくなるコトを一緒に探していらっしゃいますよね?
精一杯お子さんと向き合っていらっしゃいますよね?
そういう気持ちの籠った触れ合いをされていたら、お子さんが不穏になることは少ないのではないでしょうか?
信じられないかもしれませんが、お子さんの気持ちを忖度されずに、「あーやれやれ、せいせいしたわ。」的な態度で接したり、後足で砂を掛けるように蔑ろにされたりするお母さんが後を絶たないことが、世間一般ではまだまだ多いのです。
そのせいでお子さんの心が壊れてしまい、死んだ魚の目になってしまったり、泣き止めなかったり、チックになったり、ハンストに突入し低血糖→痙攣起こしたりという痛ましいことに堪り兼ねて記事化しているわけです。
何かしてあげられることは?の問いには答えるまでもないです。
それでも強いて申し上げるとしたら、親としての温かみのある対応と言葉がけ、子どもを丸ごと受け止めることに尽きると思います。
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