もっとあげようと思っていたのに。(11ヶ月)
<ご相談内容>
上に2人の子どもが居ます。
直母の完母でしたが、何故か2人とも、11ヶ月であっさりと卒乳しています。
周囲のお母さんたちは、おっぱいから離す(←断乳ですね)のが大変という話しか聞いていなかったので、「私ってラッキーなのかな?」位に思っていました。
丁度1歳のお誕生日には仕事復帰だったので、正直言って、授乳が終わることに、何の躊躇いもありませんでした。
そして、昨夏、こちらのブログに出会いました。
3人目を授かり、順風満帆なおっぱいライフを過ごしてきました。
今回の子どもが私たち夫婦にとっては最後の赤ちゃんの予定ですし、転職して在宅ワークになったので、何となくですが、「きっと長期授乳になるのだろうな。喋るおっぱい星人かぁ・・・まぁ1人くらいそういう経験が出来てもいいんじゃないかな?」と、思っていました。
夜中に勝手におっぱいを飲まれても、寝不足になっても構うものかという覚悟は出来ていました。
ところが最後の赤ちゃんも、上2人同様、月齢と共に離乳食はどんどん進み、反比例して授乳回数はどんどん減ってきました。
特に、11ヶ月に入った頃から、片方1回飲んだら「ごちそうさま。」と手を合わせるゼスチュアをして、おっぱい無しでもコロンと眠るようになり、全くと言っていいほど執着していません。
「おっぱいだよ。」と差し出しても、ニヤリと笑うだけで、欲しがる素振りではありません。
1歳のお誕生日まであと2週間。
長期授乳を経験しないまま、3人目もこのまま卒乳してしまいそうで、私の方が名残惜しくて泣けてきました。
<SOLANINの回答>
自然卒乳と言えば、イメージ的に2歳とかもっと大きな年齢とかのイメージが強いですが、何かの働きかけをしたわけでもないのに、1歳までに自然卒乳をされる赤ちゃんは20%くらい存在されます。
相談者さんは、何となくですが3人目さんは長期授乳になるだろうなと予測されていたし、そうなっても受け止めようとされていたのに、「2度あることは3度ある!」だったのですね。
特に、「この子が最後。」という思い入れがあっただけに、モヤモヤして、気持ちの整理がつかないのかもしれませんね。
おっぱいライフが順風満帆であればそうでもないのでしょうが、聖人君子ではない限り、トラぶって超痛い目に遭ったり、夜間の授乳がしんどかったりすると、「もういやだ。止めてしまいたい!」と思いがちです。
しかし、思いがけず早い時期に卒乳されると、ホントに寂しいものです。
自然卒乳の日は、或る日突然なのですね。
いつフィナーレを迎えるかは、お子さんのみぞ知るわけです。
「もしかしたらこれが最後のおっぱいかもしれない。」という気持ちになると、子どもに優しくなれるという話を聞いたことがあります。
でも、泣きたい時は、泣いて良いのですよ。
無理して我慢しないでくださいね。
そして、少しずつでいいから、受け入れてくださいね。
相談者さんは通算で3人のお子さんを約1年ずつ完母でおっぱいをあげてこられたのですよね。
概算ですが、それって約1tのおっぱいを生産していたことになりそうですよ。
大したものです。
ご自身のおっぱいライフに誇りを持ってくださいね。
どうもお疲れ様でした。
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