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2015年10月29日 (木)

4㎏台で生まれた赤ちゃんであっても。

赤ちゃんの出生時体重を分類する際、4㎏以上の赤ちゃんを「巨大児」と称します。
お母さんが妊娠糖尿病だったのでは?ということが示唆されますが、未だに妊婦のうちに糖負荷試験を実施しない病産院もあるようなので、未検査であれば推測するしかありませんが。
さて、その巨大児ちゃん。
最初のうちこそお産疲れ(?)で吸啜が今イチのこともありますが、回復するにつれ、ゴイゴイと逞しい吸啜を見せてくれるものです。

しかし、稀に巨大児ちゃんでありながら、舌の挺出が不充分で巻き付け不良だったりすることもあります。
そういう場合は、やはりシリンジと指を使った吸啜トレーニングを継続することで改善を図ることが出来ます。
特に、巨大児ちゃんでありながら高口蓋であったり、上唇小帯が太短くて上歯茎の先端までガッチリ付着していると、(信じられないかもしれませんが)上下口唇全体にガビガビの吸啜胼胝(きゅうてつべんち=吸いダコ)が形成されたりします。
SOLANINも数は少ないですが、昔そういう巨大児ちゃんに遭遇したことがあります。
抱っこの仕方を変えても、ベテランの助産師が授乳介助しても、おっぱいの分泌は決して悪くないのに、毎回一桁しか飲めない巨大児ちゃん。(涙)
「なんでこんなに大きな赤ちゃんやのに、吸いダコだらけでおっぱいが飲めへんのかな?」と思い、お口の中をチェックさせていただいたら、高口蓋+太短いガッチリ付着の上唇小帯だったから・・・ということが発覚したことを思い出しました。
でも、これって生まれつきのことだから、入院中に問題解決というのは難しいと思います。
退院後も母子をサポートすることで、難局を乗り越えていくお手伝いになるのだと考えます。

吸啜トレーニングが実を結び始めると、直母量が増加し、吸啜胼胝が軽快してきます。
SOLANIN的には概ね3~4週間で、何とかなるかな~という印象です。
あっ、でもその間は、搾母をこまめに行い、分泌低下しないように気をつけてくださいよ。

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