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2016年1月 3日 (日)

寝かせ方をイジるから、直ぐに目を醒ますのよ。

SOLANINの勤務先に限らず、旧・母子整体研究会(最近は母子フィジカルサポート研究会っていう名称に変更されたようですね)に関心があったり、それら研究会のインストラクターの居る病産院は、お雛巻きや授乳クッション或いはおやすみたまご®などを使って背中を丸くして寝かせると、ねんねの着地率が良くなり、将来的にも姿勢の良い子に育つので推奨しています。

しかしながら、
退院後自宅に帰られたらお手伝いに来てくださったおばあちゃんが、里帰り出産であればご実家で迎えてくださるおばあちゃんが、ほぼ100%に近い確率で仰る言葉があります。

曰く、「こんな布できゅうきゅうに包んだら赤ちゃんが窮屈で可哀想。自由に手足を伸ばせるように直ぐにほどいてあげなさい!」
(夏場ならば)「バスタオルなんかで包んだら、汗疹が出来ちゃうじゃない。汗疹は痒いから、むずがって眠ってくれなくなるわよ。全くもう、何にも知らないんだから!」
「背中を丸くして寝かせたら背筋の曲がった子になってしまうじゃない。だから、敷布団だって赤ちゃん用はカンカンに硬いマットレスになっているのよ!」
・・・要は、新米お母さんの無知を是正してあげてますよ的な発言です。

それっておかしくないですか?
おなかの中に居た赤ちゃんは満期で生まれてきたら、凡そ280日間は、子宮内で過ごしてきているわけです。
特に妊娠後期で、エコー画面上に全身が映らなくなる頃には、子宮内でパツパツに近い状態で過ごしています。
だからと言って、胎児はその環境が嫌だったかと言えば一部例外はあるかもしれませんが、基本的にそうではありません。

昨年末にアップした記事にもありますように、授乳スタイルや睡眠パターンをイジッたばっかりに、《おっぱいが沢山出ているのに赤ちゃんが育たない》《夜中に活気づいて眠ってくれない》ことに悩んでいらっしゃるお母さんが如何に多いかを知れば知るほど、「お願いやから要らんことを言わんといて!」と、声を大にしたいです。

助産師の指導には真っ当な意味があるのです!
「沢山飲んでも身体が辛くないように」
「背中を丸くすることで、姿勢が良くなるように」
「大きな音にビックリしないよう、安心させてあげるために」
「保温に留意するために」(夏場暑ければ、空調で室温を整えたうえで、短肌着一枚にお雛巻きを施すか、短肌着+コンビ肌着にメッシュ系の布地を使ってお雛巻きを施すかすれば、蒸れて汗疹が~なぁんてことにはなりませんよ。)
・・・色々な意味があって、お雛巻きや背中を丸くした寝かせ方を推奨しているのに、病産院の指導を卓袱台(ちゃぶだい)返ししているおばあちゃんはゴマンといらっしゃるので、「あ~またかよ。」と悶々としながら、「え~とそれはですね。」と、同じ説明を繰り返すはめになってしまう助産師もゴマンと存在するのですね。
おばあちゃんの育児スタイルを全否定する気は毛頭ございませんが、娘さんに対して経験者風を吹かせたいなら、もうちょっとこう、事前学習されては如何でしょうか?

例えば各都道府県の助産師会が年に数回は開催している「孫育てセミナー」に参加するとか、地域の開業助産師や病産院で開催している「孫育てカフェ」など、探せば幾らでもそういった催事はありますよ。
妊婦さんもそうですが、おばあちゃんになられる方も、イマドキの出産や育児に関して自ら学ぶ姿勢が欲しいなと思います。
病産院で指導させて頂いたことを自分勝手な判断で反故にしておいて、「抱っこしたら眠ってくれるんですけど、お布団に寝かせたら直ぐにバチッと目を醒まして、ギャ~って泣くんです・・・」と涙ながらに訴えられてもねぇ。
何か違くないか?って思わずにはいられません。

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