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2016年2月 3日 (水)

1回にどれだけ哺乳できるかは重要ですが・・・(入院中)

1回哺乳量を褥婦さんに測定してもらうことってあると思いますが、新生児の体重や体重減少率や様々な要因を検討して、しっかり哺乳できているかどうかを評価すると思います。

勿論乳房の観察も欠かせません。
乳房が活気づいて来るといきなり1回哺乳量が増加しますからね。
それに連動するかのように、新生児のおしっこやうんちの回数も増えるし、日々の裸ん坊体重も上向きになってきますね。

そうすると、何となくですが、「ああ、やれやれ。直母確立が見えてきたし、これで一安心♪」的な雰囲気に助産師はなっちゃうし、そんな助産師を見てお母さんも安心されるのですが、気になることが一点!
直母で量が飲めたらそれでエエわけじゃないんです!

お母さんの乳首の傷、マシになってきているかな?
左右切り替えの際、新生児の口を離した瞬間、お母さんの乳首変形していないかな?
充分な量が哺乳できていたとしても、そういう新生児の哺乳力はまだまだ不安定なので、授乳の見守りは必要です。
助産師は張り込みの刑事さんじゃないから、直母の最中ずっと傍でガン見しなくてもいいけれど、外す瞬間だけはチェックしてね。
退院後に直母がガタガタになる新生児は、そういうトコロがきちんとチェックされていないことが多いから。

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