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2016年2月 5日 (金)

助産師だから上手く出来るわけじゃないのよね。

<ご連絡いただいたこと>
はじめまして、Y市の大学病院に勤務して6年めになるMIOといいます。
現在第一子を出産して1ヶ月、舌小帯の記事からこちらのブログに出会いました。
これまでそこそこ母乳推進の病院に勤めてきて、それなりに母乳育児の知識はあるような気分になっていましたが、こちらの記事を読み漁り知識の浅いことに直面する毎日です。
とくに自分のことになると、助産師なんて仮面はどこへやら…素人と同じです。
この1ヶ月間、裂状乳頭で中央陥没…SOLANINさんのいうスイートスポットは深すぎ、そしてベビーの舌小帯は短い…本当いいところ何もないおっぱいとベビーに囲まれて1ヶ月やってきました。
当然、直母は量にならない…どう飲ませても吸ってはいるけれど外したらすぐに泣くばかりで明らかに飲めていない、もちろん嚥下音なんてたまにしか聞かれない…もちろんそんな状態で体重が増えるわけもなく、搾乳を必死にこなして補足してここまできました。
助産院で開通マッサージを受けたり、搾乳器のハーモニー買ったけど全然搾れなくてスイング購入するなど、この1ヶ月どれだけお金を使ったことが…笑
乳頭混乱をおこさないために…母乳相談室をつかって、1時間かけてなんとか60をのむ我が子に悩む毎日です。
このブログ、とても勉強になります。
でも、残念すぎる救いどころのない自分のおっぱいに凹むことばかりでもあります…舌小帯の手術を受けようかとも本気で悩む日もあります。
でも、4800gの壁を越えるまで、諦めずに頑張るしかないのかなと思う日々です。
これからもブログのお世話になるとおもいます。
SOLANINさんも、お仕事頑張ってください!
<SOLANINからひとこと>
穿った見方かもしれませんが、助産師として母乳育児に関する知識があるため、どうしてもMIOさんの後輩は支援には消極的というか、助言したりお手伝いするのはおこがましいという気持ちになるでしょうし、先輩にしても授乳介助の達人ばかりじゃないでしょうから、結構孤立無援な感じかもしれません。
たかが直母で飲みとれるかどうか・・・なだけですが、自分が当事者になると、「こんなに大変だったのか!」と愕然とすることは、ちょくちょく見聞きします。

ただ、良いトコロ何もないおっぱいとベビーだなんて!違いますよ!
確かに組み合わせ的には最高難度でしょうし、持久戦にはなるでしょうが、克服できる日はきっと来ます!

変な表現で恐縮ですが、「母乳育児成功のための10カ条」の第5条、ご存知ですよね?
今、MIOさんはそれに近い状況なのです。
目の前に愛する我が子はいらっしゃっても、直母が困難な状況ですから、直母が出来るようになるまでは、分泌の維持と気持ちや時間が許せば非栄養的であってもいいから直母にトライすることです。

当ブログを読まれ、余計に凹むこともあるでしょうが、赤ちゃんの力を信じてあげてください。
そして、待ってあげてください。
直ぐに結果の出ないことには、焦れるでしょうし、疑心暗鬼になるかもしれませんが、分泌の維持をしていけば、きっと乗り越えられますとも!


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