寝技で仕上げ磨きは止めましょう!
歯磨き嫌いのお子さんを虫歯にしないために、ホントはしたくないけれど、寝技で羽交い絞めして身体の自由を抑制しながら仕上げ磨きされる方がいらっしゃるようですが、あれには反対ですね。
子どもにとっては、恐怖感や嫌悪感しか醸成されませんから。
確かに短期的には、間違いなく磨けて、虫歯予防にはなるかもしれません。
でもね、それを日常化すると、後々厄介ですよ。
子どもはどんどん大きくなり、力も強くなります。
2歳3歳4歳・・・成長するにつれ、押さえ込みなんか出来なくなりますよ。(汗)
仮の話ですが、そういう状況で次の赤ちゃんをご懐妊されたらどうなりますか?
おなか蹴られちゃうかもしれませんよ。
恐ろしいことです。
それは危ないからと旦那さんに代わってもらったら?というプランも無くはないですが、一般的に男の人は子どもの泣き声に対する耐性が乏しいので、仕上げ磨きが㌧でもなくチャラ磨きになってしまいがちです。
仕舞いには、「こんなに嫌がるなら可哀想だからしなくていい!」と放置するお父さんも・・・
なのに、子どもに迎合して甘いものを欲しがれば口封じに与えてしまい、たった1週間かそこいらで虫歯が出来ちゃったという気の毒な話をしばしば耳にします。
これまでのお母さんのご苦労が水の泡になっちゃうのですよ。
そんなの困るでしょう?
だから、先々を考えて、寝技で仕上げ磨きは止めましょうっていう訳です。
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