公共交通機関を利用しての長距離の移動の際の下準備。
SOLANINの勤務先では、里帰り出産をされたお母さんが毎月大体4~5人に1人はいらっしゃいます。
その里帰り出産されたお母さんからのよくある質問で、「はて、これはどうしたら?」というのが、公共交通機関を利用しての長距離の移動の際のおっぱいをどうしたらいいか?・・・です。
混合栄養のお母さんは、割り切ったようにに「移動中はミルクにします。」と、仰いますが、ご存知のようにミルクの消化時間は、飲ませ始めから次の飲ませ始めまで3時間以上空けなくてはなりませんから、早く欲しがったりむずがったりしたら、伝家の宝刀であるおっぱいの登場ですよ♪
それから、飛行機の場合、各社機内持ち込みの荷物に制限があるので、事前に確認しておきましょう。
完母のお母さんは、申すまでもないですが、おっぱいしかない訳です。
公共交通機関と申しても、赤ちゃん連れですから船舶や高速バスということは殆ど無く、大抵はとか電車(特急・新幹線を含む)飛行機とかで移動されるわけですが、早速その下準備をレクチャーしますね!
まずは、座席予約は必須です。
電車だったら、座席は進行方向先頭がいいかな。
その場所だったら、自分で旋回させない限り、見知らぬ方と対面にされる心配がありません。
座席のすぐ前は壁です。
プライバシーの保持がし易いし、立ってあやさなくてはならなくなっても、デッキまで最短距離で行けます。
隣席はご実家のお母さんor旦那さんなどのご身内のサポーター係が居てくれたら安心です。(お母さんおひとりで赤ちゃん抱っこして荷物を持ってというのは、特に最初は、どう考えても無理ですから止めてくださいよ!)
さて、移動中の直母は人目が気になりますから授乳ケープか大判ストールなどを入手しましょう。
プライバシーの保持と、赤ちゃんが集中して哺乳できるようにするためです。
1~2週間前から、使用する授乳ケープや大判ストールなど、移動当日に供するのと同じものを使って赤ちゃんに慣れて頂きましょう。
毎回の直母で使わなくてもいいですが、せめて2~3回/日は練習することを続けます。
当日いきなりな使用になると、赤ちゃんビックリしちゃいますからね。
赤ちゃんの身になって、移動のストレスが少なくなるよう、色々段取りやサポーター係との打ち合わせをしておきましょうね。
そうそう、気圧の変化に対するおっぱいでの耳抜きに関しては、過去記事をご参照くださいね。
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