☆陣痛から出産まで

2013年10月23日 (水)

子宮口を柔らかくするお薬?

最近聞いた話です。
未だに一部の病産院で行われている(らしい)ことで、「おっとびっくり!」なことを知りました。

子宮口が碌に開いてもいない段階で、陣痛が全く発来しておらず、尚且つ、胎児機能不全でもないのに、「万全を期して。」という理由で、分娩予定日よりも早めに入院させて陣痛誘発して産ませる(←嫌な言葉ですねぇ。)トコロがあるのだとか。
それなのに、「当院は自然分娩を推進しています!」と、堂々とアピールされているらしいです。
笑止千万ですな。(怒)
良いとか悪いとかで分けるつもりは毛頭ありませんが、医学的には陣痛誘発した分娩は、(下から産んでも)自然分娩ではないんですよね・・・

陣痛誘発と言えば、恐らく輸液ポンプを付けて、ゆっくり点滴をするイメージをお持ちの方が多いでしょうが、実は、内服による陣痛誘発もあるのです。
1時間毎に白っぽい錠剤を大体5錠内服させるやり方です。

問題なのは、産婦さんへの説明が、「内服による陣痛誘発をします。」ではなく、「子宮口を柔らかくするお薬です。」というパターンが多いらしいのです。

「ええっと、医療処置をする際のインフォームドコンセント(=充分な説明とそれに基づく同意)を抜くなんてアカンでしょう?」
「そもそも、薬効と違う説明をするなんて、それって産婦さんに対する欺瞞(ぎまん)ですよね?」
「それって、陣痛誘発促進剤の適用基準(ガイドライン)から逸脱しているのでは?」
「こんなことが罷り通っていいの?いい筈ないよね?」と思いました。

確かに産科施設は年々減少し、何処の病産院であっても、マンパワー不足は常態化しています。
なので、せめて勤務者が多い平日の日勤帯に分娩をさせようとゆうことなのでしょうが、まだまだ産まれそうにないことが条件的に揃っている中で、敢えて陣痛誘発するのはやはり違うのではないかと思います。
産まれそうにないなら、産まれそうになる迄待てばいいだけのことではないでしょうか?

言い方悪いかもしれませんが、こういうことをする病産院が少なからずあるから、事故が起こるのではないかと危惧しました。

もしかしたら、当ブログの読者さんの中にも、「子宮口を柔らかくするためのお薬を1時間毎に5錠内服させられた。」方がいらっしゃるかもしれません。
ご無事だったら良いですが、もしもそうでなかったら・・・あぁ~!

2013年9月27日 (金)

癒着胎盤って聞いたことがありますか?

癒着胎盤(ゆちゃくたいばん)って聞いたことがありますか?
通常お産が進み、赤ちゃんが生まれると、暫く後(通常30分以内)に自然に胎盤が剥離して出てきます。
出産経験のある女性だったら、その流れは理解できると思います。
出産は赤ちゃんが生まれたら終了!・・・ではなく、胎盤が出て初めて無事終了と言えるものなのですね。

ところが、癒着胎盤の場合、赤ちゃんが生まれた後に、当然起こり得るであろうタイミングに自然に胎盤が剥離せず外に出て来ません。
ですので、こればかりは妊娠中に診断することは不可能です。
まだバリバリの癒着胎盤だったかどうかの明確な診断は子宮摘出をして病理検査をしてから出されるものでもあるので、自然に剥離しなかったものの産婦人科ドクターが手を使って剥離が出来て、子宮摘出せずに済んだ場合は、付着胎盤といいます。
どうしてこのような事態になるのか、原因として考えられることは幾つかあります。
例えば、子宮内膜がたまたま上手く形成されなかったり、流産の処置や中絶の処置や子宮の手術後(以前に筋腫核出術とか帝王切開の経験があるとか)の痕などのの位置に着床してしまったり、前置胎盤だったり、頻産婦(出産経験が多い方)だったりすると、そうでない場合よりもなり易いそうです。
でも、そういう経緯が皆無であっても、なってしまうこともあります。

発症頻度は癒着胎盤は0.01%、付着胎盤は0.3%と報告されています。
癒着胎盤の恐ろしさは、出血多量による生命の危機です。
付着胎盤の用手剥離の際にも、1~2リッター超えの出血を伴うことは、ザラにあります。
出産は病気ではないし、殆どの出産では赤ちゃんが生まれたら胎盤は出てきます。
しかし、ごく稀ではありますが、そうでない場合もあります。
母体の救命のために子宮摘出を余儀なくされることさえあるのです。
赤ちゃんを産むことを軽く考える方は居ないと思いますが、無事に産めたということは、実はとてもありがたいことなのですね。

2013年9月26日 (木)

臍帯真結節って、何のことかご存知でしょうか?

臍帯真結節(さいたいしんけっせつ)とは、とても恐ろしいことですが、同時に超レアケースですので、「こんなことがあるのか!」ということを知っていただけたらそれでイイかと思います。

臍帯とは、おなかの赤ちゃんと胎盤を結ぶ紐状の付属物です。
臍帯には動脈2本と静脈1本が通っていて、お母さんのカラダから酸素や栄養物を貰い、老廃物を排出してもらうために存在するものですね。

その臍帯に(超レアケースですが)おなかの赤ちゃんの動きにより結び目が出来てしまい、臍帯の血流が滞ってしまい、子宮内胎児発育遅延(FGR)や胎児機能不全等を起こす場合があります。
妊婦検診の際に行う超音波検査(3Dや4Dであっても)では、臍帯真結節が起きているかどうかを見つけるのはほぼ不可能ですし、結び目を解くことも不可能です。

緩やかな結び目であれば、血流自体がが途絶えないので、赤ちゃんの生命に影響することはまず無いし、出産も無事終了するのですが、何かの拍子にキュ~ッと硬い結び目なると、血流自体が完全に遮断されるため、おなかの赤ちゃんの生命がジ・エンドになることもあります。

これがあくまで不幸なアクシデントであり、決してお母さんのせいではありません。
兆候として徐々に胎動が少なくなるという場合もあるし、昨日まで元気に動いていたのにいきなり・・・という場合もあり、まちまちです。
私の古くからの友人の一人も、3人目の赤ちゃんをこの臍帯真結節で亡くしたと聞きました。

医学の進歩と共に、世間一般の感覚として、おなかに宿ってくれた赤ちゃんが元気に問題なく生まれて来てくれることは当り前のように思いがちですが、本当は奇跡的であり、このうえなく有り難いことで、産声を上げてくれた赤ちゃんを抱きしめた瞬間から、授かった生命を慈しんで育てるという気持ちを日々忘れてはいけないなと思いました。

2013年9月25日 (水)

臍帯巻絡って何のことかご存知でしょうか?

臍帯巻絡(さいたいけんらく)って何のことかご存知でしょうか?
おなかの赤ちゃんと胎盤を繋ぐ紐状の物体が臍帯であることは、みなさんご存知かと思います。
その臍帯が、おなかの赤ちゃんに巻きつくことを表します。
頻度的には4~5人に1人くらいと言われ、わりかし多い現象です。

どうしておなかの赤ちゃんのカラダに臍帯が巻きつくのか?
そもそも、標準的な臍帯の長さは、赤ちゃんの身長よりも若干長い程度であることが多いのですが、おなかの赤ちゃんの動きがとても活発だったり、逆子になったり治ったりを繰り返したりというようなことがあると、どうも標準的な長さよりも、伸びてくるようなのですね。
で、動いている間に絡まってしまう・・・ということです。
巻絡の状況にはバリエーションがあり、頸に巻きつく場合や胴体に巻きつく場合や肩からたすき掛けになる場合などがあります。
巻きつく回数もバリエーションがあり、1回のこともあれば、複数回ということもあります。
頸にグルグル巻きになる場合もあります。
そうなると、おなかの赤ちゃんの心音が低下(←変動一過性除脈といいます)したり、スムーズに赤ちゃんの頭が下降してこないこともあります。
仕事上遭遇した例としては、かなり大昔ですが、頸に5回も巻いていた赤ちゃんがいらっしゃいました。
かなり苦しかったようで、頭が出てくる段階で、カッと目を見開いていて、私は物凄い目力でガン見されました。
ちなみにその時の赤ちゃんの臍帯の長さはゆうに1mを超えていました。
経験上遭遇した例としては、これまた大昔ですが長男の時で、肩からたすき掛けだったと記憶しています。(笑)

2013年8月29日 (木)

助産学生に遭遇した時のお願いです。

助産学生は看護師さんの資格を取得してから(人によっては更に保健師さんの資格を取得してから)助産師になるために厳しいお勉強と体力限界ぎりぎりの実習を日々行っています。

助産学生は国家試験受験をするには、実習期間中に正常分娩の直接介助を10人させていただくことが条件となっています。

出産施設の集約化、人手不足等、様々な問題を抱える周産期領域ですが、助産学生は、明日の希望である赤ちゃんを取り上げる尊い仕事を志しています。

実習受け入れ病院では、出来る限り助産学生に経験を積ませてあげたいと思っています。

もしも助産学生に遭遇したら、是非とも貴女を受け持たせてやっていただけませんか?

勿論、細心の注意を払い実習指導者や臨床経験豊富な助産師が、きめ細やかな対応をします。

(決して、助産学生と産婦さんを長時間ふたりぼっちで放置したりしません。)また、誠心誠意「身内でもここまでは出来ないかも?」っていうくらい尽くしてくれても、割増料金などは発生しませんのでご安心ください。

次世代の後輩の育成は、読者のみなさんのお子さん達がお父さん・お母さんになる時に絶対必要なことなのです。

どうかよろしくお願いします。

2013年8月18日 (日)

肩甲難産って知っていますか?

肩甲難産(けんこうなんざん)って聞いたことがありますか?
肩甲(けんこう)とは文字通り、読者のみなさんがよ~くご存じのあの肩甲骨(けんこうこつ)に由来しています。
健康難産ではありませんよ。(笑い事じゃありませんよ。迂闊にボケないでくださいね。)

どういうことかと申しますと、通常は経膣分娩の際、赤ちゃんの頭が出たら、助産師は赤ちゃんの身体が横に向けるのを助けます。
そして、いよいよ赤ちゃんの身体が出るのを助けるために軽く牽引するのですが、赤ちゃんの肩がお母さんの恥骨で引っかかって出られない状態を指します。

発生頻度的には、全分娩の0.5%前後とされています。
一般的には4000g越えの巨大児ちゃんの場合、起こり易いとされていますが、巨大児になる原因を紐解くと、糖尿病合併妊娠、過期産、妊婦の体重激増等が挙げられます。
お母さんの身長が低い(150cm未満)場合、3500g前後でも肩甲難産になるリスクはあります。

速やかに対処しないと、赤ちゃんは首が締まったようになり、顔色は青黒く変わり、みるみるうちに酸素不足でぐったりして、生命が脅かされます。(死亡例もあります。)
なまじ頭が出ているから、帝王切開に切り替えることも出来ません。
お母さんの身体から出すために様々な処置が必要になるため、赤ちゃんには鎖骨骨折や腕の神経麻痺が生じることも想定されますし、産婦であるお母さんも、赤ちゃんの身体を出す処置に伴い軟産道に裂傷が生じることもあるし、どうにか身体を出すことができても、子宮がポヤ~ンとしてしまうので、リッターレベルの弛緩出血を来たす恐れもあるし、産後は膀胱神経麻痺で、自力でおしっこが出なくなることもあります。

肩甲難産は滅多に起こるものではありませんが、決して舐めてかかってはいけないのです。

なってしまったら、産婦人科ドクターに全ての処置をお任せするしかありません。
妊婦さん自身が肩甲難産を予防するために何か出来ることがあるとしたら・・・やはり体重管理でしょうかねぇ。
しかし、例年お盆明けの妊婦検診では、ご馳走パクパクが祟り、全国的に体重激増する方が多いですからねぇ。(嘆)
きっと、体重激増妊婦さんは、肩甲難産の恐ろしさを知らないか、自分には関係ないと軽く考えているのでしょうねぇ。

ふぅ~。

2013年7月18日 (木)

微弱陣痛は大変です!その4

微弱陣痛って、言葉のイメージでは、痛みのレベル的には大した痛みではないような印象ですが、実際はそうではないと思います。

あまりに痛くてベッドで横になっていたら、「寝転んでいちゃ駄目ですよ。そんなんじゃお産が進まないから、頑張って歩きましょう。」と助産師に叱咤激励された方もいらっしゃるでしょう。

微弱陣痛の性質(たち)の悪いトコロは、1にも2にも、産婦さん自身は涙枯れるくらい痛く感じるのに、残念ながら、お産を進めるチカラとしての有効性に乏しいということです。(泣)
微弱陣痛の特徴は、産婦さんはかなり強く痛みを感じるものの、冷静に観察すると陣痛の間隔が一向に縮まらないし、陣痛そのものは強くならないことです。
例えば、「こんなに痛かったらもう子宮口全開近いかな?」と思いきや、産婦人科ドクターや助産師に内診されて、「う~ん、まだまだかなぁ?3cmしか開いてないですからね。」と言われてガックリ項垂れた方も相当数いらっしゃるでしょう。
骨折り損のくたびれ儲けというヤツです。

しかし、いざ本陣痛が始まったら、痛みのレベルがグ~ンとアップしますから、「あぁ、やっぱり違ったんだわ。」と気がつくかと思います。

こうならないためには、これまで提案させていただいた様々な項目の実践と、それ以外にもうひとつ、「トコちゃんベル®」トを装着することも良いと思います。

「トコちゃんベル®」トの装着は、妊娠何週からでもOKです。
妊娠初期から装着したからといって、効果が薄れるとかそういうものではありませんので安心してくださいね。
微弱陣痛の要因となる回旋異常は骨盤の歪みも大きな要因です。
妊娠中から骨盤を「挙げて」「支えて」「調える」ようにしていきましょう。

そうそう、盲点となるのが、幼少期より尻持ちを何度もついてしまったことによる骨盤の歪みもありますからね。

また、「トコちゃんベルト®」は正しく装着しないと、違和感があったり、気持ち悪いことがあります。

お近くの母子フィジカルサポート研究会(旧名:母子整体研究会)の会員や整体の先生に相談・確認したうえで装着しましょう。

2013年7月17日 (水)

微弱陣痛は大変です!その3

前回は、いざ分娩が開始して、ご自身が微弱陣痛の泥沼に足を取られないようにするためには、(不可抗力のこともありますが、そればかりではないこと)妊娠中から取り組めることがありますよ~ということを書きました。

ただ、その時出来ることを精一杯してみても、どうにもならない場合は、産婦人科ドクターの登場となります。

自然陣痛による経膣分娩を希望されていても、ある程度子宮口が開大(かいだい)し、柔らかくなり展退(てんたい)し、赤ちゃんの頭も下がってきている(=分娩進行している)のに、微弱陣痛が改善せず、モタモタしているうちにおなかの赤ちゃんの心音が低下して来た場合、救命が最優先になります。

つまり、分娩終了を迅速化させる必要性が急激に高まるわけですから、恐らく陣痛促進剤を使用することになるでしょう。場合によっては吸引分娩となったり、緊急帝王切開になることさえあるでしょう。
予定帝王切開や完全なる無痛分娩ではない限り、殆どの産婦酸が経験するであろう陣痛。

「では、最初から陣痛促進剤を使って、微弱陣痛を免れたら、産婦さんも赤ちゃんもグダグダにならなくて済むから、合理的だし、それでいいのでは?」と思っちゃいましたか?

あ~でもそれは、違うのですね。それを分かり易く説明するために例を挙げると、前回の記事で微弱陣痛の原因として書いた「骨盤が硬い」ということになります。

そもそも、何故「骨盤が硬い」状態になるのかと言いますと、食生活の乱れや服装その他露出が多いことからかなり酷い冷え症になっていることや便秘、それに元々が運動不足であることが大きな要因なのですね。

キツい表現で恐縮ですが、赤ちゃんを産み出すチカラがあまり備わっていない産婦さんに対し、微弱陣痛防止のために、先手必勝とばかりに陣痛促進剤をガンガン使えば、産婦さんのカラダはクラッシュする危険性大なのです。

堂々巡りになりますが、微弱陣痛になりがちなのは、ジワジワ&ユルユルのペースで分娩進行することが、ある意味、赤ちゃんを産み出すチカラがあまり備わっていない産婦さんのカラダのプロテクトになっているのではないかと考えます。

けれども、微弱陣痛のせいで分娩遷延するくらい、心身共に辛いものはないのです。しばしば産婦人科ドクターは、「妊婦さんが妊娠中の自分に対し、出来ることは体重管理だけです。」みたいなコメントをされますが、SOLANINは僭越ながら、それに加えて、「微弱陣痛を来たさない≒赤ちゃんを産み出すチカラを備えたカラダ作りをしていきましょう!」と提唱したいです。

2013年7月16日 (火)

微弱陣痛は大変です!その2

前回、SOLANINは、微弱陣痛を成敗すれば、母乳育児のスタートが変わるのではないかと睨んでいる・・・と申しました。

そのためには、微弱陣痛の原因を知らねばならないと思いますので、出来るだけ分かり易く説明したいと思います。

原因を大まかに分ければ、原発性と続発性があります。(念のために申し添えますが、原発性というのは、原子力初腺書とは関係ありません。)

頻度や順番に関係なく、次々に挙げて行きますね。
原発性の微弱陣痛というのは、陣痛の開始直後から、微弱ということで、その原因として、「陣痛開始前からの疲労・睡眠不足」「陣痛開始前からの栄養不良」「陣痛開始前からの過度の緊張」「骨盤のカタチが歪(いびつ)である」「骨盤が狭い」「至急発育不全」「合併症妊娠(糖尿病・腎炎・貧血・筋腫等)」「膀胱の充満や便秘」「子宮筋が硬い(高年齢・若年齢)」「双子」「逆子」「巨大児」「羊水過多症」「太り過ぎ」等々が考えられます。

続発性の微弱陣痛というのは、分娩進行途中で陣痛が弱くなったり、停止することで、原因としては、「骨盤が狭い」「軟産道が強靭」「「陣痛開始後の疲労蓄積」「陣痛開始後の食事や水分摂取が儘ならない」「回旋異常」等々・・・ が考えられます。項目の中には、例えば、「骨盤が狭い」「双子」「羊水過多症」「子宮発育不全」等は、産婦さんが努力して改善を図ろうにもどうしようもない項目だと思われます。

しかし、それ以外の項目は、努力により充分改善が期待できるのではないでしょうか?

例えば、「陣痛開始前からの疲労・睡眠不足」は、早寝早起きの生活リズムを整えていくことで、克服できます。

「陣痛開始前からの過度の緊張」は、ラマーズやソフロロジー等の呼吸法の練習やイメージトレーニングに打ち込むことを通して、徐々にココロをほぐしていけばいいのです。

「骨盤のカタチが歪(いびつ)である」は、整体を受けられたり、トコちゃんベルトを装着することで改善可能です。

「便秘」は普段からお食事を見直し、適度の運動をして、排便コントロールをしておくことで改善可能ですね。

「逆子」は、逆子体操をしたり、おなかの張りを抑えたり、場合によっては回転術や鍼灸のお世話になることも有効です。

「太り過ぎ」は、一にも二にも体重コントロールに尽きます。

適度なウオーキングやヨガやスクワットをマタニティライフの中に取り入れたり、食べる量と運動量のバランスが大崩れしないようにすれば良いのです。

「陣痛開始後の食事や水分摂取が儘ならない」は、喩えバナナ1本でもいいから食べてみる。

可能であれば、出されたお食事を陣痛の合間に摂取することで、ホントにチカラが湧いてきます。

ストロー付きの吸い口をペットボトルに装着して、いつでもこまめに水分摂取を心掛けることも、忘れてはなりませんね。

ちなみに、陣痛が強くなってきたら、飲食したものを嘔吐される産婦さんはちょくちょくいらっしゃいますが、逆に微弱陣痛で、飲食したものを嘔吐される産婦さんって殆どいらっしゃらないように思います。

微弱陣痛を吹き飛ばすことは、妊婦さんのうちからの生活スタイルの見直しで、不可能ではないのです。

では、続きを待たれいっ!

2013年7月15日 (月)

微弱陣痛は大変です!その1

普段、直接介助をする機会のないSOLANINが言わせてもらうのもナンですが、産婦さんにとっても、おなかの赤ちゃんにとっても、付き添う家族にとっても、助産師や産婦人科ドクターにとっても、「これって大変だよね。」と思わずにはいられないのが、微弱陣痛というヤツです。
微弱陣痛だから分娩が遷延し、長丁場のお産に関わった方全員、分娩終了後は寝込みそうになるくらい疲労困憊してしまいます。

しかも、ほぼ漏れなく出血多量がセットで付いてきます。
えっ?
「微弱陣痛と母乳育児って関係があるの?」ですって?
SOLANINは、特に母乳育児のスタートに於いて、大いに関係ありと睨んでいます。
長年の(?)経験から見て、微弱陣痛で苦しんだ褥婦さんのおっぱいの立ち上がりは、ハッキリ言って遅い。
理由ですか?
そりゃあ、決まってますやん!

第一⇒褥婦さんはグダグダですもの・・・ベッド上で座ることもままならず、お手洗いにも歩いて行けず、おしっこの管を入れられることを余儀なくされることもあります。

つまり、頻回の乳頭刺激をしようと思っても、体力的に難しいということです。

第二⇒赤ちゃんはグダグダですもの・・・体力を消耗し尽くしていますからね。

出生間もなくから呼吸障害で小児科入院とか、そこまで行かなくても、正期産でそこそこ大きな赤ちゃんであっても、おっぱいに吸いついたと思いきや2~3回クチュクチュしただけで体力の限界に到達し、即昏睡状態(?)という体たらくです。

つまり、効果的な乳頭刺激を与えられない状態が続くわけです。

第三⇒出血多量になれば、褥婦さんの循環血液量は、出産前よりも確実に大幅に減少しているということはご理解いただけますよね?

つまり、読者のみなさんは既にご存知のように、おっぱいはお母さんの食べたものが血液になりつくられるのに、出血多量ということは、おっぱいの元手が減ってしまうことを意味しているのです。

⇒⇒⇒そんな困った理由が3つも揃った状態で、母乳育児のスタートが上手く行くわけないですやん!

∴この百害あって一利無しの微弱陣痛を成敗できたら、SOLANINは母乳育児のスタートが、変わるかもしれないって思えてならないのです。

なので今後、誠に勝手ではありますが、暫く微弱陣痛について、色々な角度から検証して記事を書いてみようと思います。

続きを待たれいっ♪

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