☆搾乳の分泌維持と活用・冷凍母乳

2015年10月23日 (金)

これは冷凍母乳の活用方法として可能ですか?

<ご相談内容>
初めまして。
いつもブログ拝見しています。
5ヶ月になる男の子を完母で育てています。
妊娠中からこちらのブログとご著書で勉強し、切迫早産で安静中でも乳頭のケアをし、万全の体制で出産したのに産後母乳の出が悪く、さらに入院中に病院の方で勝手に哺乳瓶を使用されアッサリと乳頭混乱に。妊娠中からあった白斑が巨大化したり。
つまづくたびに記事を読みまくり、何とか息子と二人三脚でやってこれたのはSOLANINさんのお陰です。
さて、息子は今かなりのキョロちゃんで起きている時のほとんどは真面目におっぱいを飲んでくれません。
もちろん寝込みを襲って授乳していますが、どうも飲み残しが多いような気がします。
そこでふと疑問に思ったのですが、搾乳を冷凍保存し、これを離乳食に使うことは出来るのでしょうか?
キューブタイプのミルクを使ってミルク煮を作れるというのを見たことがあるので、それを母乳でもできるのかとふと思いました。
ミルクとは中身が違うし、あと、熱によって変性するのか?
気になっています。
ブログの主旨とは少し離れていますが、お時間のある時にでも教えていただきたく思います。
<SOLANINの回答>
ブログの趣旨とは違くないですよ。(笑)
大昔の話ですが、SOLANINもT1・T2・H1を育てていた頃、ちょくちょく冷凍母乳を作成しました。
そんでもって、パン粥を作る時に、冷凍母乳を活用していましたよ。
調理の過程で加熱しますから、免疫物質は壊れちゃいますが、その他栄養素は特に変わりないですし。
相談者さんのお坊ちゃんが味的におっぱいが好きだったら、問題ないどころか喜んでくれるのではないかしら。
大抵の冷凍母乳バッグはγ線で滅菌してありますから、有効期限が3ヶ月だったかと記憶しています。
通常、冷凍母乳を3ヶ月以上保管することは稀ですから、消費期限さえ遵守すれば問題ないと思われます。
念のために申し添えますが、捨てるのは勿体ないから止めましょうね。

2014年10月29日 (水)

搾乳のタイミングは、どのように見計らうの?(4ヶ月)

<ご相談内容>
幸いなことに、私は出産直後から母乳の出がよかったのか、4ヶ月半の息子にはこれまでにミルクを試しに2回飲ませた以外は完全母乳で(しかもトラブル一切なしで)やってこれました。
また、完母で育児をしていた私の実母も、完ミ育児だった義母も、私なりの母乳育児に横槍を一切入れず協力してくれます。

40w5dで出産、3040g
10日目 3230g
1ヶ月目 4410g
2ヶ月目 5760g
3ヶ月目 6890g
4ヶ月健診 7880g

4ヶ月半の現在は8330gです。身長(67.0cm)、頭囲(42.0cm)なども問題なく、身体機能も抜群です。
むしろ、元気すぎるくらいでエネルギーの消費も早いのか、今でも毎日朝5:00から夜20:00就寝まで「タイマーでもついてる!?」と思うくらいのキッカリ1時間半の授乳です。(両乳5分ずつ×2回)
寝不足も疲れも心地良いくらい、育児休暇中の育児を楽しんでいます。

が、上述の状況でどうしても分からない&納得がいかない助言(?)を4ヶ月健診でもらい、SOLANINさんならどのような対処をオススメするのかが気になってしまい今回初めてご相談をお送りします。

朝おきてから息子が寝るまで、オッパイ&遊びのお相手、合間に家事・炊事、また第1子も同然のペットの犬の相手や世話...
私もアクティブなので、加えてほぼ毎日の外出や大勢のママ友達との交流...
大体21:30までには私も寝落ちてしまい、その後も夜間1時間半から2時間半スパンで添い乳/授乳しています。
日中、自宅にいるときにちょっと隙間時間ができたら搾乳すれば良いのでしょうが、毎回クタクタの寝る前になって「あ~...できたかも...」と思いつつ搾乳ができていません...

オッパイがないこと以外には主人にもよく慣れていて、「自分に任せて外出してきなよ!」と言ってくれますが、やはり1時間半がリミットです...
冷凍母乳のストックさえあれば...と毎回思います。

こういう毎日の流れの中で、搾乳(冷凍ストックを作る)をするタイミングやコツについて4ヶ月検診で相談したところ「ん~、お母さんがミルクを与えてみて、その間に絞っては?」などという馬鹿げた回答でした。(K県Y市)
こんな回答をする人達にこれ以上相談しても...とネガティブな印象を持ってしまい、その後は区役所の子育て相談にも話していません。(1ヶ月頃の母子訪問でも、ミルク推奨の気配がしていましたので...)。

出産した病院もどちらかといえばミルク推進病院なので(隙あらば10ml、20mlと飲ませようとしていましたが、母子同室でしたし、「母乳で頑張りますので」と断りました)、そんな病院の母乳外来に1回5000円も出して相談しに行く気にもなれず...
お忙しいところ大変恐縮ですが、冷凍母乳のストックを作るためのタイミングやコツについてご教授いただけましたら幸いです!よろしくお願いいたします。

<SOLANINの回答>
文面から読み取る限りでは、相談者さんの赤ちゃんの発育は極めて良好ですし、頻回直母の日々ながら、アクティヴな育休ライフを満喫中というところでしょうか。
口はばった表現になりますが、確かに1時間半の授乳間隔では保健師さんや小児科ドクターの考え方では搾る暇無しとしか思えなかったのでしょう。
ただ、助産師からすれば、あのアンサーはシュールかつ失笑モノですが。

また、ご出産の病院がどちらかといえばミルク推進病院なのに、母乳外来があるというのも不思議な感じなので、個人的にはどんなアドバイスをされるのか興味津々なので、出来ることなら相談者さんの身内のフリして受診にお付き添いしたいくらいですが、1回5000円も投資が必要なら受診を躊躇われることは致し方ないですな。(汗)

さて、搾乳をどのタイミングでするかの前に確認させていただきたいのですが、相談者さんのお子さんは、哺乳瓶は受けつけられるのでしょうか?
勿論、哺乳瓶が使えなくても、根気よく時間を掛けてスポイドや小さなスプーンなどで飲ませてあげることは可能ですが。(笑)

旦那さんが何らかの方法で搾乳を飲ませることが可能と仮定しても、現状の授乳間隔で搾乳のストックを一気に作成するのは困難だと思います。
そう、つまり、一気にと思っちゃうから出来なくなるのです。
そこでご提案したいのは、相談者さんのおっぱいは分泌過多気味でしょうから、おっぱいタイムのスタートに前搾りをしていくのです。
時間にして片乳2~3分程度で結構です。
恐らくそれで、10~20ml搾乳できるのではありませんか?
「えっ、それじゃ全然足りないでしょ!」ですって?
はい。分かっていますよ。(笑)
前搾りは無理のない範囲で、1日に2回から3回程度で結構です。
決して毎回をノルマにしなくても結構です。
前搾りの度に、冷蔵庫保管して、24時間締めにして冷凍母乳パック化するのです。
50mlとか100mlとか、ある程度まとまった量になれば1個にまとめるのです。
前搾りが大変なら過去記事にもあるように、授乳している側と反対側の乳房からの漏乳(滴下乳)を母乳パッドではなく、小さなカップに受けるように授乳ブラの内側に仕込みをしてキャッチすればいいのです。
それを授乳のたびに冷蔵庫保管して、同様に24時間締めにして冷凍母乳パック化するのです。
これだったらできるんじゃないかなぁ?

2014年10月27日 (月)

4日間の海外出張中の母乳分泌の維持は?(11ヶ月)

<ご相談内容>
はじめまして。
もうすぐ10ヶ月になる娘の母です。

誕生後、低血糖でNICUやGCUに入ってしまった娘ですが、出産した病院がBFHだったため、搾乳を届けたりするなどして、可能な限り母乳で育てようと思ってここまでやってきました。

4ヶ月の終わりから保育園に通い始め、5ヶ月の終わりから職場復帰しましたが、最初の頃は会社にて日中に2回搾乳し、現在は日中1回搾乳して冷凍母乳を作り、保育園に届けています。現在は1回で60mlから90mlぐらいしかしぼれないので、全てを母乳でまかなっているわけではありませんが、家ではミルクは使わず母乳で育てています。

本人が望むのなら、このまま冷凍母乳を続けていこうと思っていた矢先、海外出張の予定が入ってしまい、乗り切り方についてアドバイスいただけたらと思い、ご連絡させていただきました。

出張時は11ヶ月なので、今と多少状況は変わっているかもしれませんが、現在9ヶ月の終わりで身長66.8cm、体重7.6kg、 離乳食は1日2回、母乳は1日7回程度です。

出張は最短で帰って来ようと思っているので4日ほどですが、その間、搾乳していれば、分泌は保てるものなのでしょうか?
出張先がアメリカなので、食事に注意する必要があるのと、普段のオフィスとは違うので、搾乳の時間がうまく取れるのか心配ではありますが、帰国後、母乳をあげられるなら、がんばろうと思っています。

ただ、これまで、2回ほど乳腺炎になりかけたことがあり、そうなるぐらいなら、事前にミルクに切り替えてしまった方がいいのか、また、これを機会にそろそろ次の子も、などとも考えてしまいます。

冷凍母乳のことなど、すべてこのブログで学びました。
本当に感謝しております。もし、過去記事の読み漏れで、すでに回答済みの内容であったりしたら申し訳ありません。

アドバイスいただけたら大変うれしいです。
よろしくお願いいたします。

<SOLANINの回答>
月齢の若いうちからの保育園入園そして、お母さんの仕事復帰にも拘わらず、母乳育児を継続されていることに敬意を表します。
やはり、BFHでご出産されたこともあり、母乳育児の基本を自然に身につけていらっしゃるからなのでしょうね。

さて、11ヶ月になられたら4日間の海外出張予定とのことですが、距離はあってもそのくらいの日程ならば、分泌維持は充分可能ですよ。
但し、恐らく冷凍母乳を持ち帰るのは物理的に難しいので、廃棄することになりますが、それはご了承くださいね。


アメリカでのお食事ですが、やはり日本とは異なりますので、脂肪分と砂糖の過剰摂取が心配です。
それでも、全てのお食事が「付き合い飯」でなければ、現地の方にヘルシー志向のレストランを紹介してもらうのも一手ですし。
それが無理でも、例えば日本人が経営する和食レストランや、サラダバーがあるようなお店を選ぶのもアリかなと。
あとは、毎食温かいスープを飲むとか自衛手段はあるのではないでしょうか?
若しくはこの機会に牛蒡や蒲公英のサプリメントを購入&服用されることで、乳腺予防に努めるのもいいかと思いますよ。

次のお子さんの件につきましては、SOLANINが言葉を差し挟むことは控えるべきでしょうが、強いて申し上げるなら、「どさくさ紛れにおっぱいさようなら」は、ちょっとどうなのかと思いますよ。
ここまで続けて来られたのですから、しっかり向き合われた方が望ましいと考えますね。
しっかり向き合うことで、相談者さんが後悔されなくて済むと確信しています。

2013年11月16日 (土)

冷蔵したのに搾乳が変質?

搾乳の取り扱い(保存や運搬等)については過去記事をご参照いただきます。
今回お話しするのは、搾乳を速やかに冷蔵保存してさて飲ませようかという時に、ヘンな臭いがしたり、味が悪くなってるような気がするということを見聞きし、心配ですというお母さんの声があったから記事でお知らせしようと思いました。

ちなみに搾乳は24時間以内のモノです。

搾乳が変質してたら赤ちゃんには飲ませられないですね。
かといって「折角搾って冷蔵したのに変質したのかな?」
「捨てるのは勿体ないけど、捨てざるを得ないのかな?」って思いませんか?

それはですね、たまたま脂肪分解酵素のリパーゼが多く含まれると、搾乳中の脂肪を先に分解してしまうという現象が起こってしまったということです。
決して冷蔵中に腐ってしまった訳ではありませんからね。
なので、もちろん赤ちゃんに飲ませてあげて大丈夫です。

2013年11月15日 (金)

1か月の母子分離中、おっぱいを維持出来るか?2(10ヶ月)

<その後の様子>
こんばんは。
1ヶ月ほど前に、10ヶ月の娘が足を骨折してしまい入院することになったのですが、入院中に私の母乳が出なくなってしまわないか…とご相談させていただいた者です。
当時は気持ちに余裕がなく、わかりにくい内容だったにも関わらず親身なアドバイスありがとうございました。

あの後、無事にメ○ラ社のの搾乳器を購入し、毎日冷凍母乳を病院へ持って行くことができました。
母乳も400ml/日ぐらいはキープすることができました。
娘は7日に退院が決まり、先立って昨日から明日までの2泊3日外泊許可が出て自宅に帰ることができました。

入院中はずっと哺乳瓶を使用していたので、最初はオッパイを拒否されましたが、徐々に思い出して飲んでくれるようになり今は一安心です。
(飲みっぷりは入院前の方が良かった気がしますが、入院食をモリモリ食べててごはんの量が入院前よりもかなり増えたので仕方ないのかもしれません)
また明日…病院に帰るのが寂しいですが、あと少しの辛抱なので頑張りたいと思います。
本当に、『最強母乳外来に』…SOLANINさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!


<SOLANINのお返事>
その後どうしておられるかと案じておりました。
そうでしたか!
退院前の外泊。
そこまで漕ぎ着けられたのですね。
良かった~♪

おっぱいを続けていてある日突然アクシデントが・・・ということは、どなたにも有り得ることです。
母子分離と聞けば、NICU入院中の赤ちゃんのお母さんが先ず第一に浮かびます。が、お母さんの早期の仕事復帰やお母さんの入院手術やこの相談者さんのように付き添い不可能・直母不可能な赤ちゃんの入院ということも時にはあるのです。

アドバイスを受け入れてくださりこの1ヶ月、必死に頑張られたことが功を奏して無事おっぱいの分泌維持ができたことは今後の育児の自信にもなるかと思います。

分からない時は調べる。
調べても判らない時は知ってる人に聞く。
教えてもらったことを実行する。
それだけのことで、お母さんにも赤ちゃんにも大切なおっぱいを手放さずに済みます。

離乳食が進めばおっぱいが徐々に脇役になります。
それでも、いぶし銀の脇役があったればこそ、主役は輝きます。
自然卒乳ができるまで、楽しみながらおっぱいをあげて行けるといいですね。

2013年11月14日 (木)

1か月の母子分離中、おっぱいを維持できるか?1(10ヶ月)(若干改訂版)

<ご相談内容>
いつもこちらで勉強させていただいてます。
わからないことがあって、過去の記事も拝見させていただきましたが、記事に載せておられないようでしたので、質問させていただきたく、いきなりで失礼だとはおもいましたがメールさせていただきました。
(私の見過ごしならすみません)
私にはあさって10ヶ月になる娘がいます。
母乳7割離乳食3割のおっぱい大好きっ子です。
私も母乳の出が良く、時間があくと張って痛みます。
そんな娘が足を骨折してしまい、入院することになりました。
幸いオペはしない方向になりましたが、両足を吊り上げて重りを付けて牽引する治療法になりました。
そのため、抱っこやおっぱいができなくなってしまいました。

入院期間は約1ヶ月。
今はまだおっぱいが出るので搾乳し、冷凍保存して病院へ持って行ってますが、『おっぱいは赤ちゃんが吸うから出る』とこちらでも書かれておられるので、これからもおっぱいが出続けてくれるのかが心配です。
そこでお伺いしたいのですが…1ヶ月間、搾乳だけでもおっぱいは出続けてくれるのでしょうか?
哺乳瓶は、最初は嫌がりますが、すぐに慣れて飲んでくれるので助かっています。
ただ、今までは特に時間等にとらわれず『欲しい時にあげる』だったので、1回で決められた量を飲み切ることができずに残してしまい、しばらく経って「おっぱいちょうだい」と泣いてきます。
特に寝ぐずりの時なんかは余計にです。
すぐ側にいてるのに、思うように抱っこやおっぱいをしてあげられないのはすごく辛いです。
なので、せめて娘が大好きなおっぱいは退院してから思う存分飲ませてあげられるように分泌維持していきたいと思います!

わかりにくい文章で申し訳ありません。
ご回答頂けたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。

<SOLANINの回答>
まず、お嬢ちゃんの骨折入院お見舞い申し上げます。
病状から察するに、病室での授乳は困難とのこと、理解できました。
(少し前の相談でベッド上で覆いかぶさって授乳出来ないか?とアドバイスしていました。)
また、10ヶ月でありながら、予想外に哺乳瓶を受け入れてくれたことも理解できました。
(少し前の相談で10ヶ月で完母だったら、哺乳瓶受け入れが困難だと思われるので、コップかストローマグ等で飲ませてあげては?とアドバイスしていました。)

さて、喫緊の課題はお嬢ちゃんの1ヶ月の入院期間、おっぱいの分泌をいかに維持するか?ですね。離乳食が3回は食べれるとして、分泌の維持としては、最低400ml/日の搾乳が必要です。
出来るだけ、お家で過ごしていた頃と同じペース(=回数)で搾乳してほしいです。
時間を空けて乳房を張るだけ張らせて、まとめて搾乳してたら多分おっぱいは直ぐに枯れてしまいます。
想像以上におっぱいの分泌維持には搾乳回数は重要な要素なのです。

また、分泌維持には吸啜刺激に代わるこまめな乳頭への刺激が大事です。
手搾りでもいいのですが、1ヶ月という長期間となれば、手首が悲鳴を上げるでしょう。
ここはひとつ、約8000円投資していただき、メ○ラ社の「ハ○モ○ー®」をご購入していただき、フル活用していかれることをお勧めします。(昔よりも価格が上昇したのは、メ○ラ社の方針として、カ○マ®だかカ○ム®だかいうゴム乳首のような吸い口が付いて来るからです。)
「ハ○モ○ー®」の特徴は過去記事にも書いています。
痛みが無く、確実に搾乳出来ますし、分泌維持に有効な機能を備えていますから、絶対にお勧めです。
大変ですがお嬢ちゃんのために、1ヶ月頑張りましょう。
陰ながら応援しています。

2013年11月13日 (水)

搾乳の保管と運搬について。(7ヶ月半)

<ご相談内容>
いつも勉強させて頂いています。
現在、7ヶ月半の娘がいて、来週から保育園の馴らし保育。
再来週からフルタイムの仕事復帰をひかえています。

母乳を維持する為の仕事中の搾乳の仕方や保管は冷凍の方が好ましい…等、過去記事を拝読しました。

職場には冷蔵庫が無く、通勤は車で1時間かかる環境の為、以前市の保健師さんにご相談した際、保冷バックに保冷剤をいれて保管したら大丈夫とアドバイス頂きましたが、これから夏を迎え、品質的に、本当に大丈夫かと不安になってきました。
ちなみに、保育園は冷凍母乳受け入れなので、帰宅後に冷凍になります。
お忙しいとは存じますが、どうかご助言をお願いいたします。

<SOLANINの回答>
お仕事復帰でおっぱいの分泌維持のため過去記事を参考にしていただき有難うございます。
さて、お問い合わせの件ですが、冷凍が不可能であれば搾乳は冷蔵で保管・運搬するしかありませんね。
その場合、小型で断熱性能の良さそうなクーラーバッグ(この場合、ビールの景品に付いてくるような簡易型ではなく・・・)を一つ調達しましょう。
で、そのクーラーバッグの庫内温を把握するために、100均でいいですから、温度計を一つ調達して、庫内に設置します。
この時、直接に保冷剤が当らないように、両面テープ等で貼り付けてもいいでしょう。
お家でキンキンに凍らせた保冷剤を入れて庫内温を測りましょう。
ご家庭用の普通の冷蔵庫の庫内温が5℃前後です。
その環境で搾乳は24時間は品質維持できます。
搾乳を入れてから自宅に戻るまでの時間を計算しましょう。
クーラーバッグ調達時に店員さんにご自身が希望される性能があるかどうか確認してから購入すればバッチリです。

2013年11月12日 (火)

搾乳にまつわる、諸々の知識!

「そもそも、搾乳ってどういう時にするものなんでしょうか?」

よくある質問です。
出生間もなくからの搾乳は、未熟児さんで直母が不可能で鼻注する時や新生児搬送されて、母子分離状態になった時。
乳首のカタチのせいで直母が出来ない時や、赤ちゃんが飲み下手で乳首が傷だらけになったり、吸うには吸うが哺乳量にならない時。

月齢が進んでからは、お母さんの職場復帰や研修参加の時。
遠方のお葬式などで、赤ちゃんを連れていけない時。
お母さんが病気や手術で同伴入院が出来ない時。
・・・などなどでしょうか。

Q.搾乳はどうやってするのか?
A.基本的にはコツさえ憶えれば、手で行うのが道具も消毒も要らないので手軽です。
20分程度で搾れる量でOKです。
おっぱいの分泌量は個人差がありますし、日内変動もあるし、○○mlとノルマを決めてしまうと搾乳がしんどくなります。
1日2~3回程度or期間が1ヶ月程度であれば、搾乳器を使うとしたら、メ○ラ社の「ハ○モ○ー®」が個人的にはお勧めです。

Q.搾乳する時間的間隔はどれくらいがいいのか?
A.その時期に直母している間隔がベストですが、2時間までの頻回ですと、そうもいかないでしょうから、せめて3〜4時間毎にしてもらうと良いです。
授乳間隔が4〜6時間くらい空く場合は、それくらいの間隔が望ましいです。

Q.搾乳間隔を空け過ぎるデメリットとは何か?
A.授乳間隔同様、お母さんは乳腺炎リスクが高まることと、長期的にみて、おっぱいの分泌が低下しやすくなること。
赤ちゃんは大量で少数回の授乳では体重増加不良に陥りやすいこと。

Q.搾乳の保存期間はどのくらいか?
A,月齢にもよるが、24時間は冷蔵庫で保管は可能。

Q.出先で搾ったおっぱいはどうやって保管・運搬すればいいか?
A.24時間以内に飲ませてあげるなら、冷蔵庫に保管します。
消毒さえしてあれば、哺乳瓶でも、密封できる蓋付きコップでもなんでもOK。
24時間以降に飲ませる予定ならば、専用バッグに入れ替えて冷凍します。
冷蔵・冷凍を問わず、運搬時はクーラーバッグ(内張りが銀色の簡易タイプでも可。)に凍らせた保冷剤をたくさん詰めて、キンキンに冷やして運びます。
特に、冷凍母乳の運搬時は溶けてしまわないように、真っ直ぐお家に帰りましょう。
冷凍母乳はお家の冷凍庫で1か月は品質保持が可能です。
1ヶ月以内ならば、日付けの違うものを混ぜても大丈夫です。

Q.解凍・飲ませ方は?
A.母乳バッグに書いてあります。読んでください。

2013年11月11日 (月)

搾乳の活用方法!

完母、直母で育てているお母さんからしばしば受ける苦情に「ミルクを受けつけないから、美容院にも行けない」とか「哺乳瓶が嫌いだから、搾乳をあげようにも方法がないので困るんです」というものがあります。
しかし、曲がりなりにもおっぱいが出ているお母さんなら搾乳はできると思います。
そりゃ、がぶ飲みの直後に100mlは搾れませんよ。
でも、たまたま授乳間隔が空けば次のおっぱいの前に10〜20mlくらいなら搾れるのではありませんか?
「10〜20mlでは到底、量として足りない」って?
もちろん、そんなこと分かってますよ。
じゃあ、どうするのか?
★搾乳は冷蔵庫に入れたら24時間品質保持できます。
そこで、1日のうち何度か前搾りしたおっぱいをストックするのです。
それを冷凍母乳の専用バッグに入れて冷凍庫で保管します。
お家の冷凍庫でも冷凍母乳はゆうに1ヶ月は品質保持できます。
1ヶ月以内なら時間やひにちの違うおっぱいを合体させても大丈夫なんです。
★哺乳瓶に拘らなくても、赤ちゃんは新生児のうちから小さいカップやスプーンからでも搾乳を飲んでくれます。
カップやスプーンは乳頭混乱を引き起こしません。
直母ならば1回の授乳にフツーで20〜30分はかかるのですから、そもそも哺乳瓶でチャッチャと早飲みさせようって発想に無理があるんです。
かったるいくらいで丁度なんです。

注意事項その1・・・赤ちゃんの味覚の特性として、温かいものを美味しく感じます。逆に冷たいもの=不味いものなんです。
ですから、「今日は暑いから《ひや》で飲んでみようね」と言っても飲んでくれないと思います。必ず、湯煎してから飲ませてあげてね。
また、おっぱいの免疫物質が壊れるから、電子レンジで解凍温めするのだけはお止めくださいませ。

注意事項その2・・・探せば赤ちゃん連れ、途中授乳OKの美容院はあります。
普段の美容院と違っても、おっぱいに配慮してくれる、お母さんと赤ちゃんにやさしい美容院はありますから、口コミ情報・アンテナを高くして、有益な情報をキャッチしてね。SOLANINの住むまちは田舎ですが、そういう美容院は複数ありますよ♪

2013年8月 2日 (金)

長期“頻回”搾乳の方に注意していただきたいこと。

お母さんが遠方のMFICUに搬送されて緊急帝王切開されて赤ちゃんがNICUに入院となったり、或いはお母さんの出産場所から新生児だけ搬送されて母子分離になることがあると思います。

いずれにせよ、赤ちゃんの入院期間がせいぜい2週間~1ヶ月迄位の見込みであるなら別ですが、赤ちゃんが病気で手術をしている場合や極低児だった場合は、状況にも依りますが、入院期間が3ヶ月を越えることも稀ではないでしょうね。

そういった場合、お母さんは短く見積もっても、赤ちゃんの入院期間+αの期間、搾乳生活を避けて通ることは出来ないと思います。
そうなった際、まず困るのが、搾乳に要するエネルギーがかなり必要なことを見落としているのが多いということ。

何故なら、赤ちゃんが真っ当に直母が出来るようになるその日迄、長期“頻回”搾乳をしないと、おっぱいの分泌維持は困難だからです。
仮に1回20分間かかり、1日8回搾乳で、3ヶ月だったら、14400分間つまり、240時間も費やすことになるのです。

手搾りや手動ハンドル式ではほぼ確実にお母さんの手首がやられてしまうでしょうね。
手首がメッチャ強靭であると100歩譲っても、吸啜刺激モードの付帯していない国産メーカーの手動ハンドル式では、早晩おっぱいの分泌が低下する恐れがあることを否定できないと思います。

最近メ○ラ社から、レンタルで斡旋される据置電動式のシ○フ○ニ○ではなく、小型電動式ス○ィ○グの左右同時搾乳可能な機種が発売されたと聞きました。
しかも、左右同時搾乳をすると、片方ずつ交互搾乳するよりも搾れる量が18%位増加するらしいのです。
勿論、吸啜刺激モード付帯しています。
ちょっとお高いですが、搾乳に要する時間と心身の負担と分泌維持機能と分泌増量のメリットは、とても魅力的ですし、お値段を補って余りあると思います。

「どうしようかな?」と迷うのだったら、病産院で相談してみてください。
赤ちゃんの入院期間が長くなればなるほど、搾乳のモチベーションが低下しがちなことは、どんなに愛情深いお母さんであってもしばしば見受けられることです。
また、正しい知識を持たないお母さんは、乳房が張らなくなる時期が来たら夜間のゴールデンタイムにぐっすり眠ったりして、搾乳回数が3~4回程度/日に減少しがちです。
そうなると搾乳量は急降下して修復が困難になりますからね。
キツい表現で恐縮ですが、いよいよ赤ちゃんが退院してくるのに、お母さんがズボラしていたツケが回ってきて、いざという時におっぱいが出ないなんてことになったら、悔やんでも悔やみきれないのではないですか?
SOLANINは個人的に相談を受けたら、長期“頻回”搾乳の方には、電動式をお勧めします。
仕事復帰が6ヶ月未満の早い時期の方は長期搾乳になるでしょうが、パートだったり時短が取れたりして勤務の合間の搾乳が1~2回/日程度で済むならば、吸啜刺激モードが付帯している手動式でも対応できると思います。

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