☆歯科・口腔ケア関係

2016年6月29日 (水)

アマルガム除去前後はHgの影響を考えてミルクにすべき?

<ご相談内容>
初めまして。
2年前に第一子を出産した時から、母乳育児で不安なときはいつもこちらの記事で助けていただきました。
ありがとうございます。

6月に第二子を出産し、今は3ヶ月の息子を完全母乳で育てています。
今日は大変申し訳ありませんが、相談をさせてください。
相談を受け付けておられないのは承知なのですが、分からないことだらけで・・・
お忙しいところ本当にすみません。

現在、私の歯には、アマルガムという詰め物が入っています。
特殊なものではなく、十数年前まで一般的に使われていた、材料の半分が水銀でできた詰め物だそうです。
詰めている限り微量ずつ水銀が溶け出ていて、体の様々な不調の原因になるとのこと。

別件で歯科にいったところ発見され、現在授乳中だと告げると、母乳にも水銀が移行するため即刻アマルガムを除去すべきだと言われました。
ただ、除去時にも水銀が体内に流れ込むため、除去前後の授乳は慎重にと言われましたが、具体的にどうずべきかと聞いても曖昧にされ、指示はありませんでした。
除去を検討していますが、こういった場合は除去前後はミルクにし、母乳を与えない方がよいのでしょうか?
また、与えない方がよければ何日間くらいを目安にすればよいのでしょうか?

すみませんが、教えていただけたら有難いです。
お忙しい中、本当にすみません。
<SOLANINの回答>
アマルガムという詰め物については、SOLANINも名前やHgが含有されていることは
知っています。
微量とはいえ、体内に持続的にHgが流れ込むのは心身ともに良いとは思えませんね。

体内に持続的に体内にHgが流れ込むことが良くないから(≒母乳にも常にHgが移行するから)除去を勧められたのですよね?
であれば、思い切って四の五の仰らずに今日の今でも除去されたらよいのではありませんか?
除去時に口腔内でHgのイオン化を懸念されているのでしょうが、言うてもアマルガムのHgは無機水銀ですよね・・・
(万一有機水銀だったら、かつての公害病のようなことになってしまいます・・・)
それから、除去後ならともかく、除去前の授乳も慎重に・・・というのは、意味が解りません。
本当に搾乳→廃棄をせねばならないなら、せめて元々のHgの血中濃度を測定しておかないとどのくらい下がったかなんて比較できないですよね?
歯科ドクターは、それには対応してくださるのでしょうか?
また、ミルクを与えるくらいなら、事前に搾乳を冷凍保存して、解凍→湯煎にしてあげたらいいと思いますが・・・相談者さんのお気持ちの問題のような気がします。

何ともモヤモヤするので、思い切ってSOLANINの歯科・口腔ケアの師匠のMさんにご教示いただきました。
「通常時からアマルガムのある方は、微量の水銀は流れます。確かに除去時にはかなり流れます。ただ、私たちは普段から水銀を口にすることがあります。例えば、魚介類を食する時とか。除去される量にもよるのでしょうが、それほどセンシティヴにならなくてもよいのではないでしょうか?具体的にはどれくらいかは分かりませんが、(経験値的には)数本なら大丈夫ではないでしょうか?それまで何年間も口腔内にあったわけですので・・・」とのことでした。

結論は出ませんが、ご参考にして頂けたら幸甚です。

2016年4月25日 (月)

妊娠性エプーリスってご存知でしょうか?

妊婦さんの歯茎に限局して出来ちゃうことのある瘤(こぶ)っていうか、正確には良性の腫瘍を指します。
何故こんなモノが出来てしまうのかと申しますと、妊娠により大量の女性ホルモンが分泌されるので、そのせいだと考えられています。
ですので、大抵の場合、妊娠の終了つまりは出産後に自然に消滅するので、手術による摘出とかは、ほぼ考えなくても大丈夫であろうとされています。

但し、出産後も残存して一向に消滅しそうにない場合、口腔内が辛気いのと審美的に問題(≒見た目がグロいことも・・・)があるので、手術をしましょうか?という話になることも、稀にあるそうです。
最近は妊婦さんも母子健康手帳交付時に、産婦人科での妊婦検診の公費負担券だけではなく、歯科での妊婦検診の公費負担券も受領されている方も増えていますので、その際に「もしやこの瘤は妊娠性エプーリス?」と気になる方は、歯科ドクターに確認されるといいのではないかと思います。
 

2016年2月17日 (水)

寝技で仕上げ磨きは止めましょう!

歯磨き嫌いのお子さんを虫歯にしないために、ホントはしたくないけれど、寝技で羽交い絞めして身体の自由を抑制しながら仕上げ磨きされる方がいらっしゃるようですが、あれには反対ですね。
子どもにとっては、恐怖感や嫌悪感しか醸成されませんから。

確かに短期的には、間違いなく磨けて、虫歯予防にはなるかもしれません。

でもね、それを日常化すると、後々厄介ですよ。
子どもはどんどん大きくなり、力も強くなります。
2歳3歳4歳・・・成長するにつれ、押さえ込みなんか出来なくなりますよ。(汗)
仮の話ですが、そういう状況で次の赤ちゃんをご懐妊されたらどうなりますか?
おなか蹴られちゃうかもしれませんよ。
恐ろしいことです。

それは危ないからと旦那さんに代わってもらったら?というプランも無くはないですが、一般的に男の人は子どもの泣き声に対する耐性が乏しいので、仕上げ磨きが㌧でもなくチャラ磨きになってしまいがちです。
仕舞いには、「こんなに嫌がるなら可哀想だからしなくていい!」と放置するお父さんも・・・
なのに、子どもに迎合して甘いものを欲しがれば口封じに与えてしまい、たった1週間かそこいらで虫歯が出来ちゃったという気の毒な話をしばしば耳にします。
これまでのお母さんのご苦労が水の泡になっちゃうのですよ。
そんなの困るでしょう?
だから、先々を考えて、寝技で仕上げ磨きは止めましょうっていう訳です。

2015年4月17日 (金)

M I ペースト使用開始のタイミングは?

<ご相談内容>
いつも楽しく拝読させて頂いております!

5ヶ月半ばの赤ちゃんがいるのですが、
最近歯が生えてきそうです!(離乳食は満6ヶ月からを予定しています。)

そこで過去記事を勉強させて頂いているのですが、MIペーストについて質問があります。

ワンタフト、レノビーゴと合わせて使っていきたいと思っているのですが、MIペーストは乳製品アレルギーがある場合は使用できないとありますが、
まだ離乳食も始まっておらずアレルギーテストを受けていない場合は、MIペーストの使用は延期するべきでしょうか?

可能ならば虫歯予防の為使っていきたいと思うのですが、どのようにして取り入れていったらよいか記事にしていただけると嬉しいです!
どうぞよろしくお願い致します。

<SOLANINの回答>
この領域に関しては、師匠のMさんに教えを乞うSOLANINですが、先日お返事が頂けました。
以下、師匠のMさんのお言葉を要約させていただきます。

これから乳歯が萌出する時期の赤ちゃんですから、MIペーストの使用開始は、直ぐでなくても良いと思います。
何故なら、萌出するかなぁ~位の月齢では、カリエスリスクが低いからです。
(MIペーストの記事をお読みいただいているので、ご理解いただいていると思いますが)MIペーストは、喩えていえば、歯に栄養を入れるわけですね。
それよりも、この時期は、唾液を通して歯質強化を図る方が無難です。
せめて食品アレルギーのテストが出来る頃までは、使用開始は待たれた方がベターです。
それよりも、まず第一に虫歯菌に感染させない日々の努力が大切ですよ。

・・・とのことです。
離乳食を開始されたら、お箸・スプーン・コップ・お椀など食器は別にしましょうね♪
虫歯菌に感染さえしなければ、赤ちゃんは虫歯にはならないわけですからね。

2015年3月 9日 (月)

上の子が虫歯有(治療済)、タンデム授乳はどうすれば?

<ご相談内容>
初めまして!
2才8ヶ月のおっぱい星人の娘を持つ7ヶ月妊婦です。
質問はどちらにすれば良いのかわからなかったので、コメント欄に失礼します。
間違っていたらすみません。

通っている産院では出産までには卒乳しましょうと言われていますが、こちらのブログのおかげで、妊娠してからも授乳を続け、娘が望むならとタンデム授乳も楽しみにしている所です。
過去記事で、タンデム授乳しても下の子が歯が生える前ならばおっぱいを通じて上の子の虫歯菌が下の子に移ることはないと読みましたが、下の子の歯が生えてからはどうなのでしょうか?
やはりうつりますか?
下の子に授乳するまえに何かで拭くとか、予防法はあるのでしょうか?
娘が1才半健診の時に奥歯が虫歯の前段階で白っぽくなっていると言われてしまい、それから歯磨き、フッ素がんばって虫歯にはなっていませんが、娘には虫歯菌がもういるということになりますよね?
これで娘もおっぱいを飲み続け、いずれ下の子が歯が生えてきた時にどうしたらいいのだろうと不安になりメールさせていただきました。
産院の助産師さんにも「このまま上の子におっぱいあげ続けて出産すると、下の子が最初に生えてきた歯がすでに虫歯になってるよ」と言われたりもしまして。
お忙しいとは思いますが、お返事いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

<SOLANINの回答>
この記事がアップされる頃は臨月ですかね?
生まれた時から生えている歯を魔歯(まし)といいますが、そういうレアケースでなければ、乳歯の萌出は一般には6ヶ月前後になると言われます。
ということは、お嬢ちゃんはその頃、3歳5ヶ月くらいになられるかと存じます。
もしかしたら、自然卒乳ということも想定されますよ。
そうではなかったとしても、入園されていたら、おっぱいの回数は(そうではない場合と比較して)当然減るでしょうし。
きちんと治療を受けられているのであれば、虫歯菌感染のリスクはうんと低いでしょうし、どうしても気になるのであれば、罹りつけの歯科ドクターに唾液検査をお願いしてみては如何でしょうか?
場合によっては、言い聞かせ卒乳も選択肢としてあるかもしれませんが、まだ先のことですし、その時考えてみるのでも決して遅くないのでは?

それよりも、相談者さんの歯やお口の環境は大丈夫ですか?
虫歯菌感染の第1位は母子感染とされています。
妊婦歯科検診を受けられ、悪いトコロは治療されていますか?
3ヶ月毎に口腔内をクリーニングをされ、菌のコントロールをされていますか?
キシリトールを毎日5g以上摂取されていますか?
歯ブラシは月1回交換されていますか?
そのあたりは万全でしょうか?
もしも、抜けているトコロがありましたら、しっかり過去記事を読破され、対応していってくださいね。
ご安産お祈りしています。

2015年1月13日 (火)

上唇小帯がごっつい場合は受診が必要。(6歳頃)

左右の上顎乳中切歯の間に、上唇小帯ってありますよね?
大抵は乳幼児期のうち転倒した際などにブチ切れてしまうものですが、ごっつい場合は一向にブチ切れないお子さんがいらっしゃいます。

ごっつい…ってどの程度?
それはですね、左右の上顎乳中切歯の生え際までびっちりと太く付着している場合を指します。
これを6歳以降(≒一般的に言って永久歯に生え変わる頃)も放置しておくと、この先歯並びがとても悪くなる恐れが高くなります。
具体的には、左右の上顎乳中切歯が、さくらんぼのように外向きに角度がついてしまうことがあるのです。
そんなことになったら困りますよね?
ですので、もしもこの記事を読んでいらっしゃる読者のみなさんのお子さんが、それに該当する場合は、6歳頃には歯科受診され、上唇小帯を切って頂かれた方がよろしいかと思います。

えっ!
もうとっくに6歳を過ぎている?
だったら、早急に対処していただかなくては!
明日朝イチに、罹りつけの歯科の予約を取ってくださいね!
まずは、処置が必要かどうか歯科ドクターに診て頂きましょう。

2014年11月17日 (月)

人生いろいろ、歯間ブラシもいろいろ。

高齢者人口の増加のせいか、歯周疾患予防意識の高まりなのか、お口のケアグッズが次々に売り出されます。
最近TVCMを見ていたら、歯間ブラシでシリコン製とゆうのがありました。
「シリコン製だから痛くない。」というのがウリのようですが、先日、SOLANINの歯科口腔ケア関係の師匠Mさんに確認しましたところ、「本来の効果である歯間の汚れを除去する力は、残念ながら今イチですよ。」と、教えてくださいました。

「でも、歯間に挟まったエノキダケやモヤシのヒゲは取れそうですよ。」と、私が反論(?)しましたら、「それは取れますよ。(笑)でも、それは爪楊枝でも取れますよね。食物残渣と歯の汚れは別物ですよね?」とゆうアンサーがありました。

なるほどね。
2つの違いは、私にでも理解できます。
そういえば、過去記事に「赤ちゃん歯ブラシで、シリコン製のものは“慣らし”としてはともかく、“汚れを落とす効果”は期待できませんよ。」という旨の記事を書いていましたっけ。

道具を使う際は、その効果を正しく理解され、適切に活用していきましょう!
なお、歯間ブラシのサイズにつきましては、授乳中のお母さんの歯間は高齢者の歯間とは全く異なりますから、SSS以下を選択されるのがベターですよ。(確か過去記事にあると思います。)

2014年9月11日 (木)

逆流性食道炎だけの筈が。

最近、俳優の筧利夫さんがCMでアナウンスしていらっしゃる『逆流性食道炎』って病名、当ブログの読者のみなさんも聞いたことがありますよね?
胃液が食道から下手すると口腔まで上がってきて、吐息まで酸っぱかったり苦かったりする症状で、「もしかして?」と気づく方も多いらしいですな。
女性にも多い病気とされています。

症状を抑えるには根本的な治療が必要ですが、思わぬトコロで足元を掬われることがあります。
「何が?」ですって?
それはですね、口腔まで上がってきたら、歯のエナメル質が溶けてしまうことがあるのです。
「虫歯になるってこと?」
いえいえ、過去記事にも書いたことがありますが、『酸蝕症(さんしょくしょう)』になってしまう方がちょくちょくいらっしゃるそうです。
消化器科のドクターも、さすがにお口の中それも歯にまでは注目されませんからね。(汗)
気がついたら、歯のエナメル質がヤバいことになっていることも・・・
赤ちゃんのお母さんはもちろんですが、ご家族や友人知人で『逆流性食道炎』と診断された方がいらっしゃったら、「一度歯科受診した方がいいよ!」と、教えてあげてください。
歯科のドクターによっては、こういう場合、オトナでもフッ素塗布を勧められることがあるそうです。
フッ素を塗布したから100%安心・・・とまでは断言できませんが、何もせず手を拱いているわけにはいきませんんからな。
一つの病気が別の病気を惹き起こすことがあるので、くれぐれも注意しましょう。

2014年8月21日 (木)

粒々入りにご用心!

歯を磨くときに使う歯磨き粉(←正確にはデンタルペーストですな)、CMに乗っからず、冷静に選択していただきたいです。
どういうことかと申しますと、いわゆる粒々の入ったタイプ、歯の表面がツルツルして気持ちいい!と使用感を気に入っていらっしゃる方もあるかもしれません。
ただ、あの粒々は2つの意味で曲者(くせもの)であることをご存知でしたか?

1つ目は、特にグー持ち&ゴシゴシ磨きをする癖のある方は、歯の表面のエナメル質が削れてしまうことがあるということです。
ツルツルだわ~と喜んでいる場合ではないのです。

2つ目は、歯茎が少し痩せてきたりすると、歯と歯茎の間に隙間ができますが、その間に粒々が入ってしまうと、痛みを生じてしまいかねないことです。
実際、歯肉炎か?はたまた虫歯かと思い受診したら、粒々を除去してもらったら、痛み消滅したという症例が何人もあるそうですよ。
隙間に込んでしまった粒々が自然に排出されることはあまり期待できないし、隙間が深ければ深いほど、時間も手間もかかるし、除去するのが大変になるそうです。

2014年8月13日 (水)

幼児にフッ素塗布することの是非は?

<ご相談内容>
1歳半になる娘の母親です。
これまで完母でおっぱい星人です。
さて、もう暫くしたら、1歳半健診があるのですが、私の住む地域では、ルーチン的にフッ素お塗布があるそうです。
ただ、最近いくつかのサイトを閲覧していたら、フッ素の毒性や幼少ゆえの誤嚥のリスクなどについて記述してあるものを知り、心配になってきました。
SOLANINさんは、フッ素の塗布について、どのように考えていらっしゃいますか?

<SOLANINの回答>
個人的には幼児にフッ素の塗布をすることは、虫歯予防の観点から有効であると認識しています。
勿論、フッ素の塗布が免罪符になり、お口のケアを怠ったり、だらしない食生活をすれば虫歯リスクが高まりますし、100%の効果ではないことは知っています。

フッ素の塗布のメリットは、虫歯菌が酸を出さないようにすることや、歯の再石灰化の促進や薄いエナメル質を補強する働きですね。
具体的な成分としては、歯磨き粉であれば主にフッ化ナトリウムやフッ化リン酸ナトリウムなどであり、クリニックでの塗布に供されるのは、酸化フッ素リン酸溶液です。

フッ素の急性毒性については、体重1㎏あたり2㎎以上の摂取をすると危険だということは有名な話です。
例えば体重12㎏の幼児であれば、24㎎以上の摂取をしたら危険だということですが、歯磨き粉に含まれるフッ素の量は1000ppm以下、つまり、歯磨き粉1g中フッ素1㎎以下と法律で定められていますから、歯磨き粉を24g以上一気に食べると危険だということです。
クリニックでのフッ素の塗布に使うお薬の濃度は1ml当り9000ppmとされていますので、体重12㎏の幼児であれば、2.67ml以上使わなければ大丈夫ということになります。
この量が多いか少ないかは、歯科のドクターや歯科衛生士さんに確認すればすぐに分かることですね。
冷静に考えれば分かることですが、理論的に歯磨き粉やクリニックでの塗布でここまで大量に摂取及び投与することは有り得ないでしょう。

フッ素の慢性毒性については、斑状歯というものがありますが、これは地域的に水道水に高濃度のフッ素が含有されていたことによって起こった病態であり、歯磨き粉を使って歯磨きしたり、クリニックで定期的にフッ素の塗布をしてもらうことで発症したという報告は、検索してもありませんでした。

そうそう、フッ素は人骨の中にも少量蓄積されていますし、人体の構成元素のひとつでもありますね。
腎機能障害でなければ、摂取したフッ素の90%以上が24時間内におしっこの中に排出されることは、相談者さんをはじめ当ブログの読者のみなさんであれば既にご存知かと思います。

少しでも体内にフッ素を取り込むことが怖いとなると、食べるものに制限がかかってしまいますね。
何故なら、微量ですがお茶や果物や野菜や海産物やビールなどにも含まれているからです。
ついでに申せば、フッ素加工のフライパンやケーキ型なんかも危なくて使えなくなりますね。(汗)
全身麻酔に使われるお薬にもフッ素が含まれていたような・・・じゃあ手術はどうなるのか?

但し、誤嚥のリスク回避については、もしも相談者さんのお嬢ちゃんが生まれつきか何らかの要因で、既往歴として誤嚥性肺炎になったことがあるのでしたら、避けられた方がイイかもしれませんね。

それから、1歳半健診の場でルーチンな感じでフッ素の塗布が行われているとのことですが、最終的に受けさせるか否かは保護者の判断ですので、強要されることは無いと思いますよ。
但し、フッ素の塗布を受けないのであれば、必ず別の方法で、虫歯予防対策をしてあげてくださいね。

ちなみに、当家では、3人の子ども全員に幼少期から定期的にフッ素の塗布を受けさせてきました。
そのうちT1,T2は現在に至るまで、虫歯は1本もありません。
H1につきましては残念なことに、小学校の高学年になって永久歯に虫歯が発生してしまいました。
しかし、少なくとも乳歯の段階では虫歯はゼロでした。

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