☆乳房トラブルと対処

2017年4月22日 (土)

しこりで受診するかどうか、見極め方。

乳房にしこりが出来て、たとえそれが、指腹程度の大きさであっても、赤くなって、衣摺れ程度の刺激でも「痛いっ!」となれば、乳腺炎の疑いはあります。
 
腋窩ではなく、必ず肘窩で検温して、発熱の有無を確認しましょう。

しこりが出来ても、痛みを伴わず赤くならず発熱を伴わない場合は、暫く様子見でもいいでしょう。
 
大抵は、哺乳後に縮小若しくはクリアになることが多いからです。
 
但し、上記段階でも、しこりが縮小どころか、日に日に大きくなり、哺乳後も一向に縮小してくる気配が無ければ、これはおかしい。
 
発熱していなくても、痛みを伴わず赤くなっていなくても、お近くの助産院か母乳外来を受診しましょう。
 
間違っても、そのまま1週間以上放置するのは危険ですよ。
 
稀ではありますが、いつの間にか膿瘍形成していることもありますからね。

 何故、こんな事態になるかについては、また日を改めて、記事化したいと思います。

2016年5月15日 (日)

同じ部位にしこりを繰り返し、児が飲んでくれない。(8ヶ月)

<ご相談内容>
はじまして。
8ヶ月の娘を母乳で育てている母親です。
1ヶ月半ほどから突然右おっぱいにしこりを繰り返すようになり、途方にくれています。
しこりができる箇所はいつも同じで、上側に広くゴリゴリしています。
少し前にそれまでの助産師さんとは別の助産師さんにマッサージをしてもらい、その後1週間ちょっとはフワフワおっぱいを維持できていましたが、また昨日からしこりができ、やっとなくなったように見えていた白斑も再発しています。
乳輪部分を必死でマッサージしても、にじむほどしか出てこず、何度やってみても娘もほとんど吸ってくれません。
このブログを拝見し、食事にはこれ以上ないほど気をつかい、肩や脚を冷やさないようにし、水分も十分取り、湿布をし、牛蒡子を煮だして飲み、葛根湯を飲み、白斑にラップパックをし、抱き方を変え、思い付くことは全てやっているつもりです。
まだ何かできることがあるのか、体質だと割りきるしかないのか、何かアドバイスをいただけるとありがたいのですが…
正直、心が折れそうです。
助けて下さい。
よろしくお願いいたします。
<SOLANINの回答>
ううむ。
直接診させていただいたわけでもないし、触らせていただいたわけでもない者が症状だけを伺って、そこから回答することは、本来避けるべきことですし、とても難しいことです。
確かに体質というか腺(乳管)が細くて詰まり易い方はいらっしゃいますが、相談者さんは6ヶ月半ばまでは、無事に過ごされていたのでしょう?
そもそもの最初のトラブルに至るきっかけは何だったのでしょう?
何も思い当たるフシはありませんか?
まずはそこを改善したらいいのではないでしょうか?

出来る限りの対処法はなさってはいるようですが、最初のトラブルの直前以降、お嬢ちゃんの乳首の咥え方が浅く引っ張った飲み方になっていませんか?
乳首を歪めたり潰したりした飲み方になっていませんか?
トラぶっている方をどうしても吸ってくれないのであれば、敢えて半日から1日、患側のみ過剰な乳房緊満を来さないように気をつけながら、搾乳とじゃがいも湿布で凌いでは如何ですか?

あとは、もう1回、乳房ケアを受けられた方が良いと思います。
出来れば背部マッサージをしてもらえたら、リラクゼーション効果で身体が緩み、乳口炎部位が開通し易くなるかもしれませんね。
その時、診ている助産師が一番分かると思うので、「何をどうすれば?」を聞いて下さいね。

2016年5月13日 (金)

「詰まっていない」のに痛い!

<ご相談内容>
はじめまして。
11ヶ月男の子がいる三児の母です。
上は二人とも小学生です。とても困っているので、今までの経緯と共に書きたいので長文になりますがよろしくお願いします。

産まれてから何度か右に白斑ができ、マッサージに通いつつもこのブログを
読み助けられてきました。
左は調子がよかったのでつい痛い右ばかりをあげてきました。
右が治った頃とうとう左が痛くなったのですが、右に白斑が出来た時とは雲泥の差の激痛!
乳首から乳房にかけてビリビリズキズキでいてもたってもいられなくなりマッサージに
走りましたら、「左はドロドロが出るが右は詰まってないよー。」と言われたのです。
シコリがある様な感触があると伝えると、これはシコリではないと言われました。
その日は大丈夫だったのですが、次の日やはり激痛…。
2日ほど自分でケアしましたが寝られないほどなので別の方に診てもらいましたら、やはり詰まってないと…。
シコリもないと。
そこで気になることを言われたのですが、いつだったか忘れましたが痛みがない時に左の乳首にポコっと穴が2つ空いているのを発見しました。
クレーターのような物です。
前からなってたっけ?とは思っていたのですが、そこから乳腺に痛みが走っているのではないか?と言われました。
デスパコーワ、葛根湯、食事、冷え対策、ジャガイモ湿布、色々やっているのですが痛みが引いてはまたぶり返すの繰り返しです。
右の白斑だった時と違うのは、白斑の時は飲ませ始めが痛くて飲ませている最中は痛くなかったのですが、左は飲ませている間中痛いです。
かなり読み込んだつもりですが、この症状の様な記述は見当たらず藁にもすがる思いで書き込ませて頂きました。
詰まってないのに痛いとなるとどうしていいかわからず困り果てています。
どうかお忙しいでしょうがご回答よろしくお願いします。
<SOLANINの回答>
ううむ。
何なんでしょう?
直接診せていただいているわけではないですし、触らせて頂いているわけでもないですし、ましてやSOLANINは医師でもないですから、申し訳ないですが軽々に診断名や対処法は出せないですね。
当ブログを熟読して頂いている風な文面ですが、調子の悪い方ばかりあげて、良い方はなおさりにされていたとは!
私、そんなこと書いてましたっけ?
そういうあげ方をすると、良い方までも引きずられて、終いにはモグラ叩きみたいになるから危険ですよ~という記事を書かせていただいたことがありますけれど・・・?
それって、当ブログを熟読されているのではなく、単に対処法だけつまみ喰いしてるってことですよね?(涙)
厳しいことを申すようですが、ご自身に都合のよいトコロだけを切り取られると、そういうことも起こってしまうと思います。(嘆)

それでも気を取り直して、分かる範囲で助言するとしたら、以下の通りです。
気になるフレーズが幾つかありますね。
「ドロドロの乳汁が出ていた。」
につきましては、これだけですと、やはり古くなった乳汁が溜まっていたようですね。
「ポコっとした穴が2つ空いている。」
につきましては、もしかしたらいわゆる乳栓が飛んだ痕跡かもしれませんね。
かつてそういう方の乳頭頂にクレーター状の穴(?)が開いているのは見たことがあります。
でも、そこからくる痛みかもしれないというコメントは・・・正直言って意味が解りません。
クレーター部位を触ったり擦ったりしたら痛みますか?
「飲ませている間中痛い。」
「詰まっていないのに痛い。」
ということは、吸われていなければ痛くないということですか?
搾った時は痛くないのですか?
乳房ケアを受けている最中も痛くなかったのですか?
もしかしたらカンジダかもしれませんが、やはり診ていないので何ともはや。
乳管にダメージを受けているのであれば、11ヶ月にもなられるわけですから、お子さんにきちんと言い聞かせをした上で、半日~1日ほど直母をお休みして、その間は乳房緊満をコントロールの意味で様子をみながら搾乳をして凌いでもいいかと思いますが・・・

ひとまずは炎症所見が出ていないか、受診された助産師の嘱託医師に血液検査やカンジダではないか等の鑑別診断をしてもらわれては如何ですか?
思い切って乳腺外科のコンサルを受けられるのもいいと思います。
また、取り敢えずの症状を緩和するために、授乳中でも服薬可能な鎮痛剤を屯用で処方いただけるようお願いされるのも一案です。
どうぞお大事になさってください。

2016年4月27日 (水)

超音波の出る電動歯ブラシの裏技的活用法♪

人伝てに聞いたのですが、助産師が購読することの多い某専門雑誌に母乳育児支援の世界では知らない人は居ないだろうというご高名な先生のアドバイスが特集として組んであったそうです。(テレビにも定期的にご出演されているようですな…)

なにぶん著作権の問題も発生しますし、そもそも人伝てなので詳しく書くことはできませんが、乳房の同じ部位がトラブる場合は、超音波の出る電動歯ブラシの柄の部分を患部に当てて、乳頭に向かって動かしていくと良い(ってことは改善効果があるのかな?)と、書かれていたそうです。
超音波だったら、お母さんの身体にダメージを与えるリスクも無いし、安心ですね。
 

どのくらいの効果があるかは、SOLANINが自分で検証したわけではないのでお答えできませんが、手を拱いているばかりでどうにもならないし…というのであれば、試してみてもいいかもしれません。 

単に電池で動くタイプの歯ブラシ(≒リーズナブルな雑貨屋さんや百均なんかでも取り扱っているレベル)は超音波は出ないので、選択を間違えないようにね。 

 

 

 

2016年1月 9日 (土)

成るべくして成ってしまった・・・と思います。

大抵の赤ちゃんは生後2ヶ月を過ぎた頃から、サーカティアンリズムが形成されてきます。
或る日、いきなり夜間良眠(!)なんてことが起こり、それが続くと何となく嬉しくて、「敢えて起こすことないよね?」という心境のあまり、夜間の授乳放棄をされている方もいらっしゃるようで。(汗)
2~3時間毎に授乳されていた赤ちゃんのお母さんで、それまで何ら乳房トラブルの予兆も気配も皆無だったとしても、5~6時間以上の間隔が空いてしまうと、おかしなことになりがちです。
具体的には、漏乳ダバダバ状態になったり、乳房カチカチ状態になったりしがちです。
それって、乳腺炎手前状態で、いつ悪い方に転んでもおかしくない状態なのですね。

赤ちゃんが極端な眠り王子・眠り姫系だったりすると、10~12時間という驚異的な熟睡モードが続くこともあるようです。
そうなると、まず間違いなく月経再来しますよ。
卵巣さんの冬眠状態が解除されますので。
勿論個人差はありますが、SOLANINの仕事上の経験からすると、「夜間は概ね6時間は眠ってくれますねぇ。」なぁんて仰る方の大半が、早々と(≒6ヶ月迄に)月経再来しますね。

で、乳腺炎になっちゃうと。
当り前ですよね。
成るべくして成る。
厳しいことを言わせて頂きますが、それは自業自得です。
バランスが崩れて上手くいく訳ないですやん?
痛い目に遭うのは避けたいなというのであれば、授乳間隔の取り方をよ~く考えてくださいね。
ご自身が夜間起きられないのであれば、せめてご自身が入眠される前に寝込みを襲うようにして授乳しておくのは最低限必要なことですよ。

不味いおっぱいを頑張って飲まなきゃならない赤ちゃんの身になってください。
どうかよろしくお願いします。

この記事を読んでいらっしゃる新生児のお母さん!決して他人事だと思わないでね。

2015年12月19日 (土)

繊維線種みたいな硬結が形成されると難儀です。

産後間もない頃であっても、お母さんの乳房の血液循環が良くないと硬結(こうけつ…しこりのこと)が出来ます。
一旦出来るとなかなか排除できないこともあります。
一瞬、「繊維線種かな?」と、見紛うばかりの硬結が触れることがあります。
特徴は乳房基底部の可動性は良好で、間違っても癒着している印象はありません。

しかしながら、乳房全体に散発するかのようにゴリゴリした部位が数ヶ所あることも珍しくありません。
以前SOLANINは、乳腺症の診断を受けられたお母さんの乳房を触らせて頂いた経験がありますが、その時は硬結が平べったいような感じでした。
繊維線種な場合は、もっと硬結が丸っとしていて、硬さは鶏の砂肝みたいです。(あっ、継ぎ目のペランペランの部位じゃないですよ、念のため。)

母乳はじわじわ~たらたらとは分泌しますが、とにかく硬結はなかなか小さくならないし、ゴロゴロと良く動きますが、かなり長時間乳房マッサージをしないと、消退傾向は乏しいです。
射乳は稀で、あっても間歇的にどころか一瞬のみです。
こういう時こそ、お食事を改めたり、葛根湯を内服されると症状改善の兆しが見えて来ます。
いよいよイケなくなると、新生児は深く咥えられなくなってしまいます。
そうなるとかなりヤバいですね。
「乳房が硬くておっぱいの出方が今一つだなぁ~と感じられたら、出来るだけ早急に助産院か母乳外来を受診されることをお勧めします。

2015年7月 9日 (木)

箍(たが)が外れた食べ方をした時はホントに怖い!

食生活面で妊娠中から節制されていた方で、産後もそれを継続していたのに、母乳育児の記憶なんて苔生すくらい大昔の親戚のおばちゃんや、授乳歴のない友人がお見舞いのマストアイテムのようにケーキや餅菓子などのご禁制(?)の食べ物を持参されることはしばしば耳にします。
お母さん本人はいけないと思いつつも、元々好きなのに我慢していた方は、ついクラクラして一口二口と食べてしまい、その後一気に箍が外れたように食べてしまい、乳腺炎になっちゃうことって結構あります。

飲ませても飲ませてもしこりが取れない・だんだん痛みが強くなってきた・痛みの部位が赤く腫れたみたいになった・バンザイが出来なくなった・乳房基底部が背中まで張り付いたみたいな感じがする・搾乳したら乳汁が黄白色でなんとなくドロッとしている・肘で検温したら38℃以上だった・・・などの症状が2つ以上揃ったら、恐らく乳腺炎で間違いないと思いますよ。

特にご実家からご自宅に戻ったor手伝いに来てくださっていた実母さんが帰られた・旦那さんが長期出張or残業続きでアテにならない・お見舞いが多かったなどの条件が重なると、一気にドッカ~ンと来ることは少なからずあります。

産後授乳中は控えた方が良いとされるものを疲れが溜まっている体調不良時(つまりは抵抗力が低下している時)に食べちゃうとホントに危険です。
特に初産婦さんならば3ヶ月くらい、経産婦さんならば1ヶ月半くらいは出の良い方ほどおっぱいが暴れる時期なので、収拾がつかなくなることもあります。
「あぁ、どうしよう?やってしまった!」という場合は、早めに助産院や母乳外来に連絡され受診されることをお勧めします。

2015年1月 9日 (金)

インフルエンザに伴う乳腺炎時の受診タイミング。

インフルエンザに伴い、乳腺炎症状を併発することがあります。
元々がインフルエンザなので、通常の乳腺炎時とは異なり、左右両方の乳房が痛くなることもあります。
インフルエンザでしんどいのに、乳房が痛いのは堪りませんね。
早くラクにしてほしいお気持ちはとてもよくわかります。

但し、インフルエンザでしんどい最中は母乳外来も助産院も受診することはできませんよ。
ほとんどの助産師はインフルエンザの流行に先駆けワクチン接種を済ませてはいます。
しかし、母乳外来や助産院には抵抗力の弱い妊産婦や赤ちゃんが通われていますから、バリバリのインフルエンザの方が受診されますと、周囲にウィルスをバラ撒く&自分のことしか考えていない非常識な人扱いされてしまいますよ。

乳房が痛いのであれば、ひとまずは当ブログの過去記事をご参照いただき、ご自分で対処可能な方法を実践してください。
タミフル®の内服やリレンザ®の吸入などインフル対策を講じれば、スムーズに解熱もしてくれますし、我が子に感染させるリスクを考えたら、含嗽・手洗い・マスク装着とともに服薬されるのがベターでしょう。
母乳外来や助産院の受診は解熱後丸2日を経過してからでないと拒否されると思いますので、ご注意願います。
最低限のマナーは守りましょうね。

2014年12月30日 (火)

もうすぐお正月♪

いよいよ近付いてきましたね。
お正月♪
母乳外来担当助産師や助産院の先生にとって頭の痛い季節です。
おせち料理は野菜メニューもありますが、全体的に味が濃ゆいですね。
そしてお餅。

最近はお店の初売りが元旦なので、おせち料理はそこそこに焼肉やカレーにシフトするご家庭も多いようですね。

そうなると、ホントにヤバい×10の2乗でございます。
お餅食べるなとは申しませんが、パクパク食べるとヤバいです。
どうしてもお餅食べるなら、その時のお食事、主食はお餅の他には食べないでくださいませ。
その時の主菜も揚げ物はNGです。
お休み中だから慌てて食べず、ゆっくりよく噛んで食べましょう。
そして(ここが肝腎)いつもより頻回に飲ませてあげてくださいな。
カラダを冷やすようなキンキンに冷えた飲み物は、控えめに。
特に下半身は温かくしてね。

母乳育児中のお母さんが正月三が日いいえ松の内に乳腺炎にならないためのベーシックな秘策です。

2014年12月17日 (水)

乳腺炎を繰り返し、困惑中。

<ご相談内容>
11
ヶ月の男の子がいます。1ヶ月半頃まではまでは混合栄養でしたが、その後完母になりました。1ヶ月前頃からは離乳食をよく食べるようになり、日中のおっぱいは外出していたらゼロになりました。(在宅していると2回/日)ただ、夜中は1~2時間毎におっぱいを欲しがります。実は私はこれまで何度か乳腺炎を繰り返しているのですが、そのたびに痛くて辛いし、おっぱいを止めたくなります。
つい最近も乳房がカンカンに硬くなり、発熱もして、乳汁ドロドロの乳腺炎になってしまいました。
私の何がいけないのでしょう?どうしたらいいのでしょうか?

SOLANINの回答>
1
ヶ月半以降リラクテーションされたのは努力されたんだなぁ偉いなぁと感心します。
どこかの助産院か母乳外来に通ってサポートを受けられたのでしょうね。

さて、何度も乳腺炎になるのは痛くて辛いことですが、それには理由がある筈です。
その際、助産師のケアを受けていれば、原因として考えられることや対処法を教えてくれると思いますが。(汗)

それが分からないということは、ううむ…もしかして毎回自力で直していらっしゃったのかしら?

以前になった乳腺炎の原因についてはSOLANINも分かりませんが、文面から推察した限り、最近なってしまった乳腺炎の原因は、ズバリ授乳間隔が空き過ぎて乳房が強く張り硬くなったであろうに、日中お坊ちゃんにおっぱいを勧めるor搾乳して乳房の張りをコントロールすることもなく放置していたことと、それに加えてお母さんのお食事摂取量が多過ぎたからではないでしょうか?
離乳食が進み授乳間隔が空いたら、お母さんのお食事摂取量を減らすのは言わずもがなですよ。
だって、沢山おっぱいが作られても飲んでくれる回数も量も減る=残ったおっぱいの行き場が無い⇒乳腺炎になる!…に決まっているじゃないですか。

それに対応出来ていれば、発熱して乳汁ドロドロというような重症化には至りませんよ。
また、外出時は日中のおっぱいはゼロとのことですが、乳腺炎になってまでそれを続けるのは如何なものでしょうか?
率直に申し上げて、これは充分に予防できるタイプの乳腺炎ですよ。
ここまで母乳育児を継続されたのに、断乳なんて勿体ない!
適切な対処をされ、残り少なくなったおっぱいライフを楽しんでくださいね。

 

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