☆育児用品とその評価

2016年2月21日 (日)

乳房中にどのくらい母乳が含まれているかを測定する機械。

<ご連絡いただいたこと>
お元気にしていらっしゃいますか。
フランス在住のちしゃと申します。もうすぐ11ヶ月になる娘と、楽しくパイパイ生活を送っています。

フランスの赤ちゃん用品店のカタログを見ていて、おぉっ!と思う製品を見つけたのでコメントをしてみます。サイトは英・仏・西語のみです。。
http://milksense.com
このmilk senseという機械は、乳房の中にどのくらいの母乳が含まれているのかを測定できるそうです。
日本ではまだ未発売のようですが、そこそこの正確性が証明されれば、大ヒットするかもしれませんね。
ただ、母乳は授乳中に製造されるので、そのあたりをどう測定するのかな、と疑問に思いました。

既にご存知かもしれませんが、何かのお役に立てば幸いです。
<SOLANINからひとこと>
おぉっ、そのような機械があるのですね。
全くの初耳です。
しかし、説明文が、英語・フランス語・スペイン語のみなのですね。
何処で製造されているのでしょうね?
ご連絡いただいたちしゃさんだけではなく、読者のみなさんの中で、もし何か、新しい情報が解りましたら、コメント欄でお知らせくださいね♪

2014年12月10日 (水)

メ○ラ社のソ○ト○ップ®のユーザーさんへ。

ユーザーさんの数は少ないかもしれませんが、搾乳やミルクの補足にメ○ラ社のスイス製ソ○ト○ップ®を使用されている読者さんもいらっしゃるかと思います。
乳頭混乱が起きない優れモノではありますが、容量が80mlと少なめであることがやや難点です。
例えば、1回に100ml補足が必要だとすると、お代りしなくてはなりません。
大人しく待っていてくれる赤ちゃんならお代り制でいいと思います。
しかし、補足する相手がイラチちゃんの場合、そのお代りタイムに機嫌を損ね、プチ・哺乳ストライキ状態になることもあるようです。(涙)
どうしても補足が必要な赤ちゃんなのに必要量を飲んでくれないと、体重増加が一気に不振になってしまいます。
イラチちゃんには、補足量の確保とスムーズに飲み切って貰うことが、重要なのです。

先日、勤務先でそのような場面に遭遇し、どうしたものか?と途方に暮れていましたが、SOLANINはピカッと閃きました。
メ○ラ社のソ○ト○ップ®のフード部分を一昨年参加した某セミナーで頂いたドイツ製ヌー○®の哺乳瓶(フードを外した状態)に接続させたところ・・・OKでした!
内径が合致したのね♪
ということは、もしかしたら国産従来型の細口哺乳瓶でも、イケるかもしれません。

2014年9月27日 (土)

アプリの授乳ノートについて。

最近は赤ちゃんのお母さんの多くは、ガラケーからスマホに移行されていらっしゃる方が多いようにお見受けします。

色々便利な育児アプリがありますが、わりかし普及しているのが、「●時に授乳した。」とか「○時にうんちが出ておむつ交換した。」などの情報が、マークをドラッグすれば時系列に出てくるものです。(育○グWMとかいう名称だったかな?他にも似たようなのがあると思いますが。)

助産師の立場からすれば、忘れないうちにお手軽に記録できるからいいとは思います。

でも、例えば「体重増加が適正か?」とか「ミルクや搾乳をどのくらい増減させてもよいか?」の判断基準としての参考資料にして頂くのはちょっと使い辛いのです。

何故かと申しますと、1日分を見させて頂くのでさえ、スクロールしないと出来ないし、前回受診日からの授乳の様子(夜間お母さんがそれなりに眠れているのか?赤ちゃんがひたすら欲しがるのはどの時間帯なのか?)といった実情や傾向を知ることができないと、対策が立て難いからです。
要は授乳の様子を数日単位で俯瞰したいけれどそれはこの手のアプリでは不可能だからです。

あくまでお母さん個人の備忘録としてはイイと思いますが。(汗)

穴黒(アナクロ)ですが、オーソドックスにノートに書き込んで頂くのが、助産師の立場からすればありがたいです。
限られた時間枠の中で情報収集をしなければならないので、そういった作業の時短になるし、より一層適切な判断と助言をさせて頂くためにも助かりますので、よろしくお願いします。

2014年5月29日 (木)

おしゃぶりを止めるにあたり注意すること。

当ブログの読者のみなさんの場合、おしゃぶりを使っている方は少数派だとは思いますが、おしゃぶりの弊害を考えると、出来るだけ早く止められることをお勧めします。
しかしながら、習慣化とは恐ろしいもので、以下は使い続けて、例えばハイハイで自由に動けるようになる頃まで使っていた人の話ですが、おしゃぶりを隠した日には、それこそ物狂いのように家中をグチャグチャのガサ入れされる波目になります。
キャビネットの引き出しからゴミ箱まで、大泣きしながら捜索作業が続きます。

止めさせるにあたり、おしゃぶりを或る日突然、一方的に隠すor捨てるのは、お母さんのエゴです。
お母さんの都合(例:「お酒が飲みたいから」「預ける時に泣かれるから」等)だけで、或る日突然、一方的に断乳するのと同じです。
それはあんまりです。
可哀想過ぎます。

止めるのであれば、せめて、「おしゃぶりって長く使っていたら、壊れることもあるんだって。」と伝聞調でいいですから、《1ヶ月くらい前から事前情報を告知》してやってください。
そして、《おしゃぶりが壊れた》状況を作ってください。
何箇所か少し切れ目を入れたり、明らかに吸い心地に違和感が出るように。
「ずっと使っていたから壊れたんだね。」と、繰り返し声掛けしてあげましょう。
執着が強い赤ちゃんであれば、《新しいおしゃぶりを1つだけ買って》あげてください。
買う際の注意ポイントは、それまで使っていたおしゃぶりとはメーカーから形から大きさから素材から何から、似ても似つかないものを選ぶことです。
で、赤ちゃんにしゃぶって貰うのです。
赤ちゃんのお口は敏感ですから、「ええっ?何これ!」(怒)になる筈です。
しゃぶって引っ張り出して眺め、また口に入れという作業を何度も繰り返し、終いには、「これじゃないってば!」と、涙目になるかもしれません。
「あ~、やっぱりダメか。でも、前と同じのは見当たらなかったんだよね。」くらいは呟いてもらっていいです。

つまり、《どうにもならない》状況を作ってください。
そして、「こんなのは使えないよね。」
「仕方がないから捨てちゃおうか?」
「おしゃぶりはもうバイバイだね。」と、繰り返し囁いてください。

次に、赤ちゃん自らゴミ箱にポイしてもらいます。
切れ目の入った以前から使っていたのも、新しく買ったミスマッチなおしゃぶりも・・・です。
この際のゴミ箱は、外用のゴミ箱です。

そして、収集日にパッカ―車がやって来る直前に、集積場所に壊れたおしゃぶりの入ったゴミ袋を一緒に運び、パッカー車が収集を終えて走り去るのを見届けさせてやってください。
外用ゴミ箱にポイしてから収集されるまでは、記憶が薄れないように同じ日にしてください。
「もう、おしゃぶりは家にはないよ。」
「新しいのもダメだったから捨てちゃったしね。」
「○○ちゃんはポイしてバイバイしたもんね。見てたもんね。」と、繰り返し言い聞かせましょう。

“口封じ”が消失したら、やたらと賑やか(うるさく?)になりますが、それは織り込み済みですよ。
おしゃぶりにバイバイしたものの、暫くは口寂しいのでグズグズがあるかもしれません。
出来るだけ抱っこや優しい声掛けをして、気持ちを満たしてあげましょう。
また、ダラダラ喰いだけはさせないようにしましょうね。

2014年5月28日 (水)

前クロス式のおんぶ紐の正しい使い方。

いわゆる(後ろ)おんぶ紐は、赤ちゃんの頸が据わったら使用できるようになります。
前クロス式のおんぶ紐の代表選手は昔ながらのおんぶ紐です。
おばあちゃん・ひいおばあちゃん世代は愛用された方も少なくないと思います。
最近流行のエ○ゴなどに比べて軽く、取り扱いも簡単なので、若いお母さん世代でも見直されているようですね。
前クロス式のおんぶ紐を使用する際に気をつけていただきたいことは、ズバリ「普通の前クロスをしないように装着してほしい。」ということです。
・・・むむっ?意味が分かりませんか?
当たり前ですが、普通の前クロスをすると、乳房基底部に近い内側~上側にかけての部位をおんぶ紐で持続的に圧迫することになります。
赤ちゃんは日々発育されますし、家事を捗らせたい時や寝かしつけにおんぶをされるお母さんにとって、その部位を圧迫する負荷は相当なものとなります。
分かり易く言えば、普通の前クロスをしておんぶ紐を装着すると、添い乳を多用している方と同じような乳房コンディションになってしまうのですね。

つまり、乳房基底部に近い内側~上側にかけて飲み残しが累積していくような感じで、硬結(=しこり)を形成し易くなるからです。
ですので、前クロス式のおんぶ紐愛用者の方は、おっぱいトラブルを回避するために前クロスのやり方にひと工夫していただきたいのです。
具体的には、俳優の中○彬さんは、昔からスカーフやネクタイをグルグルに捻っておられますが、前クロス式のおんぶ紐を鎖骨のすぐ下あたりでから捻り始め、乳房の下縁から拳骨一つ分下の位置まで捻ってから固定してください。
そうすれば、乳房基底部の内側~上側にかけての部位の圧迫は免れますので、快適に装着できます。
母乳育児中のお母さんは、是非そのようにしてくださいね。
ちなみにおばあちゃんは、母乳育児については過去完了形なので、装着につきましてはバッテンでもなんでも構いませんです。
また、余談ですが、前クロス式おんぶ紐を愛用されるお母さんは、普段から月齢にかかわらず授乳時はフットボール抱きを多用されることも推奨します。

2014年3月21日 (金)

鼻吸い器の選び方。

色々なタイプの赤ちゃん用鼻吸い器が育児用品メーカー等から販売されています。
もう既にご存知の読者さんも多いでしょうが、個人的経験を振り返っても、「これはちょっと・・・」というタイプのものを述べさせていただきます。

それはですね、正直に申しますと、いわゆるスポイドタイプです。
利点はあるにはあります。
赤ちゃんの鼻に突っ込むノズル部分は短いシリコン製なので洗浄・消毒には支障を来たすことはありません。
また、お値段的にはお手頃であることは確かです。

しかし、(ここが大きな問題点です!)鼻吸い器なのにスポイドタイプは肝心の吸引効果が低いです。(呆)
つまり、赤ちゃんの鼻腔にノズルを入れても、一向に鼻水は吸い取れないということです。
鼻に詰まっている物体がハナクソの場合、ベビー用綿棒におっぱいを浸してクイッと取り除けばよろしい。
そうではなく、鼻水の場合、ベビー用綿棒で云々とゆうやり方では取り除けません。
そうゆう時こそ、鼻吸い器の出番なのに・・・
何故こういうちっとも使えない育児用品が販売され続けているのか謎ですな。

SOLANIN的には、オトナが管を咥えて別の管を赤ちゃんの鼻腔に入れて吸い取るタイプ(2本の管の間には鼻水溜まりがある)がお勧めです。

購入金額に糸目を付けなければ、電動タイプもありますが、これは使ったことがないから評価出来ませんな。
ちなみに、耳鼻咽喉科外来に設置してある電動式(?)はダ○ソ○の掃除機並に素晴らしい吸引効果が得られますが、オトナでも涙チョチョ切れるくらい痛いです。

2013年10月 3日 (木)

赤ちゃんにベビーパウダーって使わない方が良いと思いますが。

三丁目の夕日時代までは、乳幼児は湯あがりやおむつ交換の際はサラサラするようにとベビーパウダーをフワフワパフでポンポンと叩かれ、羽二重餅みたいになっていたそうです。

そして間違いなく、今の50歳代以上のおばあちゃん世代は「ホントにベビーパウダーって使用しない方が良いのですか?」と尋ねて来られます。
そこで、理由をお話ししたいと思います。
今を去ること昭和の終わりも近い1987年、主原料の滑石にアズベストが混入している事件が起きました。
その反省から現在の製品検査は厳しく、危険な混入物は出荷された製品からは見られなくなったのですが、赤ちゃんにはパウダーを吸いこむリスクや、厚く叩くと毛孔を詰まらせてしまう恐れがあり、お肌のデリケートな赤ちゃんには汗疹や湿疹が却って酷くなることも有ります。
皮膚と皮膚がくっつく部分は洗い残しになりやすいので、サラサラになるように叩いても結局余計にコテコテになりがちです。

尚、主原料はメーカーにより若干異なりますが、滑石とコーンスターチ等の植物性澱粉、昔はキカラスウリの澱粉(=天瓜粉=てんかふん)を使用しているものもあったらしいです。

ただでさえ、【皮膚バリア】のことを考えると、これ以上皮膚の乾燥を助長させても・・・という気がいたします。
大人が付ける分には問題ないそうですが、赤ちゃんにはちょっと・・・です。

2013年10月 2日 (水)

赤ちゃんにミトンは不要?(生後1ヶ月)

<ご相談内容>
私は1ヶ月になる息子がいるのですが、退院してから毎日ミトンをつけています。
しかし最近、ミトンをつけていると体温調節の妨げになるとか、指からの刺激が感じられず成長過程においてよくないと聞きました。
顔を引っ掻いたり、目に指が入るのが怖くてつけていたのですが、やはりミトンはつけないほうがよいのでしょうか?

<SOLANINの回答>
ご指摘の通りかと思います。
お顔を引っ掻くのは防ぎようが無いようですが、赤ちゃんがイライラしてなかったら、そう頻繁に引っ掻いたりしませんよ。
(母子異室の赤ちゃんよりも母子同室の赤ちゃんのお顔の引っ掻き傷は少ないという報告を聞いたことがあります。お母さんが傍に居てくれると、要求の察知が早いから赤ちゃんがイライラしなくて済むのでしょうね。)
引っ掻き傷については、少しでも防止するため爪をこまめに切ってください。
赤ちゃんの爪は伸びるのがやたら早いですから、週2カットが目安です。
目に入りそうなこともよくあり、実際半分くらい入ることもあるようです。(汗)
ですが通常は、眼球を傷つけないように赤ちゃんは反射で目をとじようとしますから、実際にそのせいで怪我をしたという話は昔も今もは聞いたことがありません。

医学的理由でミトンをすることがあるとしたら、重症のアトピーで、痒すぎて掻き壊して浸出液がダラダラ出るとか、よほどの事情がある場合です。

尚、ミトンは一般的に外側に縫い目がありますが、見た目重視でたまに内側に縫い目があるものもあります。
縫い方がヤワい製品もあり、お洗濯を繰り返すと、縫い目がほつれてきます。
赤ちゃんが手指をもぞもぞ動かしているうちに、ほつれた糸を指に巻き付け、指先が壊死して切断という事故が過去には発生しています。

ミトンの使用の際は充分注意してくださいね。

追記;この記事を書いた後、神経の発達が健常児とは異なる極めて稀な例として、生まれつき痛覚が鈍い赤ちゃんの場合、眼球を怪我したという事例があると伝聞しましたのでお知らせします。

2013年6月15日 (土)

沐浴にベストの高さは85cm!

SOLANINはお仕事で沐浴をしています。
最近はドライテクニックになったから、さほどでもないですが、10年以上前は健常新生児は毎日沐浴するのが日課でしたから、看護助手さんに沐浴槽の洗浄&消毒&湯張りを手伝って貰いながら、ひとりで15~20人くらいの健常新生児を毎日黙々と沐浴したものです。

そうなるとこれは結構な重労働でして、いい加減腰が痛くなってきます。
「えっ?病院の沐浴槽はしゃがみこまなくてもいいじゃないの!ちゃんと高さがあるでしょ?」ですって?

いや。
いやいやいや。

それがね、そうでもないのですよ。
多くの病院が使っているのは●O●O製の脚付きの一体型の陶器製ですが、あれって沐浴槽の縁の高さが床から75cmなのですよ。
150cm未満の小柄な方なら桶かもしれませんが、SOLANINを含めそれ以上の身長の方が沐浴する場合、ヘンな角度に腰を前傾させないと作業がし辛いのですよ。

そのため腰が痛くなること、このうえないのですな。
1人2人の沐浴ならともかく、毎日大勢の沐浴をするには不適切な高さなのですな。
昔から納得がいかないことのひとつなのですが、沐浴槽の高さが75cmって誰が決めたのでしょうね?
多分ですが、沐浴なんて碌にしたことない男性技術者さんなのでしょうな・・・

現場で働く助産師や看護師の意見を採り入れたら、絶対にあの高さは無いと思います。(ブツブツブツ・・・)
一般的にキッチンの高さは85cm以上が快適な作業環境と言われて久しいのをご存知でしょうか?(身長が170cm以上の方であれば、90cmでもよいとされています。)
沐浴槽もキッチンと同じ高さにしたら、腰は痛くならない筈なのです。

それを知っていたので、数年前に勤務先で沐浴槽のリフォームをする話が出た際、SOLANINは作業員さんに「沐浴槽に10cmの下駄を履かせてください!」と強硬に申し入れ、聞いて貰った経験があります。
たった10cmの下駄を履かせるだけで、沐浴槽は滅法使い易くなるのです。
勿論腰が痛くなることもないです。

ご家庭での沐浴はお風呂場でしゃがみこんでされる方がまだまだ多いらしいですが、SOLANINはキッチンにベビーバスを嵌めてする方法を推奨します。
ジャンボシンクでなくても最近のベビーバスはスコ~ンと入りますよ。
底面に栓が付いているからお湯捨てもラクですし。

大抵のお家ではキッチンでお湯が出る筈ですし。
特に奥さんよりも背の高い旦那さんが沐浴してくれる場合や、肩や腰の弱いおばあちゃんが沐浴してくれる場合は、身体の負担や疲労度が全然違いますよ。
キッチンに隣接しているダイニングのテーブルを綺麗にして着替えやバスタオルの準備をしておけば段取りもよくなるし、湯冷めの心配もしなくて済みますからね。

余談ですが、最近流行の洗面所のボウルにシートを張ってするタイプの沐浴グッズ、あれを洗面所で使うのは止めた方が良いと思います。
一般的な洗面所の高さって65~70cmくらいですから、沐浴するには低過ぎます。

SOLANINの勤務先の沐浴槽みたいに、適切な高さ調整をされているなら別ですが・・・
作業する高さで受ける身体の負担や疲労度の違いを体感してみてくださいね。

2013年5月19日 (日)

おしゃぶりに対する見解。

最近は可愛いキャラクターが付いたのや、色とりどりのおしゃぶり幾つものメーカーから販売されています。
ご丁寧にいつも身に付けられるように、ポロリと落ちないように専用の紐やクリップまであります。

しかも、キャッチセールスは『お口ポカンを予防』とか『鼻呼吸を促す』とか『顎を鍛える』というのもあります。
魅力的なフレーズですね。
こんなフレーズを目の当たりにしたら、買ってみようかな?使ってみようかな?と、思ってしまったりして。

特にギャン泣き度数の高い赤ちゃんの場合、お母さんをはじめ周囲のオトナも参っている場合が多く、また、昔からある育児用品のひとつでもあり、ミルク育児全盛のおばあちゃん世代では愛用者も多かったことから、積極的に使用することを勧められることさえあります。

確かにグズっている赤ちゃんをおとなしくさせる効果がありますからね。
ただ、ゴムの乳首と同じく、おしゃぶりも乳頭混乱を誘発することが判っています。
少なくとも、ミルクをあげていない赤ちゃんには使わないで欲しいですね。
小児耳鼻科領域では中耳炎になりやすくなるという研究報告もあるそうです。

じゃあ指しゃぶりは?と言いますと、少なくとも手を使わないと出来ないことがあれば外さなくてはなりません。
おしゃぶりは両手が使えますから一般的に指よりも長時間しゃぶっている傾向にあります。

歯科領域では3~4歳を越えてもおしゃぶりor指しゃぶりを続けていると、不正咬合になりやすいので、なるべく早く止めましょうと指導されます。

もうひとつ、意外な盲点かもしれませんが、お口が塞がると言うことは赤ちゃんは何か伝えたいことがあってもそれが出来ないということです。
赤ちゃんはお母さんを懲らしめるために泣くのではありませんね。
言葉を持たない赤ちゃんが泣くというのは、『どうしたの?』とお母さんに聞いてほしいからではないでしょうか?

赤ちゃんがグズった時は、抱っこをしたり、おっぱいをあげたり、話しかけたり、あやしたりしてみましょう。
赤ちゃんを宥める手段としては、おしゃぶりじゃなくても切れるカードは他にもありますからね。


軽い気持ちでおしゃぶりを使い始めたものの、なかなか止められなくて困ったという話を1歳過ぎのお子さんのお母さんからよく聞きます。
特に、おしゃぶりを常用していると、言葉の発達面での懸念も出てきますね。
だって、喋ろうにもお口が塞がっていますから。(汗)
言い聞かせて止めるには1歳半以降でないと難しいでしょう。
無理やりやめたら泣き喚いたり、探しまくってお家の中をぐちゃぐちゃにされたり(≒ガサ入れされた)、うるさくてたまらないというのはしばしば聞かされます。
便利なモノには何かウラがあります。
赤ちゃんが泣くときはモノではなくヒトが宥める方がいいのではないかと考えます。

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