☆天使ママの心身の調子とメンテナンス

2014年10月21日 (火)

臨月での死産後、上の子がおっぱい星人になった。

<ご相談内容>
はじめまして。
1人目の時は、SOLANINさんの著作とこちらのブログの記事にずいぶん助けていただきました。
今回、どこで相談していいものかわからず、コメントとして送らせて頂きます。
送信先が違っていれば、ご容赦ください。

2週間前に、2人目の子を死産しました。
心待ちにしていた臨月に入った日の明け方、大量に破水し大急ぎで産院へ到着しましたが、先生にエコーで確認していただいている間に心臓が止まり、その後陣痛が来て分娩しました。
産院ではほんとうにあたたかい対応をしていただき、1泊して退院しました。
退院時、産院で相談し、まだ卒乳していない2歳の上の子に母乳を飲んでもらうことになり、おっぱいを止める薬は処方されませんでした。(漢方薬を飲んでいます。)
SOLANINさんの記事を参考に、子どもが保育所に行っている間は、冷やして、おにぎり搾りで搾乳し、お供えしています。
子どもは、先生や助産師からも「おっぱい飲んでね!」と言ってもらったこともあり、喜んで飲んでくれますが、最近食欲が落ち気味&おっぱい星人に戻っています。
このまま現状維持でいいものか、教えていただければ幸いです。
上の子がいてくれるおかげで、なんとか日常生活を送っています。

「赤ちゃんはお母さんのおなかに宿るだけで満足されたのかもしれません。」
が、心の中にすとんと入ってきました。
そうであってくれたらいいなと願っています。

<SOLANINの回答>
臨月に入られてからの突然の死産、本当にお悔やみ申し上げます。
出産によるホルモンバランスの変動やメンタル面でのダメージなど、受け止めきれないくらいの大きな変化の渦中だとお察しします。

相談者さんのお気持ちの辛さに寄り添ってくれるグリーフケア(最近はペリネイタルロスケアといいますね)のしっかりした産院でのご出産だったのがせめてもの救いだったのですね。
辛いお気持ちの中で、お空に還られた赤ちゃんへのお供をされることは、きっとよいご供養になると確信しています。

さて、相談者さんは、最近おっぱい星人に戻られた上の子さんへの対応が、「これでいいのか?」と、気になさっていらっしゃるようですが、それは理由があるのですよ。
1つめは、上の子さんは上の子さんなりにお母さんの悲しみや不安を感じていて、ただただお母さんが心配だから傍に居てくっついて慰めたいのです。
2つめは、そんなお母さんにシンクロしているため、おっぱいを飲むことで自分の気持ちを落ち着けようとしているのです。
3つめは、お母さんのカラダを回復させようとしてくれているのです。
10ヶ月かかって変化したカラダが元に戻るのに2ヶ月はかかることはご存知ですよね?
今回は死産だったから、退院も早くなったから、意識が薄いかもしれませんが、上の子さんがおっぱいを飲んでくれることは、お空に還られた赤ちゃんが出来なかったこと=相談者さんの子宮復古を促進すること・・・を代行してくれているのです。(多分、こういう発想をする助産師は世間一般ではあまり存在しないと思いますが、SOLANINは昔からそう考えています。)
相談者さんのお気持ちが癒えるのは直ぐには難しいように、カラダが戻るのにも月日が掛かるのですから、今はあるがままを受け入れては如何でしょうか?

2013年10月10日 (木)

授乳中に懐妊し、流産しました。(涙)

とても悲しいことに、確率として、特に持病が無い健康な女性であっても、妊娠5回につき、1回は流死産する可能性があります。
授乳の有無に関係なく・・・です。
世間一般では、授乳により流死産を惹き起すと考える人が多いですが、それはちょっと違うことは過去記事に書いているので、以前からの読者さんは、よ~くご存知かと思います。(知らない方は、検索してね。)

ただ、実際に、授乳中に稽留流産(けいりゅうりゅうざん)や妊娠がある程度進んでから起きる、子宮内胎児死亡(IUFD)の当事者になると、どうしてもご自分を責めてしまうお母さんは少なくないです。
でも、自分を責めることは、ある意味、おなかに居た赤ちゃんを責めること(≒どうして元気に育って生まれてくれなかったの?)になるし、おっぱい星人(=兄姉になる予定だった我が子)を責めること(≒あなたがおっぱいを飲んだり、抱っこをねだるからおなかの赤ちゃんが死んでしまった!)に等しいのです。
だから、どうかご自分を責めないでくださいね。

妊娠がある程度進んでから起きる、子宮内胎児死亡(IUFD)の場合、胎盤が娩出されて暫くすればそれまで以上におっぱいが出てくるので、大抵の産婦人科ドクターは、『カバサ―ル®』というお薬を処方されるかと思います。
しかし、このお薬を内服すると、それこそおっぱいが止まってしまうので、せめておっぱい星人に、まだ少しでも飲ませてあげたいorお空に還ってしまった赤ちゃんに少しでもお供えしたいという気持ちがあるのならば、このお薬は処方をお断りするか、内服するのは差し控えてください。

2013年2月12日 (火)

死産後の乳房ケアはどうすればいいの?(16週)

<ご相談内容>
大変ご無沙汰しております。

以前、副耳の手術で言い聞かせのアドバイスいただいたものです。
SOLANINさんとの出会いから、早3年過ぎてしまいました。
娘も3歳3ヶ月、早いものです。
卒乳も2歳7ヶ月に自然にできました!!

先月、待望の第2子を授かりましたが、16週で死産しました。
乳汁分泌抑制剤を2週間飲みきり、その後、1週間ほどたちましたが、胸が張る感じと搾ると乳汁が出てきます。
ネットで検索し、冷やす・きつめの下着をつける、絞らない等書いてあり、実践しました。

その中で、乳汁分泌の薬を飲むと次回の母乳育児に影響がでるとか、死産後の母乳ケアをしないと、胸にしこりができたまま、母乳が出にくくなるなど、いろいろな情報がありました。

死産の手術で数日入院しましたが、助産師さんからの退院指導等はなく、とても不安です。
勿論、精神的なダメージもあり。。。

助産師さんも、死産後の退院指導等はしづらいのかもしれません。きっと私以外にもそういった悩みを抱えている人はいるのではないかと思います。
死産後の気持ちを乗り越えて、進めることができるように、
次の子どもには、ちゃんと母乳をあげられるように・・・

SOLANINさんのアドバイスが記事化されたら心強いな~と思い、質問してしまいました。

<SOLANINの回答>
待望の第二子の懐妊の喜びも束の間、死産だったこと、お悔やみ申し上げます。
赤ちゃんは16週だったのですね。
添い寝や抱っこなど、お別れ前に触れ合う時間があったでしょうか?
赤ちゃんのことを想うと、突然胸が苦しくなったり、わけもなく泣けてきたり、夜が怖くて眠れなかったり・・・メンタル面で今までと違う状態になりがちです。
それは思いがけず、辛い経験をされたことが、そのような状態を引き起こしているのであって、何もおかしいことはありませんよ。
気持ちを抑え込んでも余計に辛くなるだけです。
泣きたい時はいつでも泣いていいのですよ。
我が子が亡くなり、悲しくない親なんてこの世に居ませんからね。
旦那さんも態度や言葉には出されない方かもしれませんが、きっと辛いと思います。
そういう時は旦那さんが相談者さんをそっと抱き締めてくれると、お互いに癒されるのでいいのですが。

さて、死産後のおっぱいのメンテナンスですが、おっぱいを止めるお薬(多分「カバサール®」の類でしょうな。)を指示通り内服されたのに、乳房が張ってきて、おっぱいが滲むのですね。

そういう場合は、確かに冷罨法が効果的です。
キツイ下着を装着するというのは、正直言って意味不明ですが、昔の助産師の言い伝えか何かでしょうが、それはしなくていいと思います。
搾らないというのは、通常の搾乳(=乳輪外縁辺りに指を当てる用手式搾乳)をすると、カラダが誤作動をしますので、それは止めてください。
しかし、乳房基底部に指を当てるおにぎり搾りはしてもいいです。
週数的に、ジャージャー搾れることは無いと思います。
恐らく1回あたりお猪口半分程度の量だと思いますが、物凄い過分泌と仮定しても、おにぎり搾りであれば、左右の乳房併せてMAX量は30~50ml×2~3回以下/日だったら、問題ありません。
あっ、搾れたのは捨てないで、ご霊前にお供えしてあげてください。

「おっぱいを止めるお薬を服用すると、次の赤ちゃんの時におっぱいが出ないのでは?」という心配はご尤もです。
個人的には、薬の成分を考えると、お母さんのカラダにとって使わない方がいいと思います。
しかし、経験的な意見ですが、次の赤ちゃんの時におっぱいの出方が悪くなるということは・・・これまで無かったと記憶しています。
SOLANINの勤務先はBFHなので、終日母子同室&頻回直母だからかな?
出産場所の選択(≒母子異室の定時授乳&ミルク屋さんと超仲よしでミルク足せ足せ病産院)を間違えさえしなければ、まずは大丈夫ではないでしょうか。

しこりについては、断乳や卒乳同様、乳腺組織は徐々に萎縮するので、小さいものであれば、よく分からない位になると思います。
もしも、気になるようであれば、命日から1ヶ月頃を目安に助産院や母乳外来でおっぱいのお掃除ケアを受けられてもいいかと思います。
以後はみだりに乳頭・乳輪を触らないようにすれば、おっぱいはフェードアウトしてくれます。

余談ですが、もしかしたら今回の赤ちゃんはお母さんのおなかに宿るだけで満足されたのかもしれません。
池川明ドクターによれば、そういう赤ちゃんもいらっしゃるとか。
決して、お母さんを悲しませるために宿ったわけではないのです。
きっと今は相談者さんのことをお空の上から見守ってくれているとSOLANINは
思っています。

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