☆卒乳後の対処やケアは必要?

2014年1月25日 (土)

1歳1ヶ月で自然卒乳後のおっぱいのケアは?(1歳3ヶ月)

<ご相談内容>
1歳1ヶ月で自然卒乳となりました。
夜中頻繁に起きる為辛かったけど1歳半までは頑張ると思った矢先に卒乳で寂しいやらありがたいやらでした。

その頃には夜寝る為に授乳するだけで母乳の分泌量は減っていましたが、アフターケアとして1週間後、2週間後、1ヶ月後に搾りました。
1ヵ月後にはほとんど出ず、しこりもありませんでした。
それから2ヶ月経ちますが、時々左のおっぱいだけぴりっと痛みが走ることがあります。
詰まったような感覚です。
しかし、目立つようなしこりは見当たりません。
おっぱいを押さえると痛いですが、トラブルではなくても押さえれば痛いんじゃないかという痛みです。
搾ってみましたが、少し出るくらいです。
先ほどお風呂で搾ったら2滴落ちました。
ここですごく気になるのですが、搾って出たものが黄色くしょっぱいどろっとしたものなのです。
次に妊娠して授乳するときに詰まる合図なのでしょうか?
そうであったら、今から何が出来ますでしょうか?
これが普通なのか?
問題があるのか?
問題がある場合どうすればいいのか?
教えていただけるとありがたいです。

<SOLANINの回答>
相談者さんは、おっぱいが足りないのではないかと悩みながらのスタートでしたね。
でも、途中から軌道に乗ってきましたね。
全体を通して見れば、おっぱいは充分に出ておられたと思いますよ。
でなければ、あんなに育つことは無いですから・・・(笑)

さて、授乳回数は減っていたものの、1歳のお誕生日を迎えられてほどなくして自然卒乳をされたのですね。
アフターケアもきちんとされているようですね。
これは助産師の手を借りてされたケアですか?
それともセルフですか?
セルフであっても助産師にどのようにしたらいいのか、教えてもらった上でのケアならば問題ないです。

充分おっぱいが出ていた場合、きちんと1ヶ月迄アフターケアをしていても、時としておっぱいが僅かに分泌することがあります。
黄色くて、しょっぱくて、どろっとしているのは、おっぱい製造工場が操業中止してきていることの証なのですよ。(古くなったおっぱいが少しばかり残っていますよというサインなのですよ。)
なので、これは異常所見ではありません。
次回の出産後に詰まる合い図でもありません。
次回スムーズなスタートをお望みならば、動物性脂肪を多く含むものや、お肉やお餅や揚げ物や甘いお菓子等は控えめにしてください。
ゆっくりよく噛んで食べる習慣を身につけてくださいね。

痛みも自制内で発熱も硬結も無いようだから、おっぱいはそのままでもいいかなという気もしますが、気になるようでしたら、O式をはじめ、おっぱいケアに定評ある助産師にケアしてもらってくださいね。
私も3人目の時は3ヶ月後と半年後にも、アフターケアを受けました。
自分でやっても何も出ないのに、助産師にマッサージしてもらったら、白いタオルが黄色くなっていたことを憶えています。
しこりも無くて、特に気になることもなかったけれど、行ってみるもんだな~と思いました。
肩が凝っていたのに、乳房マッサージ後はすっきりして軽かったです。

2014年1月24日 (金)

唐突な卒乳後、お母さんのお食事はどうすればいいの?

卒乳の時期も兆候(サイン)の有無もお子さんによりけりですが、ひとつ言えることは、おっぱい星人のお母さんの胃袋は毎日モリモリ食べるせいで、概してデカくなっているということです。

言い聞かせ卒乳の場合や、何となく近い将来卒乳しそうだな~という兆候(サイン)が察知出来れば、徐々に食事量を減らせるから問題ないのでしょうが、そうでない場合、自然卒乳であっても、唐突なフィナーレを迎えることもあり、そうなると、乳房の緊満がハンパなく大変なことになる恐れがあります。
そんな時はどうかダイエットをしてくださいね。

飲み手が居なくなるのに、お母さんは全盛期と同じレベルで食事を摂取されたら、おっぱいが異様に緊満したり、断乳した方のように中々すんなり分泌がセーブされなかったり、それらは免れても「母、肥ゆる!」になってしまいますからね。
お子さんの体重増加は成長の証ですが、
お母さんの体重増加は・・・ですからね。
危険過ぎます。

特におっぱいの分泌が落ち着かないウチから、ケーキやスナック菓子やお餅や霜降り肉なんぞを解禁なんてした日にゃあ、尋常ではない乳房緊満や、乳汁のドロドロ化が待っていますから、くれぐれもご注意召され!

2014年1月23日 (木)

自然卒乳後の乳房ケアはホントに不要なの?

<ご相談内容>
我が子は1歳3ヶ月なのですが、ついこの間まで2~3回/日はおっぱいに吸いついていましたのに、何故か急に自然卒乳したようなのですね。
機嫌よく元気に活動し、お食事も出されたものはしっかり食べてています。
私としてはもうしばらくおっぱいライフを楽しみたかったので、なんだか拍子抜けしたような日々なのですが、以前、SOLANINさんは、「自然卒乳後は乳房ケアは不要」という記事を書いていらっしゃったと記憶しています。
であれば、私のような場合でも、母乳外来や助産院等を受診して、乳房ケアを受ける必要性は無いのでしょうか?
飲まなくなり4日目ですが、乳房はバンバンに張りはしませんが、全体的に重くなり、乳房の脇と下側がゴリゴリしています。
取り敢えず冷罨法をして様子を見ています。

<SOLANINの回答>
自然卒乳おめでとうございます。
自然卒乳の時期はホントにお子さんそれぞれにより違います。
およその目安としては自然卒乳を1歳までにされるお子さんは20%、1,歳半までにされるお子さんは50%、2歳までにされるお子さんは80%、2歳以上にされるお子さんは残り20%という割合だそうです。
もっとも、世間にはお母さんから一方的に急に断乳されてしまうお子さんが後を絶たないし、未だに強烈な1歳断乳説が流布していることも影響し、,例えば1歳半のお子さん達であれば、実情としては80%近くのお子さんがおっぱいを貰えなくなっているようでがありますが。(汗)

SOLANINは確かにそういうタイトルの記事を書いた憶えがありますが、あれは、自然卒乳の目安、つまり概ね2歳以上で、授乳回数も1~2回/日程度に落ち着いた段階で自然卒乳を迎えた方をイメージしています。
相談者さんは、どちらかと言えば、早い段階での自然卒乳だったし、それまでおっぱいは2~3回/日は、飲んでいらっしゃったのですね。
しかも、今の乳房はパンパンには張らないけれど、全体的に重くなり、乳房の脇と下側がゴリゴリしていて、冷罨法をしているとのことですね。

このような状況を鑑みれば、やはり2~3日のうちに母乳外来か助産院で一度は残乳を排出するマッサージを受けた方が無難でしょうね。
また、(ご存知でなければ)受診された機会に助産師から正しいおにぎり搾りのやり方を教えてもらいましょう。
セルフメンテナンスとして、おにぎり搾りのやり方を知っているのと知らないのとでは後のラクさが違います。

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