何となく覇気が無かったのです。
<ご相談内容>
仕事復帰を前にして、どうしても母乳育児を続ける自信が無くて、言い聞かせをして卒乳しました。
間違いなくおっぱい星人だったのに、我が子は泣き叫ぶこともありませんでした。
おっぱいを飲まなくなって早1ヶ月が経ちますが、夜中に1~2回目が覚めて泣くことがありますが、以前よりは夜も眠ってくれるようになり助かっています。
食事量も減ってはいません。
ちなみに、発疹・嘔吐・下痢・発熱等の症状は全くありません。
短時間ですが、一人遊びもできます。
卒乳以来、おっぱいを欲しがることはありません。
客観的に見て、言い聞かせ卒乳は上手く行ったと思います。
でも、おっぱいを飲まなくなってから、何となくですが覇気が無かったのです。
笑顔もあるにはあるのですが、ぎこちない感じがしました。
動き回ってはいるのですが、お父さんやおばあちゃんに抱かれると、以前よりもペタっとくっついているような感じでした。
どうにも気になって罹りつけのドクターに受診するも、「何処も悪くないよ。でも、何かストレスがあったのかな?」と言われました。
やはりストレスを感じていたからなのでしょうか?
幸い今ではおっぱい星人だった頃のように笑顔も弾けているし、活発に動き回っています。
<SOLANINの回答>
直接診させてもらっているわけではないので、何とも言い難いのですが、言い聞かせ卒乳の際、やはり何らかのストレスを感じていらっしゃったのだと思われます。
言い聞かせ卒乳を否定する気は無いですが、率直に言ってこの相談者さんの場合、可能であれば、時期的にもう少し待った方が良かったのかなという気がしました。
恐らく、お母さんが思う以上に、お子さんにはおっぱいに対して深い思い入れがあったのでしょう。
そして、お母さんの仰ることに対して、とても理解力のあるお子さんでもあるようです。
おっぱいとさよならする日が来ることを分かっていて、一旦は自分なりにそれを受け入れてはいたのです。
でも、名残惜しかったのでしょう。
上手く表現できませんが、相談者さんのお子さんは、何というか・・・おっぱいに失恋したのかなぁ?
失恋して、メンタル面で元気な人ってあまり居ませんよね?
病気じゃないけれど、何となく覇気が無かったというのはそういうことだったのではありませんか?
お父さんやおばあちゃんに抱かれた時に、いつもよりもペタっとくっついているように感じられたのも、おっぱいが無くなったことをスキンシップで埋め合わせしたかったのでしょう。
1ヶ月かかったものの、笑顔や動きがおっぱい星人だった頃の状態に復旧したのは幸いでしたね。
幼くても、お母さんを思いやるお子さんのようです。
今度はお母さんがお子さんの気持ちを支え、受け入れる番ですよ。