☆お母さんとしてのマナー

2014年7月 2日 (水)

露天プールに行ってもいいですか?(7ヶ月)

<ご相談内容>
7ヶ月の赤ちゃんの母親です。
完母です。
現在ベビースイミングに通っていますが、いわゆる露天プールに連れ出して、母子で楽しんでも大丈夫でしょうか?
つまらない事を聞いて済みません。
あまりにも暑い日々なので。
私は元々、泳ぐのが好きなので・・・どうなのかと思って。

<SOLANINの回答>
ううむ・・・7ヶ月ですか。
実は私もその頃から、長男をベビースイミングに連れて行ってました。
しかし、さすがにその頃はまだ露天のプールには行っていませんでしたね。(汗)
場所にもよるのでしょうが、お客さんが多過ぎて、芋の子を洗うようなプールだって有りますからね。
露天ということは、陽射しだって相当強いですよ。
プール熱に感染するリスクだって高まりますよ。
それに、日によっては水温が温水プールより低い可能性だってありますからね。
水に浸かる時間にもよるのでしょうが、お母さんのカラダが冷えちゃいますよ。

ずっと前ですが、当ブログでも、「海水浴も乳児期は避けた方が良いですよ~」という記事を書いたような気がします。
プールによっては、おむつが外れていないお子さんはご遠慮くださいというトコロもあると聞きますし。
残念ですが、今年の夏は露天プールは、見送った方が無難だと思いますよ。

2014年5月31日 (土)

初めて助産院や母乳外来を受診する際の注意点。

大したことじゃないです。
あくまで一般常識的なことなのですが、最近その一般常識が通じない方がちょくちょくいらっしゃるので、広く知っていただくために、書かせていただきます。

①診察は予約制・・・フリーで受けているトコロはほぼ無いと思います。
だって、普通に考えて、Aさんの乳房マッサージをしている最中に、いきなりBさんが、「おっぱいを診て下さい。」なんて乱入してきても、助産師ひとりでは対応できません。
「ちょっと病産院に来たついでに、相談したいことがあって・・・」とかの口実を言う方もありますが、助産師は予約制で計画的に仕事をしています。
そういうのは、相手の都合を全く考えていないので迷惑です。
特に、出産が何人も同時進行していたり、学生さんの実習指導をすることもありますから、アポ無し受診は論外です。

②予約時間よりも早めに来院する・・・病産院の母乳外来でも助産院でも、初診であれば診察券の発行や、カルテの作成は必要です。
電話予約の可能なトコロであっても、その時そういう説明を受けなかったとしても、大人だったら普通に考えて分かりそうなことです。
問診表を書いてくださいと言われることもあります。
母子健康手帳を見せてくださいと言われることもあります。
病産院によっては、先に医師の診察があることも想定されます。
時間ギリギリに来て、そういうことが、限られた時間枠の中で出来ますか?
出来ませんよね!
次の方の対応開始時刻が大幅に遅れてしまい、業務に支障が出ます。
「自分さえ良ければ。」的な心理が透けて見えて、不快です。

③お子さんを連れて来てもいいか確認しておく・・・病産院の母乳外来や助産院には、基本、子守要員は居ません。
乳房マッサージをする際に、ギャン泣きのお子さんを放置するのは忍びなく、かといって、助産師が子守をしていたのでは、乳房マッサージは出来ません。
付き添いの方と来院してくださいといわれることもあります。
お子さんはどなたかに預けてきてくださいと言われることもあります。
お子さんを連れて来てもOKな病産院の母乳外来や助産院もありますが、感染る病気のお子さんを連れて来るのはマナー違反です。
感染る病気のお子さんが行くべきは、小児科外来です。
また、お母さんの都合優先で、断乳を強行された場合、お子さんはおっぱいに未練たっぷりなので、1回目の乳房マッサージの日に連れて来るのは、母として有り得ないと思います。
SOLANINは、お子さんに対しデリカシーの無さ過ぎるお母さんに対しては、大いに叱責し、乳房マッサージ中止で帰っていただいたこともあります。

・・・まぁ、せめてこの3項目くらいは、受診予約時に念頭に置いてくださいね。

2014年5月24日 (土)

集団健診の際の最低限のマナーとは?

集団健診に赤ちゃんを連れてくるお母さんには、病院・保健センター等場所を問わず、くれぐれも気をつけてほしいこと(=最低限のマナー)があります。
1つ目は、時間厳守
することです。
待たされるのが嫌だからというのは分かるけれど、時間に遅れてくると、その方のせいで、待ち時間がズレてしまう場合もあります。

2つ目は、汚れたおむつは持ち帰ることです
たまに、捨てさせて貰えるところもあるようですが、多くの市町村ではおむつは一般のごみとは分別されることも多く、処理にかかるコストも違います。
大丈夫そうな場所であっても、念のため「捨てさせてもらっていいですか?」と、確認しましょう。
3つ目は、母子ともに何らかの感染症の疑いのある場合は、絶対に健診会場には行ってはならない
ということです。

俄かには信じ難いでしょうが、あちらこちらの集団健診の会場で、ドクターや看護師さんや保健師さん達から聞いた話をさせていただきます。
症例①「1週間くらい前、上の子が水疱瘡だったのよね。丁度健診で小児科のドクターに診ていただけるから、赤ちゃんに出てきたこの発疹が、水疱瘡なのか、そうではないのか、聞いてみようっと!(笑)」というお母さんが居たそうです。
症例②「昨日から旦那も私も風邪を引いたみたいで、吐気があって白っぽい下痢もしているけど、今のトコロ熱発してないから大丈夫よね。」というお母さんも居たそうです。(おいおい、それって、ロタウイルス感染ではないのかな?)

もっと凄いのは、集団健診の待合場所にお父さん(小学校の先生をしておられる方だそうです)が来られた事件です。
あ、いや、お父さんが集団健診に来られたらダメというのではありませんから、早とちりしないように。
症例③そのお父さんに明らかにおたふく風邪の症状が見受けられ、看護師さんが確認すると「実は今朝、内科でドクターにそのように診断されました。」と、病識もあるのに、奥さんと赤ちゃんにくっ付いて集団健診に来たということなのです。
おたふく風邪と診断されたら、子ども達は登校も外出もしてはいけないことは、小学校の先生であれば先刻ご承知の筈です。
オトナだったら外出してもいいのでしょうか?
そんなわけないですよね?
自分の子どもを診て貰うためには、他の赤ちゃんやお母さん達に、自分の病気を感染させる恐れがあっても、厭な想いをさせても、知ったこっちゃないってことでしょうかね?
もしも、集団健診会場に心臓や肺の病気の赤ちゃんが居られたら、感染させたら生命に関わることを知らないのでしょうか?(汗)
・・・というような脳天気かつ自己中心的なことを言いつつ、健診会場に来られる方が居るそうです。

しかも、「集団健診は予防接種と同じく、健康な方が受けるものであり、病気の方が受けるのは非常識ですよ!」と叱られたら逆ギレする人も居るし、「周囲に迷惑かけることになるでしょう?」と、注意しても「へぇ~、そうなんですか?」と、暖簾に腕押しというか、罪悪感も何も無い人も居るそうです。

そんな自分しか見えていない㌧でもさんと同席して、大切な赤ちゃんに病気を感染させられたら、堪ったものではないですよね!
いやしくも当ブログの読者さんにはそんな人は居ないと思いますが、もしも周囲の赤ちゃんのお母さんかそういう発言が聞かれたら、「あなた、それだけはしたらダメだよ。」と、上記の理由を説明してあげてくださいね。
これに関しては、お節介上等ですとも!

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