☆かつての子育て経験から得た教訓

2015年4月22日 (水)

超短時間睡眠でも、毎日元気な子はスタミナちゃんかも?

2DKとか3DKのアパートやマンション、社宅や官舎等にお住まいの赤ちゃんのお母さんが1日1歩も外出せず、家事と育児に明け暮れていたとして、大体何歩くらい歩くのか、万歩計で測ってみたことがありますか?
私はあります。
何回測っても1000歩を超えることは稀でした。
オトナの女性が1km歩くのに要する時間は大体12分間かかります。
1万歩歩くのに要する時間は約1時間半かかります。
そう、7km歩くことになります。

個人的な昔話ですが、我が家の3人組は揃いも揃って赤ちゃんの頃からスタミナちゃんで、お昼寝は超短時間睡眠で、毎日家事が捗らずうんざりしていました。
特に長女H1は10ヶ月には達者に小走りする有り様で、大きなお兄ちゃん達の動きに付いて行ける子でした。
H1が1歳半過ぎになった或る日、私と子ども達3人連れで、1日ずっと外出していたことがあります。
公園で8時間くらい遊び倒し、お昼はバーコラの下で持参したおにぎりとお茶で済ませ、お昼寝はさせず、お買い物もベビーカーは使わず、何から何まで全て徒歩で過ごしたことがあります。
その日、ふと思いつきで、朝イチからスタミナH1に万歩計を付けたてみたところ、夜就寝までの彼女の歩いた歩数は・・・なんと24000歩を超えていました。
その日は生まれて初めてH1はメッチャよく眠りました。
もちろん私も爆睡しました。
1歳半過ぎのチビちゃんですから、オトナと歩幅は全く異なりますから、一概には申せませんが、オトナの女性に換算したら15kmくらい歩いたことになります。
 

オトナの女性が毎日15km歩くことはまず無いですよね?
毎日遠足しているようなものですからね。
そんなことをしたら、脚に実が入ってパンパンになりますって。(汗)

そこまでしたら、夜間良眠してくれるって、ウチのH1って、どんだけ体力が有り余っているの?ってことになりますよね? 

読者さんのお子さんで、「トコトコ歩くようになったのに、中々長時間眠ってくれない。」「しっかり遊ばせているのに、いつもお昼寝は超短時間睡眠で困るわ。」とお嘆きの方、もしかしたら、ウチのH1のようにスタミナちゃんかもしれませんよ。
お母さんは毎日消耗戦ですが、家事はほどほどに手を抜いて、頑張りましょう!

2014年7月29日 (火)

ロックアウトにご用心!その4

次男T2には散々ロックアウトされた私ですが、ご多分に漏れず車外ロックアウト(T2が車中で、車の鍵も車中で、私は車外で、全てのドアがロック状態)もされたことが2回ほどあります。(泣)
そういうわけで子ども達、特にT2を車に乗降させる時は、常に油断ならないものでした。
当時はT2と長女H1を連れて一緒に移動することが多かったので、H1が鍵に興味を持ち始めた頃から、あらゆる鍵の開け閉めを教えることにしました。
ベランダ然り、玄関然り、WC然り、車然り、おもちゃの金庫も然り、普段使わない南京錠も然り・・・T2はパニックになり易かったので、なかなか解錠を教え込むことが難しく(←教えてその場では解錠出来ても、イザという時には泣いて出来ない・・・)、こうなりゃ年の近いH1に教えればいいのでは?という、なかばヤケッパチな発想でしたが、これが見事当たったのです。

あの頃の愛車は、パワーウィンドウや集中ドアロックではなかったのですが、平時にドアロックを摘まみ上げて解除したり、ハンドルをグルグル廻して窓を開ける練習を、遊び感覚で日課のようにすることにしました。
ある程度確実にできるようになったら、車外から私がゼスチュアして、その指示に従うというやり方に変えました。(もちろん練習ですから、安全性を考え、車の鍵は車外の私が持っています。)
言い聞かせもしました。
 

或る日、私は不覚にも3回目の車外ロックアウトをされたのですが、その日、練習の成果が発揮されました。
T2は相変わらず泣いていましたが、H1が座っている側の窓の外から例のゼスチュアをしたら、H1は何事も無かったように、すぐに窓をスルスルと開けてくれたので、私は難なくドアロックを外すことが出来ました。
H1は当時1 歳7ヶ月だったと思います。
危機管理(←ちょっと大層な表現ですが)に関することは、掛け捨て保険のニュアンスで、年齢に関係なく同じことを兄弟姉妹に教えておくことは、有意義かもしれないと実感しました。

2014年7月28日 (月)

ロックアウトにご用心!その3

通常、ロックアウトは締め出しの時に使う言葉ですが、今日お話しする次男T2の場合、逆ロックアウトというヤツかもしれません。

逆ロックアウトなんて聞いたことがない言葉ですか?
そりゃあそうです。
今、この記事を書こうとして、SOLANINの頭の中に浮かんだ言葉ですから。(爆)
で、実際に合った話なのですが、或る日家族そろってリフレッシュのため、まちの温泉施設に行ったときのことです。
長男T1は旦那に男湯に連れて行ってもらったのですが、T2と長女H1は私が女湯で入れることになったのですね。
子ども達を裸にして、当時2歳のT2を脱衣所に設置してあるWCに行かせました。私も服を脱ぎ、H1を抱っこしてT2に「出てきなさいよ~。」と、声掛けしながらWCのドアノブを廻そうとしたら、鍵が掛かっているではありませんか!
 

「えっ?T2め、またやりよったんか!」
生協さんの仕分けの時の記憶がフラッシュバックしました。
でも、温泉施設のWCの鍵なんて、私は持っていませんから、さて、どうしたものか?
たまたまそこに、脱衣所の掃除の方が来られたので、事情を話し、何とかドアを開けてもらえないかと頼みましたが、「それはお母さんが呼びかけてあげないと。そうすれば、出てくるんじゃないですか?」とのこと。
あ、いえ、ウチのT2は立て籠もり犯ではないのですがね。(汗)
当然ながら、何回呼びかけても泣き叫ぶばかりで、一向にドアを開けやしません。
埒が明かないので、私とH1は脱いだ服を着て受付に行き、事情を話しました。
そしたら、ようやく親身な対応をしていただけました。
直ぐに大きな脚立を持った方が来てくださり、ドアの上からWCに入って解錠して、T2を出してくれました。
T2がロックアウトした時から、35分が経過していました。
リフレッシュのための温泉だったのに、入る前に逆ロックアウトで足止めを喰らうなんて・・・旦那と風呂上がりの待ち合わせの時間が決まっていたので、急いで乳幼児2人をゴシゴシと洗い、さっさと上がって来ました。
もっとゆっくり温泉に浸かりたかったのに・・・やれやれ。(涙)
鍵を触りたがる2歳児には要注意です。(To be continued)

2014年7月27日 (日)

ロックアウトにご用心!その2

ロックアウトされたお母さんはちょくちょくいらっしゃるようですが、かくいうSOLANINも、やられたことがあります。
次男T2に・・・です。

昔団地暮らしで生協さんをしていた時、いつも共同購入品の仕分けを我が家の玄関前の階段下でしていました。
実はその前の週、ウチのT2はご近所さんの購入された平飼い卵を勝手に触り、落とし、割ってしまいました。
さらにその前の週は、ご近所さんの購入されたお菓子を勝手に開けて食べようとしました。
いくら2歳児でもやっていいことと、いけないことがあります。
長女H1をおんぶしながら仕分けをする母の目を掠めて、碌でもないことを繰り返し、その度に叱り、ご近所さんに平謝りして・・・が連続したので、さすがに私もうんざりで、玄関で靴を履こうとしているT2を置いて、仕分けのためにさっと外に出たのですね。
T2の泣き声がしましたが、これ以上ご近所に迷惑をかけたくないし、その週は注文品が少なかったから、チャッチャとして、直ぐに家に入れば5分以内で済むので、T2を外に出しませんでした。
玄関のドアをバンバン叩く音がしましたが、ホントに直ぐに済んだので、「ごめんごめん、もう終わったから開けてあげるね。」と、言いながらドアノブを回そうとしたら・・・ドアが開かないのです。
T2、泣きながらドアをバンバン叩いていましたが、何かの拍子にドアの鍵をカチャンと廻してしまったようです。
はい、H1をおんぶしたSOLANINは、玄関の鍵を持っていません。
見事にロックアウトされてしまいました。(汗)
この仕打ちは、外に出してもらえなかったことの逆恨みか?
T2め、やりよったな。(怒)
 

けれども、幸い我が家は1階でした。
キッチンの小窓を換気のために開けていたので、ご近所さんにH1を抱っこしてもらい、脚立を借りて、小窓を2枚とも外し、入りましたよ、そこから。
ご近所さん曰く、空き巣の犯行現場にしか見えない、怪しい光景だったとか。(スカートでなくてよかった。)

その時T2は、何をしていたかといえば、すっかり泣き止み、小窓を外して入ってくる母をニヤニヤ笑いしながら、出迎えてくれました。
母をロックアウトした反省ですか?
あの表情は・・・多分してなかったと思いますよ。
 

この時から、私はちょっとした外出でも、必ず鍵を持ち歩くようになったのは言うまでもありません。
しかし、T2のロックアウトはこれだけにとどまりませんでした。(To be continued)

2014年7月26日 (土)

ロックアウトにご用心!その1

既に先日、次男T2の脱出劇を書きましたが、今週は、私と同じ団地に住んでいた知人のエピソードを、書かせていただきます。

或る日の午前10時過ぎ、外出しようとしていた私は、高い所から、「誰か、助けてください!」という声が聞こえてくるのを察知しました。
最初はよく分からなかったのですが、目を凝らすと高層階の知人が、ベランダで叫んでいます。
「どうしたの?」と聞いたら、「●●(お子さんの名前・2歳児)にロックアウトされちゃったんです!」とのこと。
「ロックアウトって、ベランダに出てるだけじゃん。大層な・・・」と思ってしまいましたが、知人は必死の形相です。
 

その団地のベランダは、ドア式になっていました。
その日は風が強かったから、知人は●●ちゃんがベランダに出ないようにと、わざとドアを閉めて、洗濯物を干していたそうです。
そしたら、●●ちゃんは、お母さんが鍵を掛けたかと勘違いして、ドアの鍵をを開けようとして、ガチャガチャしているうちに、お母さんをベランダにロックアウトさせてしまったらしいのです。
そして、●●ちゃんは、完全にパニックになってしまい、開けてとお願いしても泣き叫ぶばかりで、どうにもならなかったそうです。

私は、「それじゃあ玄関から入って開けてあげる!」と言って知人の家のある階まで上がって来たものの、肝腎の玄関の鍵が掛かっていて入れません。。
「ひゃ~、どないしょう?」と、逆戻りした私は、知人に、「玄関は閉まっていて入れなかったわ。どうしたらいい?」と聞きました。
知人は、「悪いけど、旦那に電話してもらえませんか?頼みます。」と言ったので、電話番号を聞き出して、速攻で知人の旦那さんに連絡しました。
 

旦那さんは、事情を説明すると、一瞬絶句していましたが、上司に頼んで帰宅させてもらい、玄関の鍵を開けて、奥さんを救出してくれました。
読者のみなさんもお子さんにロックアウトされないようにご注意くださいね。
2歳児は、何かの拍子に鍵を掛けるかもしれませんが、解除してくれるかどうかは分かりませんので・・・(汗)(To be continued)

2014年7月24日 (木)

10ヶ月健診の思い出(H1編)(若干改訂版)

この年になっても子どもの健診のことは不思議とよく憶えています。

なんとなく、振り返りたくなったので、長女H1のことから書いてみます。
3人共、運動機能の発達は早く順調でしたが、群を抜いていたのがH1です。
10ヶ月の時の移動手段は「トコトコ歩く」で、既に「はいはい」はしなくなりました。
物おじしない性格でしたが、男の人が超苦手で、抱っこされようものなら号泣していました。
「マンマ」「あーちゃん」などの単語も出てきました。
公園から帰る時はお友達に「バイバイ」していました。

さて、10ヶ月健診の時は小さいものを指先でつまむというチェック項目があります。
チェック項目は問診表だけではなく、保健師さんの前で実演しなくてはなりません。
いつもなら簡単に出来るし、褒めると繰り返しいつまでもやって見せますが、健診は寝起き直後でした。
生憎(あいにく)、H1は寝起きの悪い子で、その時もムスっとして反応が悪く、面識のない保健師さんを睨みつけています。
(因みに長男T1と次男T2の時は、小さい鈴を透明のガラス瓶に入れるやり方でした。)
とても小さいものを指先でつまむ芸当など出来そうにもありません。

それで、私も困ったなと思っていたら、保健師さんは徐(おもむろ)にお懐紙の上にコロコロとボーロを出されました。
そして、「どうぞ。」と、H1に勧めてくれたのです。
当時、ボーロが好物だったH1は保健師さんをガン見していたのに豹変し、にっこりしながらいつも通りに指先でつまんで、口にボーロを入れました。
しかも、愛想笑いをして暗に「もっとちょうだい。」と目で訴えていました。

保健師さんの前での実演による発達チェックは無事クリアーしました。
でも我が子ながら、何て現金な奴だろうかとも思いました。(笑)

追記:健診などでチェックされる項目というのは、基本的に「お手本を見せて,真似をさせる。」というやり方です。
従って、お手本を見たことが無いと、チェックの意図が分からず、実施困難なため判定不能となります。
また、その日その時の機嫌も重要です。
保健師さんも一見(いちげん)状態で、「する能力に欠ける。」のか、「チェックの意図が分からず出来なかった。」のか、「恥ずかしかったり、乗り気じゃなかったから断固拒否した。」のかを判定するのは難しいこともあるそうです。
であれば、健診でチェックされること(≒予め想定されること)を日々の遊びの中で練習させては如何でしょう?
勿論、嫌がらない程度に1ヶ月くらい前からボチボチのペースで。
お子さんの月齢相当の能力を順当に引き出してあげるために。
お子さんが健診当日に実力が発揮できるように。
老婆心ながら申し添えさせていただきます。
(2014年7月24日0時00分00秒)

2014年7月18日 (金)

非常の際はここを破って隣戸に避難できます。

あれは次男T2が2歳前のことでした。
T2は外遊びが好きなので、朝起きて直ぐに玄関に行き、家から出してくれと喚いていましたが、長女H1をおんぶして家事をこなす私にそんな余裕は無く、悪いけど次男を無視していました。
諦めたT2は、開け放っていたベランダに出て、柵を両手で掴みながら、次々と歌を歌っていました。

そして、30分くらい経った頃、私は洗濯物を干すついでに、少しはT2に構ってやらねばとベランダに出ました。
そしたら何と、T2が消えていたのです!
当時の我が家は、集合住宅の1階でしたが、ベランダに置いてあるのはエアコンの室外機だけで、それも壁側ですから、エアコンの室外機を踏み台にして外に出ることは不可能です。(ベランダの奥行も、柵の高さも各々1.2mあったので、2歳児では柵には飛びつけない。)
また、ベランダの柵の幅は10cmくらいですから、柵の隙間から脱出することも不可能です。
どう考えてもベランダの外に転落する筈はなく、なのにT2は煙のように消えてしまったのです。
この状況で何処に消えちゃったの?神隠しじゃないよね?と焦り丸出しの裏返った声で、「○○ちゃ~ん!」とT2の名前を連呼していたら、お隣の独身のお兄さんの、「お前何処から入って来たんや?」という声が聞こえました。
 

そうなんです。
T2は、「非常の際は、ここを破って隣戸に避難できます。」と書かれた石膏ボードの下の隙間(20cm弱の高さ)からお隣のベランダに侵入したのです。
非常の際ではなかったから、破らずに身をよじりながら・・・です。
そして、座敷わらしみたいに、お隣のベランダに忽然と現れていた模様です。

なんちゅうやっちゃ。
そこまでして、家の外に出たいんかいっ?
はぁぁぁ~(←溜息)きっと出たかったんでしょうね・・・
 

いわゆる集合住宅(団地や社宅)にお住まいの方で2歳児(以下)のお母さん、気をつけてくださいね。
外遊びが好きな子は、家の外に出るためだったら、何でもやってしまうバイタリティーがありますから。

2014年7月 6日 (日)

泣き虫さんへ!小児科なんて怖くないよ。

具合が悪くなり、小児科受診されたことのある赤ちゃんや小さいお兄さんお姉さんをお持ちのお母さんにお知らせします。
小児科のドクターになる方は、赤ちゃんや子どもが好きでなっておられる、志の高い方が殆どです。
しかしながら、赤ちゃんにとっても小さいお兄さんやお姉さんにとっても、小児科のドクターは怖い人、痛いことをする人として認知されることが多いかと思います。
確かに最初の出会いから、予防注射や点滴や採血や髄液の検査等、されたくないことばかりで、一度二度痛い目に遭うと、憶えてしまって、診察室に入って、まだドクターが何もしていないのに、頭の中に警戒警報が鳴り響き、号泣することも珍しくはありません。

 非常識なお母さんになると、ご自分の躾が行き届かないのを棚に上げて、「言うこと聞かなかったら、注射してもらうからね。(怒)」と、医療者を悪者扱いにされ、自ら悪循環に突入される方さえ居られます。 

でも、大半のお母さんは、「何とか診察くらい、号泣せずに受けることは出来ないものか?」と、考えておいででしょう。
だって、考えてもみてください。
聴診器なんて何処に当てても痛くないですよね。
舌圧子も暴れるから押さえるのでおえっとなってしまうのです。

 私事ですが、医療者の子どもって小児科受診でひと際声を張り上げて泣く子が多いので、私は独身のうちから、「せめて通常の診察くらい、泣かずに受けられるようにしたいなぁ。」と、考えていました。 

そのためにはどうしたらいいのか、知恵を絞ったのですが、一番はやはり慣れだと思ったので、通販で安い聴診器やペアンやピンセットやスポイドや舌圧子や血圧計等を購入し、普段からおもちゃみたいに自由に使わせていたのです。(もちろん先の尖った機械は危ないので、真横で監視していましたが。)
また、私費で白衣を購入していたので、たまにお家でも白衣を着て、「もしもしごっこ」をしていました。
聴診も打診も、ドクターの癖というかやり方を憶えていたので、同じようにしていました。
そして、「これはちっとも怖くないし、痛くもないことなんだ。」ということを体感させたのです。
もちろん診察前は「今日はお医者さんにもしもしとあっかんべぇをしてもらうのよ。」ということはくどいくらい念押ししてました。
上の子がそのやり方で、診察アレルギーを克服していたので、続く弟妹も上の子に習って、ギャ~ギャ~泣くことも無く、いつも笑顔で診察室に入って、大人しく診察してもらえるようになりました。

 なので、診察室ではいつも大いに褒めていただいていたので、子どもなりに誇らしいようで、「もしもしなんて痛くないから、泣かんでもええのに、あの子泣いてるね。」と違うお子さんが号泣しておられるのを2歳くらいから冷静に分析してました。
思い切って慣らしてみませんか?
ウチの子たちは3人とも、キャラは全然違うけれど、慣れたらどの子も大丈夫でしたよ。
試してみてね♪

2014年7月 5日 (土)

赤ちゃんの歯はまだ1本…ならば!

先日、“2回目のディフェンスライン突破!”という記事をアップしましたが、憶えていらっしゃいますか?
あの後、さすがに長男T1は次男T2の口に食べ物を入れることはなくなりました。
しかし、“恐怖の2歳児”を超える“無敵の3歳児”(多分こういう言葉は世間一般には無いと思います。記事の原稿を書いていて、何となく思い浮かんだ言葉です。)であるT1は、小さい頭で、策を練っていたようです。

来る日も来る日もT2のお口を抉じ開けて、サルのように歯が生えたかどうか確認作業を繰り返していたT1は、私よりも先にT2の初の乳歯の萌出に気が付きました。
そして、初の重湯を作って食べさせる際、「お味見したい!」と言いましたのでさせましたら、案の定、顔を顰めて、「うへぇ~、不味い!」「なんかドロドロやし。」と、思いっきり不満顔。
それどころか、「こんな変な味のモノ、赤ちゃん食べないよ。」「すももの方が美味しいからすももをあげようよ。」と、粘りました。
私は、「歯が生えたけど、まだ1本だからねぇ。」「あまり硬いモノは無理なのよ。赤ちゃんにはすももでも硬く感じるかもしれないよ。」と、宥めました。
「ふ~ん。そっかぁ。」と、T1は一旦は矛先を収めたものの、本音では得心がいかなかったのだと思います。
そして或る日、「無敵の3歳児」は、オトナの想像を絶することを思いつきました。
 

「お母さん、綿菓子だったら、溶けるから喉につっかえないし、歯が1本でも大丈夫じゃないかなぁ?」と、尋ねてきました。
理論的にはそうでしょうが、私はすかさず、「んなもん甘過ぎるし、虫歯になっちゃうから駄目に決まっているでしょう!」と、返しました。
普通はここで、ショボンとしてしまうトコロ、この日のT1は、2段仕込みで怯まず続けてきました。
「あっ、そう。だったら僕、どうしたら赤ちゃんが美味しいモノを食べられるか分かった!これなら大丈夫や!」と満面の笑みです。
何を言い出すのかと固唾を呑んでいたら、T1は、「これから赤ちゃんを歯医者さんへ連れて行って、入れ歯を作ってもらうの!」と、まるで、“何でこんな簡単なことに今まで気が付かなかったのだろう?”とでも言いたそうな表情で、自信たっぷりに宣言しました。
「えっ?赤ちゃんに入れ歯?」
なんちゅう発想!
私には思いもよらないセリフです。
残念ながら、赤ちゃんには入れ歯は作れないことや、仮に入れ歯があったとしても、使いこなせないことを説明しました。
ふぅ~やれやれ・・・
新生児の時からリンゴやポテチを食べさせられた(?)T2。
綿菓子を食べさせられそうになったT2。
もうちょっとで歯医者さんに連れて行かれて、入れ歯を作らされるトコロだったT2。(汗)
生まれて間もなくから、数々の受難続きのT2。
こういうお兄ちゃんが居たからか、ウチのT2はタフガイに育ちました。(爆)

2014年7月 4日 (金)

2回目のディフェンスライン突破!

昨日の記事で書きましたように、ウチの長男T1は生後3週目の次男T2のお口に林檎を捻じ込みました。
コメント欄に寄せられた質問の答えですが、T1とT2は3歳3ヶ月離れています。
それくらい離れていると色々なことが思い浮かぶようになって来るのでしょうね。
 

さて、T2はそれから3週間は無事平穏な日々を過ごせました。
もちろん、SOLANINはT1の監視を怠らないように、充分気を付けていたのは申すまでもありません。。
しかし、連れ合いの実家から自宅に戻り、普段のペースで赤ちゃんのお世話や家事をこなすようになったある日、そう、次男が1ヶ月半になった頃、それは起こりました。

 お休みの日だったと記憶しています。
隣接するリビングで遊ぶT1をチラチラ監視しながら、私はキッチンで用事をしていました。
一段落着き、さておっぱいタイムだなとT2の眠っている筈のベビーベッドに近付くと、何やら香ばしい匂いがします。
辺りを見ると、ポテトチップスのカケラが幾つか落ちているではありませんか!
この間おばあちゃんからいただいたポテトチップス、さっきT1にせがまれて食べさせた。
でも、テーブルの前で小皿に入れて食べさせたのに・・・
小皿には残っていなかったのに・・・
何で、隣の部屋にポテトチップスのカケラが落ちてるの?まさか!

悪い予感は的中しました。
次男のお口を抉じ開けると、中にはポテトチップスのカケラが入っていました。
そんなことをする輩はウチには一人しかいません。

 「あのね、お母さん言ったよね。赤ちゃんはおっぱいしか飲めないって。歯が生えるまであげちゃいけないって。おばあちゃん家で赤ちゃんに林檎食べさせて叱られたよね?なんでポテトチップス食べさせるの?こんなの塩と油の塊なんだよ。喉に詰まったら、赤ちゃんは死んじゃうんだよ。もうお母さんは許さないからね!バカバカ!」と、T1を叱りつけました。
すると、T1は反論してきました。
「分かってる。知ってる。でもね、お口パクパクしてたし、「欲しい?」って聞いたら笑ったんだよ。それは欲しいってことなの!喉に詰まったら死んでしまうってお母さんが言ってたから、僕は手でポテトチップスをモミモミして小さくしたんだよ。これなら喉に詰まったりしないから。僕だって考えてる。僕はバカじゃないよ。」と言い放ちました。

T1はT1なりに考えてはいるのです。
3週間前に叱られたことも憶えてる。
でも、やっぱり許せない!
私は半べそかきながら、T2の口を抉じ開けながら、頬っぺたの内側や、舌の上にくっついたポテトチップスのカケラを除去していきました。
そしてT1に言いました。
「赤ちゃんは歯が生えるまでは、食べ物あげたら喉に詰まるだけぢゃなくて、おなかを壊してしまうんだよ。小さくしても食べられないモノを食べさせたら、病気になってしまうんだよ。お医者さんに行かなきゃならないんだよ。まだ赤ちゃんなのに注射したり、お薬飲まなきゃならないんだよ。可哀想でしょう?だから、絶対にあげたらダメなの。「欲しい?」って聞いて、笑ってもダメなの。お母さんが「いいよ。」って言うまでね。」と。
T1さすがにしょぼんと反省・・・

 その後、うんちの確認もしましたが、幸いにも次男はポテトチップスのカケラを飲みこんではいなかったようでした。

 しかし、その日以降、毎朝起きるなり長男は「おはよう!今日はごはんをあげていい?」と私に尋ね、「おはよう!今日は歯が生えた?」と次男の口を抉じ開けて猿のように確認するのが日課になりました。
気持ちよく眠っているのに・・・問答無用で長男に口を抉じ開けられる気の毒な次男の受難の日々が始まりました。
そんな毎朝の確認作業の成果なのか、次男の初の乳歯の萌出に気が付いたのは長男でした。

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