混合栄養の方は母乳石鹸の作成は不可能なのか?
1つ前の記事で、消費期限切れの冷凍母乳の有効活用方法の提案として、母乳石鹸を手作りしましょうという記事を書きました。
しかし、画面の向こうで、「私は混合栄養だから、そんなストックした冷凍母乳なんて無いし、沢山搾れないから土台無理。」と呟くあなた、ちょっと待って!
確かに母乳石鹸の作成に必要な母乳はどのレシピを見ても170mlとか200mlとか途方もない量・・・(涙)と、思いがちですが、それは一気に搾ろうとするからですよ。
発想を変えてみましょう!
例えばペットボトルのキャップの容量が大体5mlですよね。
授乳前、赤ちゃんが咥え易くなるよう左右の乳輪を柔らかくほぐしませんか?
その程度だけ授乳前に搾ったら、大体5mlつまりペットボトルのキャップ1杯分くらい母乳が採取できる筈です。
それを1日に1回か2回行う程度なら、赤ちゃんにひもじい想いをさせたり、発育を妨げるほどの搾乳量ではないと思われます。
搾った母乳を中くらいのペットボトルやシール容器やMサイズのジップロック®などの冷凍が利く容器にひたすら継ぎ足し継ぎ足し入れて、地道に日々凍らせていくのです。
必要量まで溜まったかどうかは、クッキングスケールなんかで測定したら確認できますよね?
手作り母乳石鹸の良いところは、量産メーカーさんの作られた石鹸と違い、グリセリンが抜かれていないので、洗い上がりがしっとりしてお肌が突っ張らないことです。
お母さんの手肌だけではなく、赤ちゃんも洗ってあげられます。
出来上がった母乳石鹸の色味は、淡いミルクティーのようです。
出来上がる=使用可能になるには作業終了から1ヶ月は待ってくださいね。
余談ですが、ラップなどで密封し、冷蔵庫に保管したら10年でも20年でも持つそうです。
全部使わずに少しでも取り分けておけば、赤ちゃんが大きくなってから、プレゼントしてあげられますね♪